2月8日(日)
大志小学校では、国語の授業改善を柱にして、子どもたちの学力向上を目指す授業づくりを進めています。
今年度は、7月の研究主任の提案授業からスタートして、1年、5年、3年と講師を招聘した全校授業研を4回連続して行ってきました。
そして、それと並行して、低・中・高学年ごとのグループ別授業研も行ってきました。
この日は、中学年グループの授業研が行われました。
子どもたちの主体的な学びを支援するために、単元ごとの学習の見通しを持たせる手立てを必ず取ることにしています。
この「ウナギのなぞを追って」の学習は、9時間で行い、1時間ごとに学習する内容はこのようになっていて、今日はそのうちの5時間目の授業で、本文をまとめる(要約をする)ための方法を学ぶ時間なんだ。
このような見通しや目標を持って、学習にのぞむことで、子どもたちは、意欲的に、自分からどんどん学び進んでいくことができるようになります。
しんとした中に緊張感の漂う、ひとり学びの時間が続きます。
先生は、子どもたちの座席の間をまわりながら、ほめたり、励ましたり、アドバイスをしたりと、個別の支援を続けます。
ひとり学びの時間に続いて、グループタイムです。
お互いに、感想の中心を伝えながら、そこにつながる要約をするために大事だと考え、どの文章を選んだのか伝え合いました。
みんなでタイムを経て、本時のまとめを行います。
まとめは、今日の学習のめあてに沿って、何を学び何が分かったか、できるだけ子どもたちが自分の言葉でまとめるようにしています。
子どもたちが自ら学ぶ力を身に付けるために、先生たちも、自己研鑚の日々です。