『シックス・センス』以来、最も衝撃的なスリラー!
だっけ?!?!
なんかそんなキャプションがあったっけな
ジュリアン・ムーア主演のスリラー
アンソニー・エドワーズが出演する
ゲイリー・シニーズ、ドミニク・ウェスト、
アルフレ・ウッダード、そしてライナス・ローチ。
メンツだけ見ても、ワクワクする
けど・・・ゲイリー・シニーズが、もっと物語の核心に触れる役かと思いきや
そうでもなかったし、ライナス・ローチの不気味さはなかなかのもの。
飛行機事故で最愛の息子を失ったショックから立ち直れない
母親のテリー(ムーア)だったが、
夫や周囲の人間が、すっかり事故のことや死んだ子供たちのことを忘れ始め、
不審に思ったテリーは、国家保障局の追っ手から逃れながら
事件の真実を解明しようと奔走するお話
シックスセンスより衝撃か?!?!?!
答えは・・・「no」
「不可解な事象は霊のせいなんだ」というシックスセンス
この映画では、オカルトがSFに変わったような
この映画は、そんな大ドンデン返しは無し
ちとそこらへんがイタイ
効果音や映像で
随所に「観客をビックリさせよう」という意図がアリ
日頃救心を服用している方など
大音量で観るのは避けた方がよろしいかと。
テリーの「誰かから見られている」という不安をうまく表現していたし
映像は文句なく美しかった
母親が愛する息子の存在を忘れないように戦い、
そして、第六感的にその存在を感じ、最後まで取り返そうとする姿は良かったし
その後に用意されているラストも、意外といえば意外のような
こういう終わり方で良かったような
別バージョンもあったら面白いかもとか・・・
サスペンスなりスリラーなりは、ラストで観客をドン底に叩き落とせばいい、
という人もいるかもしれないけど