せっかくですから・・・

色々な花と出会い、出来事にも・・折角なので綴ってみました。

大腸ガン検診と胃ガン検診

2008-09-27 18:51:23 | 日々の暮らし
記事とは関係無いけれど
野山で道端で咲き始めたミゾソバ
大腸ガン検診と胃ガン検診
(こんな検査に関係無い人は 読まないで下さい。)
大腸ガン検診(便潜血検査)結果出血が認められ、陽性(+)
胃ガン検診(ペプシノゲン検査)結果出血が認められ、陽性(+)

との通知書が来たので、
二つも陽性では チョッと放って置けないかぁ~

4年前位にも
検便で陽性と言われて居たのに放っているし
嫌だけど一度は内視鏡検査しないとダメ?と
覚悟して、クリニックへ・・

「どうせ嬉しい事じゃ無いのだから一度で済ませちゃうか」
との医者の言葉で予約

検査当日まで17日間の、徐々に高まる不安と恐怖
初めてなので 心配でネットのブログを読み
どんな手順で どんな目に遭うのかを熟読。

お陰で とても楽な気持ちで受ける事が出来
又一つ ネットの有り難さを痛感! 感謝です。

で、誰か一人でも私の経験が役に立つならと
その顛末を 記してみますが・・・
気持ちワリィ~~箇所が多々有るので
こんな検査に関係無い人は 読まないで下さい。


用心して検査前日からの食事制限を3日前から
消化良い食事を心がけ

指定された前日は
朝食、昼食、全粥の目盛りで炊いた粥に梅干のみ
17時に200ml以上の水・・は300mlのポカリスエット飲み
夕食 五分粥(此方の方がより水っぽい)と梅干
20時に200ml以上の水・・は400mlのポカリスエット飲む
21時
(寝る前との指定だが、胃の方は21時以降飲食不可なので)
シンラック(下剤)10mlを200ml以上の水に入れて飲む

検査当日
5時起床 6時までに病院へ
着いて直ぐ血圧計測(124-81) その後吐き気止め1錠と
経口腸管洗浄剤(ムーベン)2L

2Lは辛いとの記載が多かったけれど
味は薄めすぎたポカリスエットみたいで冷えていたので
冷たい内に飲んだ方が飲みやすいと思い

朝から一切 何も飲んでないのだから
300ml入りほどのマグカップで グビグビ
20分で、1L飲んでしまい その後は時計を見ながら
ゆっくり 
1時間かけてとの事なので 楽に時間内に飲み終え
お腹はプックリ膨らんでは居るものの

粥腹の所為か 前日からお通じが無く
何度か試しにトイレに行ってみたのに
全く もよおす気配が無いので
誰も居ない病院の外来の中をウロウロ歩き回り

飲み終えて30分経過した頃
いよいよ開始

普通のお通じの後、軟便に続いて
黄色い温水が・・
断続的に出るし、意志と係わり無く出続けて

トイレから出られません~ウヒャァ~

粗相をするかも?と 
代えの下着は持参しては居ますが
下り物用のパッドを使用していて
この方が 気が楽です。
(ちなみに粗相はせずに済みました)

結局
トイレからベッドに戻れたのは8時
何度かトイレに。徐々に色は無くなり

9時10分 消泡剤(薄甘い液)を飲み
10時には、色の無い水の様になり
看護婦さんが 目視で確認後
点滴開始
(下痢をしてるので 水分を補給する為
 検査終わるまで するのだそうです)

検査時刻の
10時30分に丁度すっかり出切った様です。

10時30分検査開始
下半身は全部脱いで
用意された お尻の穴辺りに穴の開いた半ズボン
のような物を穿いて
左下に横たわり(右手に点滴ある為)

モニターはベッドの左と足元に有るが
近いし蛍光灯が写りこんで居たので
看護婦さんの目を盗んで見やすい角度に
チョッとだけずらして・・・

「ぼんやりする薬使いますか?」と聞かれ
「折角なのでモニター見たいです」と私
「じゃぁ痛かったらその時使いますね」と医者

「始めますね」と医者
ゼリーを尻の穴に結構乱暴にグリグリ
グイッと挿入され ぐりぐり進んでる様子が
体でも感じ モニターでも見えるが

予想していた程痛いとかは 無く
「大丈夫ですかぁ」の声に
「痛くは無いけれど気持ち悪い感触」と私

そうして居る間にもモニターには
どんどん進む
TVで見た事のある腸内の様子が・・・

突然、ぐいっと止まりぐいぐい押すけれど
進まず「痛い痛い痛い痛~い」と私

「お腹の手術した事ある?」と医者

(カルテ見てないの? と思いながら)
 「卵巣片方取ってます」と私
「お腹切った事あると よくある事だけど
 癒着していて 通りにくいんだよね~」

「仕方ない 薬打って」と医者
看護婦さんが慌てて
「点滴の中に 薬注射するので
 体に入る手首の
 点滴の刺さった所が痛みますよ」

言い終らない内に、吃驚する程の痛みが・・
その間にも医者はぐいぐい押し進めようとして

「手首も痛い お腹も痛い 痛~~いっ」

そして天井を向く体制になり
それから少しボンヤリして
意識はあるけれど 痛みは薄く

数分の後「はい 終わります」と
ずぼっと抜かれたのでした。
しかし
所要時間は案外短く総じて
割と楽に終った感じの上
ポリープも無く異常なしと言うのが
何よりでした。

そして 間髪を入れず
「はい今度は胃カメラですよ~」
胃の中をキレイにする薬コップ一杯飲み

「右手に点滴したままなので逆に
 足だった方に 頭持って来てね~」
と医者と向き合って横たわり

喉に苦~い薬ふくみ
その後マウスピースの様なのを銜え
カメラ挿入
四回ほどオエッとしたけれど
後はスムースに数分で
そのスピードで見つけられるの?と
思う程早く進み
「はい 終りましたよ」と

口の中は嫌な味が残っていたけれど
これで終わりと言う幸せな気持ちで

「カルテ持って診察室に行って下さい」の
看護婦さんに
「ありがとうございました」と心から
お礼を言って
まだ ふらつく足取りで別棟の診察室へ

結果は胃も大腸も異常無しでしたとの事
両方同時に検査したのは正解だったと思う

料金は本日 \8,740- でした。安いと思った。
土砂降りだったので
往復タクシー使ったが
合計しても
以前 マンモグラフィーで要精検と言われて
乳がんの検査した時より
ずっと安く済んだのだった。
乳がんの再検査も結果は異状無しでしたけど。

再検査で異状無しは
とても有り難い事なのに
何故か
チョッと損した気になるのは
友達に言わせると「バチ当りなっ!」
そうです。

長々とつまらない話で
最後までお読み下さった方がいらっしゃったら
ごめんなさい
そして ありがとうございました。

出来れば二度と したくはないけれど
しなければならない人は
思うより 簡単かもしれないので
頑張ってください 大丈夫ですよ