碧き地平線の記憶

この小さき世界の中で

西暦 2010年の終わり

2010-12-30 21:31:44 | Weblog

アンドロメダ銀河

地球から約230万光年の距離に位置し、およそ1兆個の恒星から成る渦巻銀河。
直径22〜26万光年で、直径8〜10万光年である我々の
銀河系(天の川銀河)よりも大きく、局部銀河群で最大銀河。


僅か100光年先の、ひとつの星からの光が今、光ったとすれば、
その光が地球に届く時には、今,この地上に生きている人間は殆んど生存していないだろう。

西暦 2010年も終わる。

2011年も、己に与えられた限られた
生命の時間を、完全に燃やして行くのみ。

皆様、良い年を!

再会・・・大マゼラン銀河の果てで・・・

2010-12-24 22:21:01 | Weblog
「地球から16万光年離れた大マゼラン銀河で、
約400年前に発生した超新星爆発の残骸(NASA・ESA提供)。
ハッブル宇宙望遠鏡が観測し、鮮明な画像が19日までに公開された。
「シャボン玉」の直径は23光年・・・」

広大な漆黒の宇宙に浮かぶ、美しい生命体の様な環状の光。
宇宙の強い意思までも感じる。 生かされている・・・

このような、つたないブログでも、一日の終わりの
楽しみにしている、再開を、との方々の声を多く頂きました。
心から、うれしく思いました。
ですので、今夜から、新たに気持ちで(再会)します。 
気持ちの趣くままに、続けて行きますので
大切な、一日の終わりの時間、ひと時のお付き合いを・・・




乾いた風の荒野へ・・・・

2010-12-21 22:05:32 | Weblog
2010年も後、10日で終わります。

今年は個人的に、いろいろな事が重なった年でした。
第三の人生のスタートだと、感じた年になりました。
それで新しいスタートを踏み出したく、
今日で、楽眼堂から続いた、このブログの幕を引く事にしました。
今日まで、こんなつたないブログに、
付き合って頂き、本当に有難うございました。
また、いつか、どこかで、お会いする時があるかも知れませんが、
その時に、見つけて頂ければ、うれしいです。

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明日は、冬至です。
新しい季節の始まりです・・・

ゼンザブロニカ S2

2010-12-20 21:52:46 | Weblog
形式 6X6判 フィルム交換式フォーカルプレーンシャッター式一眼レフ
使用フィルム 120、220フィルム
レンズマウント バヨネット式ブロニカマウント
スクリューマウント(径57mm、ピッチ=1mm)
ブロニカ大型バヨネット
カメラボディの大型バヨネットにヘリコイド繰出ブロックを取付け、その先端のブロニカマウントに40mm・50mm・75mm・100mm・150mm・200mmの各レンズを装着する。それ以上の大型レンズと105mmレンズシャッター付レンズはヘリコイド繰出ブロックを取外しカメラボディの大型バヨネットに直接取り付ける。
ファインダー フレネルレンズ付、ピントグラス方式
ピントフード 着脱式・ルーペ付・プリズムファインダー、野外用ルーペと交換可能
焦点調節 ヘリコイド式・ストローク14mm・繰出リングの回転角250度着脱可能
距離目盛 繰出リングに75mmレンズ用目盛付・焦点深度目盛・赤外線補正マーク付
ミラー 降下式インスタントリターンミラー
絞り 完全自動絞り
手動絞り カメラボディの手動絞りボタンにより操作、焦点深度確認可能
シャッター 縦走りフォーカルプレーンシャッター
一軸不回転ダイヤル
B・1・1/2・1/4・1/8・1/15・1/30・1/60・1/125・1/250・1/500・1/1000・
X(1/40)
T(シャッターボタンロック操作による)
シンクロ 自動切換式 FP級バルブ=B・全速度(Xを除く)
        M級バルブ=B・1~1/125
        F級バルブ=B・1~1/15
        X(ストロボ)=X・B・1~1/15
フィルム交換 ボディーに完全連動する着脱自在のフィルムバック、引蓋安全機構
フィルム装填 スタートマーク合わせによるオートマット式、専用特殊中枠使用
巻上げ クランク又はノブによる・約3回転・セルフコッキング式
フィルムカウンター 自動復元式
120・220切換装置 切換レバーによる操作
外装 18-8ステンレス鋼板磨仕上

サイズ 100X100X140mm
重量 1,780g

完全機械式のカメラ。  
全て己の感覚のみ。
 

日本を食糧封鎖へ

2010-12-12 20:59:34 | Weblog
日本は,食糧の大半を輸入に頼っている。
今、食糧自給率向上は最重要案件である。
小麦、大豆などの主要穀物の価格決定権はNYにある。
食肉も輸入量は多く米国などに頼っている。
島国日本にとって蛋白源としての魚介類しか頼る物がない。
魚介類は先物市場に影響されない。
そこで彼らは、そういうものに規制かけてくるのだ。
NY商品先物で、取引されていないものを、
主要な食料とする事は、日本の唯一の防衛策だから、
それを何としてでも破りたい。
その一つが、マグロや鯨の漁獲規制の手口だ。
シーシェパードやグリーンピースも、
そういうグループの使いっぱしリで動いている。
彼らは、日本の食料上の逃げ道を断とうとしている。
彼らが管理する穀物や食肉を握られれば、日本は奴隷になる。
日本政府は、これから食糧不足は確実だというのに
民間の産学に、まかせっきりで自分達の保身と政権争いに、明け暮れている。
その無能と無責任さに怒りを覚える。
国民は、今こそ気付き行動しないといけない。
為政者達は、国民を護ってはくれないのだ。

森山大道 「津軽」

2010-12-11 21:43:01 | Weblog
「目の記憶」
「津軽平野は、四季を通して風の強い土地だったという記憶が僕にはある。
かつて、なぜか<五所川原>という町の名がしきりに気になりはじめ、引かれるように写真を撮りに出掛けたことがあり、その後もしばらくは、なにかにつけ津軽に立ち寄ることとなった。
木造、黒石、金木、車力、十三と、イメージをかきたてる不思議な名の町々ばかりで、それら風景の中を、僕はカメラを片手に、やはり風のように擦過していた。
眼科医院の看板が、やたら目についた印象が今でも残っている」

2010年10月5日 森山大道

北への体質的な指向を口にする森山は、1970年ころから度々北海道・東北地方を訪れて撮影を行い、1976年に青森県五所川原市と周辺の津軽平野の町々で撮影した作品は、同年5月に東京のニコンサロンで個展という形式で発表。オリジナル・プリントを展示した、森山にとって初めての個展「遠野物語」(1974年)とともに、「五所川原」は、それまで雑誌媒体を通した作品発表にこだわり続けた自身のスタイルからの転換点といえる作品。

この写真集を手にした時、胸に反芻するものが浮かび上がって来た。
自分には、皮膚の記憶だ。


ハゲタカ(禿鷹) コンドル

2010-12-10 21:06:11 | Weblog
ハゲタカ(禿鷹)- 鳥類のハゲワシ類またはコンドル類の俗称。
コンドル科はタカ目 Accipitriformes の1科である。現生科ではタカ目(ハヤブサ目 Falconiformes を除く)の中で最初に分岐し、残りのタカ亜目に対し単型のコンドル亜目に分類される。ただし化石科では、中新世/更新世のテラトルニス科がコンドル亜目に含まれる。

ちなみに「ハゲタカ」という鳥は存在せず、、『コンドル類』や『ハゲワシ類』を併せた俗称として「ハゲタカ」という言葉が使われているんだ。
ハゲタカは『屍肉食者(スカベンジャー)』ゆえに、その鋭い嗅覚で、屍骸をあさるため「おこぼれを狙う人」というような比喩で使われることが多いが、実際に自然界では屍骸を処理してくれる生物がいることで、腐敗による病気の発生などを防ぐ重要な役割を果たしている。

日本では、ドラマの「ハゲタカ」で、(内容は幼かった)
その呼び名が、また悪くなってしまったが、
本物のワシやコンドルが、悠然と空を飛ぶ、その姿は孤高で美しい。
高く飛ぶ、その目で、地面を這いずり廻る人間達を
どう見ているのだろう。

ブチハイエナ 本当の自立

2010-12-09 18:21:05 | Weblog
ハイエナ(=ヒヤエナ)はネコ目(食肉目)ハイエナ科に属する動物の総称である。長い鼻面と長い足をもち、イヌに似た姿をしているが、ジャコウネコ科に最も近縁である。

「一般にハイエナには、「サバンナの掃除人」として死肉を漁るという印象が強い。実際、中型のカッショクハイエナやシマハイエナは、狩りをするより腐肉をあさることの方が多いが、ブチハイエナの食物は、(腐肉も確かに含まれるものの)大半が自分たちで捕えたものであり、狩りで仕留めた食料をライオンに横取りされる場合が多い。他の動物が掘った巣穴に住み、
巣穴の回りには動物の骨などが散乱している。
この骨は非常食である。ハイエナは、硬い骨も噛み砕けるほど顎の力が強い。食料が無い時には、これらの骨を食べ飢えをしのぐ。ハイエナの群れのリーダーはメスであり、メスのリーダーの長女が群れのリーダーを継ぐことが常識的になっている。そのため、オスは群れの中で順位が低い。」

このハイエナほど、イメージの悪い動物もいないだろう。
だが、所詮、人間が勝手に付けたレッテルだ。
当の、ハイエナ達は、己の生存を賭けて、一瞬、一瞬を必死で生きている。
一部の人間達(政府?)が、決めた囲いの中で、右往左往して
日々、諦め、飼い殺しになっている、どっかの国民より、
ずっと、「尊厳」を感じる。
賢い番犬と頭をなでられるより、ハイエナと呼ばれるほうがいい。
あるべき姿は、本当の自立だ。

コヨーテ  「歌う犬」

2010-12-08 22:16:01 | Weblog
コヨーテ(ナワトル語: coyōtl 「歌う犬」[要出典]、
スペイン語: coyote、英語: coyote)
ネコ目(食肉目)イヌ科イヌ属に属する哺乳類。
オオカミに近縁で、形態も似るが小型。

コヨーテはアメリカ先住民の間に伝承される物語などに、賢明で頭の良い動物として登場する。このイヌ科動物の生息地はかつて主に広大な草原や砂漠だったが、現在はアメリカ大陸の森林や山間部になっている。ロサンゼルスのような都市部にさえ住みついており、いまでは北アメリカ全域で見られる。その高い順応性のためか、コヨーテの個体数は高い水準を保っているようだ。
 
 順応性が高いのでほぼ何でも食べる。 ウサギや齧歯(げっし)類、魚、カエル、シカなどを捕食する。さらには昆虫やヘビ、果物、草、腐肉さえ食べる。ヒツジや仔ウシ、そのほかの家畜に加えてペットも捕殺するので、多くの牧場主や農民がコヨーテを害獣と見なしている。
 
 鋭い視覚や強力な嗅覚という点でもコヨーテは突出している。時速65キロまで急激に加速して走ることができる。 秋から冬には、より効果的に狩りを行うために群れを作る。家族の絆は強い。メスは春に巣穴にこもり、2〜3頭の子どもを産む。 両親で子どもにエサを与え、縄張りを守りながら子育てをするが、 1年後の秋までには、子どもは自力でエサを捕ることができるようになる。

 コヨーテはオオカミより小さく、ソウゲンオオカミと呼ばれることもある。独特の方法で情報を伝達し、これが夜中の大合唱へと発展するのである。

一般的に、日本でも、コヨーテのイメージは悪い方だろう。
だが、どの動物も当たり前だが、生きて行かなくてはならない。
ある部分、自分もこの、コヨーテの様に
生きて行こうと思う。