せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

ウメモドキ(梅擬)

2009-10-25 18:47:01 | 
ウメモドキ(梅擬)  モチノキ科


ウメモドキは淡紫色(稀に白色)の花が5月~7月に咲き花の直径は3~4mmですが

葉の付け根にかためて咲き あまり目立ちません

初秋に径5mmほどの球の実が熟し始めて 秋から冬にかけて長い間きれいです

ウメモドキの赤い実は小鳥が好んでついばむ果実でもあるそうで



そう言う点では 野鳥を呼ぶ庭木とも言えるかもしれません

赤い実が綺麗なので

主に実を鑑賞する庭木として玄関脇や池の端 灯籠周り添える木
(灯障【ひざわり】の木)として 植えられていて

ウチの近くでも沢山の木を見る事が出来ますし

枝ぶりも繊細で生け花には良く使われているからでしょうか

花農家の畑にも植えられています

雌雄異株なので みんな 雌木なのでしょうね

11月の始め頃までは葉が残っていますが 11月の終わり頃には落葉して

葉が落ちた後は ひときわ赤い実が目立ちます



果実が熟すと黄色に色づく「キミノウメモドキ」や果実が白い「シロウメモドキ」

ウメモドキに似ているが葉の裏に毛が生えていないなどで
見分けることができる「イヌウメモドキ」などの仲間があります。



野生のウメモドキの中でも 特に果実の大きなものを選んで
繁殖・育成した「大納言」がよく知られています

そのほか園芸品種では直径1.5mmほどの果実をびっしりと付ける「コショウバイ」
と言うのも仲間だそうですが

枝にぶら下がる様に長い柄を伸ばしてその先端に赤い実を付ける
「フウリンウメモドキ」オクノフウリンウメモドキ(モチノキ科)
と言うのは ネットで初めて知りましたが とても可愛らしいものでした。


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