珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

地域決勝、開幕

2009-11-21 02:57:49 | サッカー
今年も地域決勝の季節がやってきましたね。過酷すぎるほど過酷な、この大会が。

現在日本国内で展開されている全国規模のリーグは、J1、J2、JFLの3カテゴリー。JFL以下は
関東、関西、北信越といった地域ごとのリーグになるわけです。そしてこの地域決勝は
JFL参入を争う大会と位置づけられている状況で、ここで勝ち上がれれば来シーズンからの
JFL参入の権利を手にできる。つまり、将来的にJを目指す意向を持ちかつ現時点では地域リーグに
属するクラブにとって、まずはこの大会を勝ち抜かねばならない。それだけに、この大会の過酷さも
推して知るべしというものですね。

僕はここしばらく、地域決勝をグループリーグから観戦できていましたが、今年はグループリーグに
足を運ぶことができません。これはまあ仕方ないことなんですが、残念ではあります。

グループリーグの組み合わせはこのようなもの。僕が親しくさせていただいている方に松本山雅を
応援される方が複数おられますので、僕も山雅に頑張ってほしいという気持ちはあります。
ただ個人的には、昨年の地域決勝グループリーグで見て非常に好感を持ったグルージャ盛岡を
応援したい。また、今年の全社で見て内容の良さに驚いた日立栃木UVAの動向にも注目したいところ。
東京でプレーした前田和也が現在は日立栃木に在籍しており、彼が大きな存在感を持つのは
もちろんです。

ただこのチームで注目すべき選手は、なんといってもDF4番の栗原英明。僕が見た全社の試合が
偶然にも山雅との戦いだったのですが、内容的には圧倒的に日立栃木の試合で、山雅は
終了間際になんとか追いつきPKで勝利を拾ったものでした。この山雅戦での栗原のプレーぶりは
まさしく大黒柱であり、DFの軸としての働きは素晴らしいものでした。山雅の柿本が
栗原のフィジカルに押し込まれるほどでしたし。4部レベルでこれほどの選手がいるのだなと思いましたよ。

この試合、僕は観戦記を記すことができませんでした。ただ日立栃木の、栗原のことは
何かのかたちで記しておきたいと考え、ここにてまとめた次第。日立栃木はグループBですが、
このグループは日立栃木とJAPANサッカーカレッジが今日21日、つまり初日の第一試合で
いきなりぶつかるのですね。この試合がこのグループを大きく左右するのかもしれません。

なお僕は出場全クラブの意向を把握できていませんが、もしかしたら例え地域決勝で上位に
入ったとしても、JFLには参入しないという考えのクラブもあるかもしれません。もしそういった
判断を下すクラブがあったなら、それは尊重したい。JFLに行くかどうかはあくまでそのクラブが
決めることであり、地域決勝で上位に入ったならJFLに参入しなければならない、というものでは
ないはずですから。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする