2月5日(金)
ストーブのついた暖かい教室の中。
図工の時間です。
子どもたちは、黙々と紙粘土の作品づくりに取り組んでいました。
図工の学習は、作品の出来栄えにこだわらず、作ること自体を楽しんだり、作ったもので遊ぶことを楽しんだりすることを目的とするものもあります。
しかし、年に数回は、出来栄えにこだわり、よりよい作品に仕上げようと取り組みます。
この紙粘土の作品づくりもその一つ。
2月半ばの立体作品展に向けて、どのクラスでも一生懸命に取り組まれています。
1年生では、大きな紙粘土の塊から、「つまみだし」という技で頭や手や足やしっぽを作り出し、動物や恐竜などを作ります。
手や足を別々に作ってくっつけても、うまくくっつかないし、伸び伸びとした作品にはなりません。
塊でとらえるというところが大事なのです。
形ができたら、プルタブやビー玉などでうろこや目玉や模様を表現します。
そして、絵の具で色を塗り、ニスを塗って仕上げます。
「大志小の子どもたちは、絵も上手だけど、特にこの紙粘土を使った作品づくりはすばらしく上手ですね!」
と、多くの先生たちが声をそろえて言われます。
唐津くんちの曳山の造形美にふれたり、それを作りたいと挑戦したりという造形体験が、小さいころからあるから。
そして、そうした子どもたちのよさを、先生たちが上手に生かして指導しているからだと思っています。