12月24日(火)
3連休の翌日が終業式という、変則的な形になった平成25年度の2学期最後の日。
授業時数を確保することや、給食日数を同じ鎮西給食センターから配食している打上小、佐志小とそろえることなどの理由から、給食を食べたあとの5校時目に、終業式を行いました。
冬至を過ぎ、また、太陽の出る時間は少しずつ早くなり、日一日と昼間の時間は長くなってきました。
寒さはまだまだ厳しいけれども、きっと暖かい春はやって来る。
そういう元気やエネルギーの湧いてくる感じがすることを、昔の人は「一陽来復」と呼びました。
身の回りの大掃除をしたり、1年間のことを振り返ったりと、心身の整理整頓ができたら、玄関にしめ飾りを飾って、年神様に「新しい年を迎える準備ができましたよ」ってお伝えするのが、日本の昔からの習わしです。
みなさんも、そうやって新しい年を迎える準備をしてください。
きっと、笑顔にあふれた新しい年がやって来ることでしょう。
そういった話を、子どもたちにしました。
ちなみに、子どもたちが帰った後、大志小学校にも、先日、市丸さんから作っていただいたしめ飾りを、ちゃんと飾りました。
終業式では、校長の話に続いて、生活の話がありました。
「時間、命、日本の伝統や文化。この3つのことを大切にして、冬休みを過ごしましょう」
ということを、子どもたちに伝えました。
また、生活委員会から「あいさつ運動」の成果の報告と表彰がありました。
生活委員さんを中心として全ての学級で取り組んだ「あいさつ運動」のおかげで、大志小学校のあいさつは、ぐっと上手になりました。
図書委員会から、多読者の表彰もありました。
いちばんたくさん図書室の本を借りて呼んだ子どもを、学年ごとに表彰してくれるのです。
いろいろなことをがんばった2学期です。
教室に戻って、担任の先生から、「あゆみ」が、子どもたちひとりひとりに手渡されました。
ドキドキしながら「あゆみ」を手にする感覚、いいですね。
「ありがとうございます」
しっかりとお礼を言い、両手でいただくことができました。
「あゆみ」には、子どもたちの頑張りや先生からの励ましが記されています。
成績や生活の様子、伸びた子もいれば少し落ち込んだ子もいることでしょう。
どちらであっても、これは、子どもたちが、小学生の時代をこのように過ごしたという、思い出の詰まったものです。
3学期が終わり、「あゆみ」が戻って来たら、一生の宝物として、大事にしまっておいてくださいね。