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耐恒寮の物語塾で発表

2013-12-21 | 日記

12月21日(土)

 

昨年8月から始まった「耐恒寮の物語塾」。

まちはミュージアムの会主催で、これまで4回開催されています。

これまでの内容を見てみると、

第1回 高橋是清と耐恒寮に学んだ人々

第2回 大島小太郎伝

第3回 高橋是清に学ぶ

第4回 城下町の夕暮れ散歩と食

 

そして、今日、第5回目。

「子どもたちよ、大志を抱け!~キミが未来の大島小太郎だ!」

というタイトルで、大志小5年生の子どもたちが、ワークショップの学習成果を発表しました。

 

 

会場となったのは、舞鶴荘。

今日の主役の子どもたちがやって来ました。

 

 

歴史を感じさせる、純和風建築の2階大広間です。

窓越しに、広い庭園。そして、唐津城や鏡山の借景も見事です。

こんなにすばらしい場所で発表できる子どもたちも、ほんとうに幸せなことだと思います。

 

 

実行委員から、はじめのあいさつ。

そして、紙芝居グループの発表が始まりました。

 

 

これまでのような学校での発表とは違い、多くの一般のお客さんを前にしての発表に、緊張ぎみな表情の子どももいます。

それでも、何度も練習をした「小太郎さんの気持ちになって読む」ところが、とてもうまくいったと思います。

 

 

紙芝居を鑑賞されたお客さんの声を紹介します。

「難しい本を読むより何より、この紙芝居を見たら、大島小太郎さんのことがとってもよくわかるわね」

「子どもたちのはっきりとした声が、とてもすばらしかったわ」

 

 

会場いっぱいのお客さんから、「よかった!」と満足の拍手をいただきました。

 

続いて、模型グループの発表です。

12月11日(水)から市役所1階ロビーに展示されていた模型を久しぶりに前にして、グループごとの発表が始まりました。

 

 

模型グループの子どもたちは、フィールドワークを行ってその場所の持つ歴史的な意味を学び、作品のデザインを考えていきました。

これまでの発表では、その部分をうまく伝えきれていなかったので、内容を少し手直しして、今日の発表に臨みました。

 

 

 

たとえば、近松座グループは、劇場という人の多く集まる所だったということから、カフェやわたがし屋さんなどを作るアイディアが生まれました。

桜馬場遺跡グループは、遺跡を伝える博物館を作り、そのシンボルのひとつ甕棺を収める地下室を設計しました。

 

 

5つのグループの発表が終わり、お客さんからの感想もいただきました。

お世話になった佐賀大学の田口先生、中島元校長先生はじめ、応援いただいていた多くの方々から、温かい期待と励ましの言葉をいただきました。

 

 

「唐津は、歴史がそのままみなさんのそばに息づいている町。こうした環境の中で育っている君たちは、都会の子どもたちに比べて、ほんとうに恵まれていると思います」

「大島小太郎さんのような、これからの唐津に新しい力を与えてくれるような人が、きっと君たちの中から出てきてくれると思います」 

 

今日の発表や、これまでの学習の経験は、きっと子どもたちにとって大きな宝物となることでしょう。

こうした宝物を与えてくださったすべての皆さんに感謝します!

 

追伸。

今日の発表などの模様は、「チャンネル唐津」の特集番組として、来年2月か3月に報道される予定です。

お楽しみに!