碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

ニュース記事 「日本受け入れのミャンマー難民、第1陣の18人来日」・・・

2010-10-11 19:48:41 | Weblog
今日の伊勢は、晴れ。紫外線は強かったです。

NHKのニュースで、ミャンマー難民の来日を取り上げていました。
軍事政権下で翻弄され、難民なってしまった人々は、本当に辛く苦しいでしょう。
ミャンマーの難民だけでなく世界中で、当事国、受入国で問題が起きています。

番組の中で、ミャンマーから数年前に、日本に来て、ご主人に職が無く、奥さんもパート先で、言葉が分からずイジメにあった。(今の時代、言葉が分からないからイジメる?、人がいるのか驚きですが) 今は、ご主人が病気で手術をして、働けない、自分も持病があり、貯金を取り崩して、この先がどうなるか不安だ。・・との内容でした。  観ていて、ちょっと違和感を感じました。 住んでいるところは、清潔なアパート、ノートパソコンがあり、きっとエアコンもあるのでしょう。 手術を済ませられ、定期的に病院にも通い、生活保護も受けている。(因みに、都市部で生活するより、いろいろハードルもあるでしょうが、地方での第一次産業での雇用が良いと思いますが)   
中国残留孤児の人達の、社会復帰より手厚いです。
そして日本では今年の夏も、一人暮らしの高齢な方が、電気代も払えず、エアコンも無く、病院にも行けず、誰に気付かれる事無く、大勢死んでいます。 

アメリカでもヨーロッパでも移民問題が、大きな社会不安になっています。
難民、移民の人達がどこまで、受入国からの援助で満たされれば満足するのでしょうか・・・ 
日本国民自体、もっと困窮している人達も大勢います。中には、生活保護を貰えるのに貰わず頑張っている人達も大勢います。 
いろいろなNGO、NPOの団体も、サポートしているようですが、受け入れ側の国民が安定していなければ、社会は優しくはなれないでしょう。  
当たり前ですが、それぞれの国民が、生まれた国で生きて行けるようになるのが、一番の幸せでしょう。
(それが不可能だからこうなったという事は、充分理解出来てますが。)

それにしても人類は、この先も、ずっと国籍、国境、人種の壁を消せないのでしょうか・・・?