12月19日(木)
学校の中に、新藁のいいにおいが漂っています。
今日の午後、2階多目的ホールで、5年生の子どもたちが「しめ縄づくり」に挑戦しました。
講師は、鏡の市丸さん。
中島前校長先生とのご縁で、大志小学校にお出でいただくようになったそうです。
まず、縄をなうところを見せていただきました。
子どもたちは、達人の技に、見入っていました。
子どもたちがすでに手に持っているのは、藁の束を十文字に差し込み、その一方だけをなってあるものです。
「こっから作るけんね。よう見とかんば」
10本ずつぐらいの束にしたかと思うと、黄色いひもですいすいと編み込んで、たちまち羽を広げた形が出来上がりました。
まわりをハサミで整えて、首を作り、ミカンとウラジロと国旗をつけると...
はい、出来上がり!
「すご~い!」
子どもたちの歓声があがりました。
さあ、いよいよ子どもたちが作る番です。
羽を1回、ぐっと曲げて、藁がずれないようにしてから始めます。
ひもで編み込もうとするのですが、なかなかうまくいきません。
でも、だんだん要領がわかってきました。
市丸さんの技のすごさ、やってみるとよくわかります。
ボランティア参加のお母さんたちも、一緒にサポート役として入ります。
みんなの一生懸命が伝わってきます。
「やった!できたよ!」
みんな、立派なしめ縄を作ることができました。
このあと、市丸さんは、学校用の大きなしめ縄も作ってくださいました。
市丸さん、ありがとうございました。
冬休みになったら、子どもたちは、きっと今日のしめ縄を、自分の家に飾ってくれることでしょう。
大志小学校にも、もちろん飾ります。
しめ縄は、新しい年神様が降りてくるときの、目印なのだそうです。
平成26年も、きっといい年になることでしょう!