碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

アメリカン・グラフィティ 「1962年の夏、あなたは、どこにいましたか」

2010-10-27 21:45:30 | Weblog
「アメリカン・グラフィティ」 1973年 アメリカ映画

1962年の夏、多くの登場人物が旅立ちを翌日に控えた夕刻から
翌朝までの出来事を追う、ひと夜のストーリー。
青春時代の甘味なエピソードが、タイトル通り落書き(グラフィティ)のように綴られる。

また、1970年代にヴェトナム戦争以前のアメリカの「楽しい時代」を描いたことにより、
戦争のトラウマを別の面から浮かび上がらせた作品。

ジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラ。
リチャード・ドレイファス、ハリソン・フォード、ロン・ハワード・・・
後に、それぞれその才能を開花させるスター達が奇跡的に作った映画でした。

見た事も、行った事もないアメリカの田舎町の、
ひと夜のストーリーに、入り込んで観ていました。
観た後すぐに、2枚組みのLPレコードを買いに行き、ライナーノートを
食い入るように読みました。
今日、30数年ぶりに、手に取り、ターンテーブルに
そっと乗せ、ゆっくりと針を置きました。

あのウルフマン・ジャックのDJが流れた瞬間、
1973年の自分に戻りました。
 
「1962年の夏、あなたは、どこにいましたか」・・・