おはようございます。
「花盛り」(*^^)v
この時季、さくらの開花宣言なんかを耳にしますとどうしても「さくら」のことで気や目を奪われがち
ですが、目を少し転じますと私のエリアでは「菜の花」や「辛夷」や「雪やなぎ」も勢いよく、美し咲いて
おります。(^.^) この花々は今日の青空に映えてより一層私の目を楽しませてくれそうです。
私はこの季節が1年の中で一番好きな季節です。
「武士の一分」から・・
先日、「みちくさ映画鑑賞会」で藤沢周平原作 山田洋次監督 木村拓哉主演の「武士の一分」を
取り上げました。(この回の鑑賞会での余剰金で市の社会福祉協議会へ2回目の寄附が出来まし
た。\(^o^)/) 読者の中にはすでにご覧になった方も多いかと思いますが・・。
私が最も印象に残ったセリフがあります。正確にそのセリフを再現できているかは不安ですが、
主人公の木村拓哉が妻に「隠居して(今でいう早期退職)子供たちに剣術を教えたい。わしは常々
考えているのは、今の師匠たち(指導者)の教え方を変えたいと思っている。子供たちは一人一人
みんなそれぞれ考え方や体が違っている。だから子供一人一人に合わせて指導するのだ。
身の丈に合った着物を仕立てるように・・。それがわしの夢だ」 それを聞いていた下男のクソ爺が
(木村拓哉が愛情をこめてそう表現している)「わしの孫にも旦那様に教えてつかさい。そして旦那
様の竹刀で「バシッと」鍛えてください」のセリフに木村拓哉は「その「バシッ」がいかんのだ」と答え
ます。私はこの場面のやり取りで何故か自然と昨今の体罰問題を思い浮かべました。
この作品は2006年製作ですが、既にその時から今の世相を予見していたようで怖いような
感心するやら。(^_^.) もし今回の体罰問題に関わった指導者がこの映画を見ていたならば
あの体罰は起きなかったのではないだろうか?と思った私は考えすぎでしょうか?(^_^.)
映画は、木村拓哉が「毒見」で、毒に中り盲目と夢は叶わないのですが・・物語は別の方向へ
展開していきます。それも面白いです。お勧めの映画です。(*^。^*) (^.^)/~~~