現の証拠と丸葉縷紅草

ゲンノショウコ（現の証拠）は

飢饉の際に食べたところ下痢が治った事から　薬草として認められ



昔から下痢止めの薬草として使われてきたそうで






名前の由来は食べると即　薬効が現れると言う事で「現の証拠」なのですと





ゲンノショウコは日本各地の草原や路傍に生えて高さ数10cmになる多年草ですが

我が家にも　咲いていて　雑草とは言っても可愛い花なので

なるべく抜かずに咲かせています

茎は細く他の植物にもたれるか地表を這って

花は紅色と白色があり　紅色は西日本に多く　白色は東日本に多いそうですが

我が家（石川県金沢市）では混生している様です

花の後に槍のような実をつけますが本当の実はこの中にあります

実が熟すと　お神輿の様に見えてなのか　ミコシグサ（神輿草）という
別名が付いています　残念ながら未だお神輿には成っていませんが

ゲンノショウコに紛れて同じ様な ↑　↓　感じの花が…と良～く見たら

こちらは4枚の花びらのアカバナユウゲショウでした。
涼しくなって　また咲いてきたみたいです


マルバルコウソウ（丸葉縷紅草）

朝顔のような形の　小さな小さな花が咲いています

似た形状の花で　園芸種のルコウソウ（縷紅草）はハッキリと星型の花で

直径2cm位　葉も細い羽状に細裂してます　もう一つ

ハゴロモルコウソウ（羽衣縷紅草）別名モミジバルコウソウの
花の色は真紅　葉は羽状ですが　ルコウソウより幅が広いです

マルバルコウソウとルコウソウの交配種がハゴロモルコウソウ
なのだそうです。

以上の事から　このマルバルコウソウは自生種なのでしょうねぇ

雑草の茂るなかで　濃いオレンジ色の花は小さくてもトテモ目立っています。