監督 ウケ・ホーヘンダイク
ドキュメンタリー
めっちゃくちゃ 面白いーーーーーーーーーーーー
監督が、4年以上かけて密着取材。
クリックぷりぃーず
リスは出せないよぉ
絵は描かないけれど。絵画とか芸術品って面白いから好き
歴史がそこに凝縮されたてたりもするし
それだけじゃなく「憎悪 混ぜ混ぜ トルネード」してたりもするし
美術館、大好きスポットのqである
右のトラムの奥が博物館
↓
ライトアップすると・・・
これよ!!!!素敵なのよーーーーー
アムステルダム国立美術館の改築工事
2004年のスタート。2008年に再びオープン
予定は大抵狂うのは定説だが・・・が・・・が。が。
2010年8月現在 工事中断
なんでこーなるのっっっっ!!!!!!という理由を観る事が出来るワケで
ま~ 逆に「このだーらだら工事&工事中断」によって
めっちゃくちゃ面白い映画が出来たのよね~ なんてご都合な考えを持ってしまう
んで。この監督。改築工事の記録を依頼されていたんだもの
人生 タナボタ
ラッキーは待てばどっかから転げ落ちてくる
さて。この作品 関係している人達が 良い!!!!!!!!
ドキュメンタリーなので「リアルポジション」なワケだ
いやもー 含みのある「超立派な人達」が
「バカめらがっ
ふんっ
」ってな感じの含みを持ってる!!!!!
げはははははは
これでしょー これがたまらんのだよ
改築運営委員会というポジションの方に言わせると
「入札価格は大幅に過ぎまくり。損失だ」
もう1人の方なぞ
「長引く事 コレ パッション失せるモノ」
大体さ~ この美術館のベースってのは1800年に出来てるのよね
で。1885年 今の場所へと移動
この美術館の本館のストリートは
アムステルダム市民が自由に行き来するワケ
美術館の中央を貫く回廊が凱旋門的造りで南北を行き来する
市民の重要な公道でもあるワケ
ココで問題激突
さすが「自転車保有台数が世界一の自転車国オランダ」
\_(*゜ー゜)あてんしょんぷりぃ~ず♪サイクリスト協会
という素晴しいモノがあって
「だ~か~らぁぁぁぁ チャリが通る道でしょぉぉぉぉ
こーーーーんなに狭いなんて 嫌じゃーーーーん」
住民集会での、ご老人のお言葉が
「美術館にゴージャスな通路を観に行くのではなーい
絵という美術を鑑賞すんだわよーん」
と・・・反対者達
でもさ。それだけ「芸術」が生活に密接しているから出てくる問題なのかもしれない
建築家の2人はスペイン人なんだなコレが
「ばかめ。最初から俺を選ばなきゃー良かったんだよ」
もう1人の建築家は
「民主主義の悪用だな 民主主義は、もっと素晴しいんだよ」って
一番大切なのは「期日を守って 早くオープン」なのに
役所に対して申請漏れ
研究センタービルは美術館の外観にはよろしくなーい
後から後から ワラワラワラ問題が出てくるわけ
こんな問題ワラワラ、あっちゃこっちゃで悶々悶着の中でも
学芸員達は 仕事をしていて そしてそれもちゃんと「密着取材」
どこに何をどのように新しい部屋に飾るか。
倉庫に保管されている莫大な絵画
そこからセレクトしていくシーン
なんと素晴しい!!!!!!!
普段部外者は知らなかったり、隠されている部分の
保管風景を観る事ができる
見よ!!!!!!眠れる作品がまわらわらわらわらまだまだ沢山あるのだ
・・・「絵画史において価値の無い」モノもあるんだよ~
んで。なんつっても
新設されるアジア館の超ヒット目玉商品
「金剛力士像」
スタッフ達 (//∇//)❤ (。-_-。)ポッ
アジア部 ぶちょぉっっ
館長が来日して買い付け交渉するシーンもありだったり
2年も交渉だけで時間がかかるのね・・・
では。皆の仕事っぷりもここまでにして、問題の工事はというと・・・
デザイン決定
業者の入札
2社が1社リタイアして1社入札
┐(ゝεゝ;)┌ヤレヤレ…
競争社がなかったら どんだけ入札価格が!!!!!!!
いや。それよりも 何故ほったらかすのだ?!?!Σ(*◎皿◎;)アリエナイ~
Σ(*◎皿◎;)アリエナイ~というコトは重ねて起きるものだ
大臣サマサマも巻き込む
そして 館長のデ・レーウが!!!!!!辞めるのである
改装工事が進まない原因ってさ~
なーんかこの デ・レーウおじちゃんにもあるんじゃないのぉ?!
「美術館は王室のものではないっっ 市民の為のモノであーる」
なんつってビューティホーな事を言ってるけれどねぇ・・・
苦情が入ると逃げちゃって 自ら退任だもん
なーんかこー 含みのある「リタイア」なのよ
とにもかくにも「リアル人間模様」があって 事実は小説より奇なり
超 面白いのだ
蛇足
子供の頃からの心友の父上がオランダ大使館駐在だった頃
何回か行ったコトのある国
ほんとーに「運河と自転車と芸術」の国である
レンブラントの家
マーケットが開かれる Waterlooplein のすぐ近く
レンブラントが1639年に購入し20年近く住んでいた
競売にかけられてしまったけどね
ヘンドリック・デ・ケイゼルによって1603年~1611年建設
オランダ初のプロテスタント教会。
そーそー
モネがオランダ滞在中にこの教会を描いている
レンブラントの3人の子供達。レンブラント弟子が埋葬されている
国立美術館の すぐ近くにある
ゴッホ美術館 黒川記章センセイのデザイン
ゴーギャンやベルナール等の友人画家に書かれた120通以上が展示
そして 私の大好きな
フォンデルパーク1 目立つ フォンデルパークパビリオン
19世紀に建てられた展覧会場なのだ
映画館もあって~名画座みたいな感じ~