ラックストーン・レコード雑記帳 - アート・和菓子・音楽

ラックストーン・レコード主人、山口'Gucci'佳宏がアート、和菓子、音楽などなど、徒然なるまま書き綴る、まさに雑記帳。

今日の美術展 [平成二十二年五月十九日]

2010年05月19日 | fine arts
大阪滞在二日目。14時までフリーだったので、ふたつの展示に訪れました。こうして関西の展覧会を見ることが出来るのは幸せですね。恐縮です。

写真は大阪城公園近くの森ノ宮近くを歩いていて見かけた店舗の商標。素敵なタイポ!! で、「大阪ホーマー」って? 調べたら野球用品を扱う会社でした。

大阪ホーマー → http://www.h2.dion.ne.jp/~bonanza/

0248) 昭和のおもちゃとマンガの世界 北原照久 大コレクション展 於: 大阪歴史博物館
自己期待度 – 乙
自己満足度 – 甲
自己不満度 - 戊
自己関心度 – 甲
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 甲
言わずと知れた玩具コレクター、北原照久氏の一大コレクション展。もちろん、とても面白かったです。やっぱり、形があり手に取って遊ぶ昔の玩具は素晴らしい。作る方の工夫が伺えるし、そして遊ぶ側、子供の創造性を養う力があると思います。今回の展示では特に漫画や雑誌の表紙絵、玩具の外箱等のイラスト等に目が行きました。あと、ビクター社の大型店頭ポップ、ホントに「欲しい!!」と、その場で思わずひとり言をつぶやいてましたね。

大阪歴史博物館 → http://www.mus-his.city.osaka.jp/

0249) 死なないための葬送 – 荒川修作初期作品展 於: 国立国際美術館
自己期待度 – 丙
自己満足度 – 乙
自己不満度 - 丁
自己関心度 – 乙
自己推薦度 – 乙
自己趣味性度 – 乙
現代アート作家、荒川修作氏による1950年代終りから60年代初頭に於ける奇妙な立体作品の数々が並ぶ展示でした。棺桶の様な箱に入った物体はグロテスクでありエロティックさも感じる気がします。自分には、それ等の作品が人の様々な意識の澱が固まり葬りさられる様を表現していると思えました。人間の深層心理の様ではないでしょうか? とても興味深く、いろいろと考えさせられましたね。

国立国際美術館 → http://www.nmao.go.jp/

展示に対するレポート方式の詳細・説明はコチラで。


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