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火災避難訓練

2015-02-18 | 日記

2月18日(水)

 

5時間目の学習が始まってすぐ、火災発生を報せる緊急放送が流れました。

「火事です。火事です。火災箇所を確認しています。そのまましばらく待ってください」

しばらくして、3F調理室からの出火と連絡が入りました。

 

静かに放送を聞いていた子どもたちが、すばやく避難を始めました。

 

 

教室からまっすぐ運動場に飛び出せるのは、1年生。

皆、マスクやハンカチで口と鼻を押さえ、無言で避難しています。

 

 

校舎内のろうかや階段では、「おさない、かけない、しゃべらない」の「お・か・し」の約束です。

そして、運動場に出たら、走って避難です。

火事の時にはもう一つ、「もどらない」まで入れて、「お・か・し・も」の約束と言ったりもします。

忘れ物を取りに戻ったりして、一度は助かっていた命を失う例がよくあるからです。

 

 

1年生は、避難開始から約1分で、避難場所へ到着して整列するところまでできました。

 

 

次々に、出口に近い教室の子どもたちから、運動場へと集まってきました。

 

 

いちばん遠い5年生の姿も見えてきました。

もう、大丈夫。

 

 

全ての子どもたちが避難場所に集合し終えたのは、避難開始から3分45秒後でした。

子どもたちには予告なしの避難訓練でしたが、これまでの練習の成果を発揮して、速やかで落ち着いた避難ができたと思います。

 

 

唐津消防署から3名の消防士さんをお迎えして、命を守る避難の仕方、特に恐ろしい黒い煙から命を守る方法について、教えていただきました。

 

 

講話のあと、練習用の水消火器を使った、消火体験を行いました。

 

 

消防士さんの模範操行に続いて、先生と子ども2名ずつが、実際に水消火器を使って消火体験を行いました。

 

 

「火事だ~~!」

と大きな声で叫んで、近くの人に知らせるところから練習しました。

 

 

女の子も、とってもうまくいきました。

 

 

避難訓練終了後、救助袋を使った避難訓練を、学級担任でない職員と、5年担任の先生たちとで行いました。

校舎の端で非常階段のついていない5年教室の隅に、ちゃんと設置してある避難器具です。

 

 

5年担任の先生たちが、実際に降りてみることになりました。

 

 

真下に落ちるように見えますが、中は狭いらせん状の筒になっていて、肘をぐっと張ると、十分なブレーキが利いて、ゆっくり降りていけるそうです。

途中の膨らんでいるところを通過中です。

 

 

「ああ、よかった!」

無事に避難することができました!

 

 

備えあれば憂いなし。

年6回行う避難訓練も、これが最終回でした。

今年も無事に、災害に遭うことなく1年間が終われそうです。