碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

外貨準備が物語る「介入資金による米債購入」、円高回避逆行に疑問の声・・・

2010-10-10 22:34:44 | Weblog
今日の伊勢は、晴れ。 台風一過のような朝でした。

前日、為替介入の事を書きましたが、今、他にいろいろな、メディア、サイトでも同じ疑問のコメントが、出てきています。

[東京 7日 ロイター] 財務省が7日発表した9月外貨準備状況は、政府・日銀が9月に為替介入で得た多額のドル資金を即座に米国債購入に充てていたことを示唆する内容となった。同時に米連邦準備理事会(FRB)の統計からも、同様の可能性が推測される。わずか2週間で多額のドルを売却して米債を購入したなら、米国債市場での金利低下を通じてドル相場を押し下げる方向で働いた可能性がある。運用の詳細は明らかにされていないが、円高回避の介入を実施しながら、一方で介入資金の運用でドル相場を押し下げる方向の行動があったのであれば、疑問だとの声も招いている。


某サイト 
「円高介入」名目で飼い主様に2週間で380億ドルを貢いで、いくらキックバックをもらえるのか?米国債買いつけの結果は「ドル下落」であり逆効果。

「円高介入」名目で、米国に2週間で380億ドルを貢いで、一部の権関係者は、いくらキックバックをもらえるのか? 米国債買いつけの結果は「ドル下落」であり全くの逆効果。毎度おなじみ、為替介入名目の米国債買い入れ。大手メディアが全く触れないので、国民は実情を知らないままです。

「円高を回避するためにドルを買う」までは一応筋が通っている。(もっとも、日本だけが単独でただの一度、二兆円を突っ込んだところで、効果は二週間足らず。)だが、介入の結果手に入れたドル資金を即座に米国債購入に充てていると分かった以上、これはすでに確信犯的「犯罪」です。

「米国債を買う」という行為は、「貧乏で金がなくて困っている米国に金を貸してやる」と言う意味です。その結果、米国債市場で金利が低下して、「ドル下落」を呼んでいるというのです。つまり、当局は、円高是正ではなく、米国に2兆円を「貸付」申し上げるのを目的に為替介入したということです。」 

日本は、明日は休日。 連休明けの朝に、また介入するかもしれません。
我々国民が心身をすり潰して働いた血税を・・・