人権教室
10月17日(木)
やなせたかしさんが亡くなられたのが、つい先日の13日。
だれもが知っている「アンパンマン」の作者です。
このやなせさんが作ったイメージキャラクターの「人KENあゆみちゃん」が大志小にやって来て、2年生と5年生を対象に、人権教室が開かれました。
まず、朝の時間に、2年生が、人権紙芝居「ぐらぐらもりのおばけ」を見ました。
モグラをいじめているキツネとタヌキに、人KENまもるくんと人KENあゆみちゃんが、森の動物たちと協力して「いじめはいけない」ことを気づいてもらうというお話でした。
紙芝居の前には、やなせさんが作詞した「世界をしあわせに」を、2年生みんなで歌いました。
しっかり練習していて、「音楽祭に出場して歌ってもおかしくないですね」って褒められました。
続いて、5年生の授業です。
5年1組は奥村人権擁護委員さん、5年2組は牟田人権擁護委員さんによる、「プレゼント」の授業でした。
DVDアニメを見て、いじめられている子、いじめている子、いじめを見ている子の3つの立場の子どもたちの気持ちをそれぞれ考えました。
相手のことを考えた、やさしい言葉かけが、いじめのない学級を作っていくことを学びました。
「子どもたちの反応が良くて、物怖じせずにどんどん発言できる。唐津の学校をいろいろ周っているけれど、とてもいい学習の雰囲気ですね」
とほめていただきました。
授業後に、「人KENあゆみちゃん」と一緒の写真撮影を行いました。
子どもたちは、あゆみちゃんに駆け寄ってきて、握手をしたり抱っこしたり・・・。
さすが、やなせさん作のキャラクター。すぐに子どもの心をつかみます。
「正義とは、困っている人を助けること。ひもじい人に一切れのパンを差し出すこと」
それが自分の人生だと語ったやなせさんの思いも込めての、人権擁護委員の方々による人権教室でした。
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