Said the one winning

映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
ネタバレ覚悟!
愛しのZ級映画達よ♡

チェブラーシカ

2010-12-31 | た行の映画



【監督】中村誠

声の出演】チェブラーシカ・大橋のぞみ マーシャ・北乃きい ゲーナ・土田大
シャパクリャク・チョー 奇術師・藤村俊二

ロシアで最も愛された人形アニメーション『チェブラーシカ』が、オリジナルスタッフの協 力を得て日本を中心に制作され、27年ぶりによみがえった最新作。今回も大きな耳を持つ不思議な生き物チェブラーシカと、ワニのゲーナたちの心温まる交流 を中心に物語が展開する。原作は、ロシアの児童文学作家エドゥアルド・ウスペンスキーによる「ワニのゲーナ」。『ミトン』などの巨匠ロマン・カチャーノフ 監督によるオリジナル版から、新しく誕生したストーリーに注目。

ストーリー誰も出会ったことのない大きな耳の小さな生き物は、はるか遠く南の国からオ レンジの木箱に入れられてロシアまでやって来る。その生き物は起こしてもすぐに倒れてしまうことから、発見者の青果店の主にチェブラーシカ(バッタリ倒れ 屋さん)と命名される。やがてチェブラーシカは動物園で暮らす孤独なワニのゲーナと友達になり……。

ロシアの人気キャラクターをもとに日本で製作したパペット・アニメーション
映画がスタート前に流れるショートアニメ
いやはやもぉコレで ハートはきゅんきゅんだった
可愛い可愛い。これはもーーーーヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪状態


遠い南の国からオレンジの木箱は運ばれてきた。
中に入っていたのは、不思議な動物
なんてったって、すぐに倒れてしまう
だから ばったり倒れるという意味で“チェブラーシカ”と名前がついた


ワニのゲーナというお友達がすぐに出来た

さてさて。完成まで6年もの時を経た
ひとコマひとコマをじっくり製作していく作業は、この映画の愛あればこそ
その努力と苦労は、見事なるパペットアニメになって私達の目に
いやんっっっ なんてこのかわゆ過ぎっっっっ
ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪ ちょんちょこしてて可愛い
ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪
きゅんきゅん きゃっきゃっ もぉこの動きでもたまらんかったわ


そして
動物園でワニのお仕事をしてるワニのゲーナ
んもぉっウリウリ(* ̄▽)♂"ってしたくなる~


シャパクリャクばあ~ちゃん
好きだ~


エリックを探して

2010-12-30 | あ行の映画





監督 ケン・ローチ
キャスト スティーヴ・イヴェッツ ステファニー・ビショップ ジョン・ヘンショウ 
んっと、沢山沢山だよ

『麦の穂をゆらす風』などで知られるケン・ローチ監督がメガホンを取り、プロサッカーチーム、元マンチェスター・ユナイテッドで活躍した“キング”ことエ リック・カントナが本人役で出演するユーモラスでほのぼのとした味わいのある人間ドラマ。カントナの言葉に導かれ、他人と交わることによって、うだつの上 がらない主人公の人生が少しずつ好転していくプロセスを描く。主演のスティーヴ・イヴェッツやカントナの好演はもちろん、随所に挟み込まれるカントナのプ レー・シーンにも注目だ。
マンチェスターの郵便配達員エリック(スティーヴ・イヴェッツ)が、サッカー選手のエリック・カントナのポスターに語り掛けると、部屋の中にカントナ本人 (エリック・カントナ)が出現。最初の妻、リリー(ステファニー・ビショップ)への思いを断ち切れないエリックに、カントナはアドバイスを送る。それから も、カントナはたびたびエリックの前に現れるようになり……。

ィヤッホ-ィ♪ヾ(*>ω<)ノ ィヤッホ-ィ♪ヾ(*>ω<)ノィヤッホ-ィ♪ヾ(*>ω<)ノ

従兄弟が小学生の頃から学生時代にベ×××レ●●の下の下の方でプレイしていた事もあって
私のサッカーファン歴は、意外と長い
従兄弟がベ×××レ●●時代にはブラジル遠征に行ったり
さてさて こちらの映画はというと

「エリック・カントナ」

おぉ!愛しき響き!マンU20世紀最高プレーヤー」の肩書き
映画の中でもギグズやベッカムとのコンビネーションプレーが随所にある

でもそんなカントナも、こちらの映画では「脇役」になってしまう
なんてったって主人公のエリック・ビショップとその仲間達
んもぉっ さいこーである

今作は、扱っているテーマは今までと同じ“労働者階級の過酷な生活
だが、描き方が異なる。これまでは、ちょっと深刻になりすぎる嫌いがあったが
今回はコメディ風。ファンタジーの味付けもしてあるのだ。



ダメオヤジっぷりブレイクしまくってるエリック・ビショップ
車で事故る~の 妻には出て行かれ~の
妻の連れ子だった息子たちっつったら反抗期だーの
2番目の奥さんは刑務所にだーの
エリックの夢 それは最初の奥さんであるリリーとヨリを戻し、また一からやり直すこと。
しかし現実は上手くいかない。
ほとほと悩みに疲れたエリックは自殺を図るが、死にきれない。



郵便局仲間はエリックを自己啓発のトレーニングに誘う。


女史会ならぬ 飲み会とも言えない
オヤジ会


各自、師と仰ぐカリスマを言い合うメソッドで
エリックは90年代前半にマンチェスター・ユナイテッドで活躍したエリック・カントナの名を叫ぶ。

エリック は大のカントナ・ファン。



自宅には何枚もポスターが貼ってある。トレーニング後、自宅に帰りマリファナを吹かしながら、カントナのポスターに語りかけてい たら、背後にカントナが立っていた
テンション(|||ਠ凹ਠ;)高ッ!!

その日からエリックがひとり悩んでいると、必ずカントナが現れて助言をしてくれた。

またその助言通り行動するとすべてが上手く行き、リックは次第に自信を 取り戻す。


ついにリリーにアタック、食事に誘うまでになる。
しかし、良いことばかりは続かない。
街のギャングが殺人に使用した拳銃を、ライアンが隠し持っていたのだ…。





マンチェスター・ユナイテッドの応援に行くために
バスに乗っていざレッツgo

ア???れれれ???あーらら???
ココは何処??あのね ここは ギャングの住む家。
サッカーの応援の前にエリックの応援をしちゃるぜっっっ
うふふっ(*゜v゜*) 粋で可愛い オヤジ達

これだけではない
ギャングたちを襲撃する仲間全員
カントナのフェイスマスク着用
さ~ カントナ大集合だっっっっ
ってんだからも~
ウキウキウハウハウシシのがっはっはー

カントナはW杯での活躍こそないが、欧州のサッカーファンなら誰でも知っている選手だ。
90年代半ばまではマンUを牽引するスタープレイヤー
また 野次るサポーターに跳び蹴り(カンフーキック)を食らわし
1年間出場停止になるなど、やんちゃなキャラクターとしても愛されていた。

映画の中では全盛期カントナのプレイが随所に現れる
「ラ・マルセイエーズ」をカントナがヘタウマなトランペットで奏でるシーンも。
これまたファンとしてはたまらない

映画の中でエリックが
「俺は漁船を追うカモメ以下の人間なんだ」とつぶやくシーンがある
これ例のカンフーキックの時のカントナの記者会見でのフ レーズ
「カモメが漁船を追いかけるのはエサが撒かれると思っているからだ」
から取ったものだろうな~。
カモメをマスコミ、漁船をサッカー選手に喩え
「マスコミが サッカー選手を追いかけるのはネタが転がっていると思っているからだ」と
こんな感じで揶揄してるのかしらん?!?!





 


君を想って海をゆく

2010-12-30 | か行の映画

監督 フィリップ・リオレ
キャスト ヴァンサン・ランドン、フィラ・エヴェルディ デリヤ・エヴェルディ オドレイ・ダナ
 ドーバー海峡を泳いで渡ろうとするクルド難民の少年と水泳コーチとの人種を超えた交流を 描き、難民について鋭く問題提起する感動の人間ドラマ。『パリ空港の人々』『灯台守の恋』のフィリップ・リオレ監督が綿密なリサーチを基に物語を編み出 し、フランスでは政治を巻き込んだ論争にもなった。主演には、『すべて彼女のために』などのヴァンサン・ランドン。さまざまな苦難に遭いながらも夢を抱く 少年の姿から、世界中で厳しい状況にある難民問題を痛感させられる。

ストーリーフランスの港町カレーにたどり着いたイラク国籍のクルド難民、ビラル(フィ ラ・エヴェルディ)はイギリスへ密航しようとするも失敗。恋人のいるロンドンへどうしても行きたいビラルは泳いで行こうと思いついたが、偶然出会った水泳 コーチのシモン(ヴァンサン・ランドン)は「無理だ」と一刀両断。それでもビラルは練習を続け……。

クルド人というのは元々 遊牧民のイラン系アジアシ人だそうである

独立運動が盛んなイスラム教徒。その難民が置かれた悲惨な状況を
ドラマに仕立て、フランス映画のセザール賞の主要10部門ノミネート
監督自身の国、フランスの難民政策の非情を批判し
その非情と向き合うという個人の痛みを描く。


ドーバー海峡を隔ててイギリスを望むフランス最北端の都市カレ
ロンドンにいる恋人に会うが為、イラクより歩いて3ヶ月
この地に辿りつく。
クルド人 難民の少年ビラル 演じるフィラ・エヴェルディ



この少年に難民との関わりを禁じる法律を破り
水泳をを教える事になる市営プールの指導員シモン
演じるは 左側の人が ヴァンサン・ランドン
なんてったって 元 水泳チャンピオン。


左 妻マリオン 右 シモン


最初は別居中の妻の歓心を買いたいっす!という下心があった
え?どの世界にもこのテの殿方はいるのね
苦難の旅の途中の恐怖が心の傷となっている少年
彼を家に泊めた事で隣人から密告される
つまり、犯罪者に対して、支援したりサポートしたらそれも犯罪行為ってコトか


難民への給仕活動をしつつ離婚話を進める彼の妻はというと
全てにおいて 無関心だった夫の変化に気がつく
彼は、変わろうとしていた?????
そして、彼女は教師をしつつ難民ボランティアをしていたのである


サッカー選手への夢を語るビラルニ父の様な思いを抱かずにいられないシモン
その行動の根底にはいつかの妻の気を惹くことを超えた、人間の善意
善意というか・・・そのようなモノが出ていた
ただ。ただ助けたいのに、法が許さない


 

警察が部屋に立ち入る時に隣人の家のドア
そこに敷かれたマットレスの言葉は・・・
「WELCOME」
この作品の原題名
これってビラル達、難民に対する皮肉としか感じられない


恋人ミナに結婚話が持ち上がった
クルド人ファミリーに、父親の言う事は絶対である
家族の為、政略結婚をせよとのコトである


ビラルは渡り切るまであと少しで!!!!!
沿岸警備隊に追われて逃げ、力尽きてしまう

イギリスに渡ったシモン
事実を彼女に告げる。ビラルの指輪を彼女に渡すが・・・
彼女は受け取らない

サッカー選手への夢を語るビラルニ父の様な思いを抱かずにいられないシモン

命を落とすビラル
ビラルの指輪を泣きはらすだけで受け取らない彼女

その非情と理不尽を象徴するようなラスト
共感は・・・出来ない
が。シモンの遠くない未来には
妻との距離が少し縮まり
かすかな光が輝いているようだ

何より、行動するのが大切
法との戦い。男女の仲も





 

移民問題は、国家の法をも動かす
移民問題としてクローズアップされた。
当時のサルコジ内相によって移民法が改正
2006年7月に、いわゆる「サルコジ法」として成立した
フランスのサッカー選手 ジダン氏においても
氏の移民の事について騒がれたコトもあったと記憶する


サルコジ大統領が移民政策に集中的に取り組んでいくという姿勢
実は その一方でサルコジ大統領は
滞在許可証を持たない移民の国外退去を求め
実際の数字として2007年末までに2万超えの人数の
滞在許可証を持たない移民の国外退去を求めている





 

 

 

 



モンガに散る

2010-12-28 | ま行の映画



監督:鈕承澤(ニウ・チェンザー)
出演:阮經天(イーサン・ルアン)、趙又廷(マーク・チャオ)、鳳小岳(リディアン・ヴォーン)、柯佳堞(クー・ジャーヤン)、馬如龍(マー・ルーロン)、鈕承澤(ニウ・チェンザー)
1980年代の台北一の歓楽街モンガを舞台に、黒社会の世界に染まっていく若者たちの友情やきずな、やがて訪れるかなしい運命を描くヒューマン・ド ラマ。俳優出身で『ビバ!監督人生!!』で映画初監督を飾ったニウ・チェンザーがメガホンを取り、疾走感あふれる映像美学とエモーショナルな演出でヤクザ 社会に生きる男たちの哀愁ドラマを描出。ジョン・ウー監督ら名匠たちが激賞した、イーサン・ルアン、マーク・チャオら若手の熱演にも注目。

ストーリー:1986年、台北一の繁華街モンガは商業地区として繁栄する裏で多くの極道 組織が覇権争いを繰り広げ、抗争の絶えない街だった。ある日、この街に引っ越してきた高校生のモスキートと、モンガで一番の権力を持つ極道の親分の一人息 子で校内勢力を仕切っているドラゴンが出会い、意気投合した彼らは青春の日々を謳歌(おうか)するが……。


 

あー台湾といえば、スィーツだし
『ふかひれ』「ディーバライフショコラティエ」「
大溪でシーフード
そして 台湾の夜市 ・・・という安易かつ短絡な私である
おっ。忘れてはならぬ 足ツボは台湾最高であった


2時間20分というこの映画の長さに、ちと戸惑いつつ観た



台湾で本年度最高動員記録を樹立した作品。1980年代の台北を舞台
映像の美しさが素敵な作品


母子家庭で育ちいじめられっ子で友達もいないモスキート
4人の親友を得た
5人の高校の同級生たちが、義兄弟の契を交わす


あら? 何だか日本人に見える
イーサン・ルアン

 





青春と任侠とでも言おうか・・・なんとも

それぞれの家族がヤクザの親分、片腕がない仏具屋、ヤクザの愛人など
バックグラウンドもいい
若さ故の危うさや葛藤 若さとそれゆえの過ち
俳優陣の迫真の演技が素晴らしく、物語に引き込まれた
前半の青春映画
後半は極道モノとして「今やらなくては、いつかやられる」
血を血で洗う権力闘争の世界がリアルだった


当時の台湾の街のムードがまたぴったりである
屋台の香り、エネルギッシュで、優しい町並



モスキートと顔に痣がある娼婦との純愛
うむむむっっ どうせなら大胆に!
エア・サプライの名曲がコレマタ
♪(*゜ー゜*)bぐっど


極道は極道
何故 極道にならなくてはならないのだ?
別の道もあったはずなのに・・・

そして若者の命は儚い
何の為の殴り合いか?戦いとは何なのだ

台北にない桜が美しく効果的だ

 

 


相棒 劇場版Ⅱ 警視庁独占!特命係りの1番長い夜

2010-12-26 | あ行の映画


監督:和泉聖治
出演:水谷豊、及川光博、小西真奈美、小澤征悦、
六角精児、宇津井健、國村隼、石倉三郎、葛山信吾、岸部一徳

初放送から10周年を迎えた人気刑事ドラマ「相棒」シリーズの、2008年公開の第1弾に続く劇場版第2弾。警視庁本部内で起こった前代未聞の籠城 (ろうじょう)事件に、警視庁特命係の刑事コンビ、杉下右京と神戸尊が挑む。主演の水谷豊、及川光博を筆頭に、「相棒」を支えるスタッフ、キャストが集 結。練られたストーリーに深みのある人間ドラマ、そしてシリーズ10年目にして初めて明かされる衝撃的な真実に、ファンならずとも驚がくの一作だ。

ストーリー:田丸警視総監(品川徹)、長谷川副総監(國村隼)をはじめとした警察幹部 12名が、警視庁本部内で人質に取られる事件が発生する。偶然にも犯人と遭遇した神戸尊(及川光博)とその連絡を受けた杉下右京(水谷豊)の特命係の二人 は独自に情報収集を進め、籠城(ろうじょう)犯が元警視庁刑事の八重樫(小澤征悦)だという事実を突き止める。

かんぼーちょーかぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっっっ

 



警視庁本部内で、人質籠城事件が起きた
警視総監以下幹部12人が定例の会議中に男が乱入し人質である
犯人と遭遇した神戸尊(及川光博)
連絡を受けた杉下右京(水谷豊)の特命係の二人
独自に情報収集


やっぱり・・・コレが無いとね(*^-゜)vィェィ♪


篭城事件の犯人の八重樫哲也(小澤征悦)と
いっしょにいた朝比奈圭子(小西真奈美)
朝比奈が昔警察庁公安部に所属していた
7年前の事件がキーポイント
朝比奈の婚約者・磯村刑事(葛山信吾)の死に隠された秘密
実は・・・
八重樫、朝比奈、磯村は警察学校の同期
当時。同じ事件に・・・
「影の管理官」により、磯村刑事の死
「影の管理官」は、この12人の中に必ずいる!




かんぼーチョーカーーーーーーーーーんっっっ

「絶対的正義が存在するとほんとうに信じているの。立場が変わるごとに見方も変わる」



ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪
シブーーーーっっっっいっっっ



 

うーん 篭城事件そのものが狂言なの??とか思っちゃったりして
qパパは、ト゜ラマの第一弾から、ファンで観ていて
再放送も観てて
映画も、リピってるんで、ま~何かと思い入れもるらしい
つられて一緒に観てるんだけど

事件云々には、え?!?!?映画化?!?!必要アリ?!
とか感じちゃったりもする
え゛?あんなん場所で?銃???え゛?

ま。手に汗を握って、ドンドンガンガンパチパチっていう展開は
今回の作品には無いから
じっくりじっっっと観て行く作品だったな

それに
犯人?としての敵役?は、メンツ自体怪しいっから
既にバレバレを前提にして観たし

それにしてもっ
愛しのあなたサマが・・・
「殺されるなら杉下になら本望だ」
そうよねっ そーよねっっっっ
右京サンと官房長官は外務省公邸人質篭城事件の事とかさ
結局、お互い、良きライバルであり理解者であり同志だもん


蛇足
警視庁内ってセキュリテイー甘くないか?
蛇足2
でもやっぱり亀ちゃん!!が相棒なんだよねぇ・・・

 

 

 

 

 


バーレスク

2010-12-23 | は行の映画


監督 スティーブン・アンティン
キャスト シェール  クリスティーナ・アギレラ エリック・デイン
ジガンデー  ジュリアン・ハフ アラン・カミング ピーター・ギャラガー
クリスティン・ベル  スタンリー・トゥッチ


アイオワの田舎から歌手を夢見てロサンジェルスへやってきたアリ(クリスティーナ・アギレラ)
偶然目にした“バーレスク”の華麗なショーに心奪われ・・・

ウェイトレスとして雇ってもらったアリ
毎夜、ダンサーのショーを見ながらステージに立つチャンスを狙う。



伝説のスターにしてオーナーのテス(シェール)
すっげぇ かっちょエエ 
グリッターの入れ方とか、しっかりチェックしちゃったわ

2人 並ぶと すっげー「ショーだぜっ」って感じ

なんつってもクリスティーナ・アギレラのパワフルで底力のある圧倒的な歌唱力


うっをー ヤバイよノリノリだよ
パフォーマンスも楽しめる

そしてっっっ  勿論 ラブ
スター性を増すわ、女として魅力的かつ美しくなるアリ
お相手はルームシェアのジャック(キャム・ギガンデット)
え?!?!そうなんである。キャム・ギガンデットである
トワイライトの1作目と2作目では、悪役のバンバイア


そして セクシーダンサー達がコレまたイカす
ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪


なんとっっっっっっっ
ショーン 演じる スタンリー・トゥィッチ


初めてバーレスクに足を踏み入れたアリ
テスのパフォーマンスに一瞬にして虜になった
瞬間の響き
あの響きは、やっぱり「あのスポットライトの真ん中に立ちたい」という願いが
実現する1歩だったんだろうなぁ・・・

シェールがアギレラにメイクをしてあげる時の気持ち
ウルルルッとしちゃった

ま~ アギレラ'sコンサートみたいな映画だったけど
還暦のシェールったら、そりゃもーセクシーである
そして、なんつっても アギレラの歌とダンスを堪能できる
しかし。ショービジネスの世界って、凄いモノなのねぇ・・・


新旧バーレスク ショウとか 観たかったな

ストーリー・・・無いような
でも。これは、音楽とダンスでショウを楽しむべし


蛇足
「NINE」のファーギーは、めっちゃ震えちゃって 感激して泣いた私
なのに・・・何故???アギレラのは、そこまで来なかったのか

 


海炭市叙女史景

2010-12-21 | か行の映画

 

原作】佐藤泰志
【監督】熊切和嘉
【音楽】ジム・オルーク
【CAST】 谷村美月 竹原ピストル 加瀬亮 三浦誠己 山中崇
南果歩 小林薫 伊藤裕子 黒沼弘巳 
大森立嗣 あがた森魚 東野智美 森谷文子 
村上淳 西堀滋樹 中里あき

5度芥川賞候補に挙がりながら、41歳で自殺した作家・佐藤泰志の遺作を映画化したオムニバス・ストーリー。北海道・函館をモデルにした架空の地方 都市を舞台に、さまざまな事情を抱えた人々が必死に生きる姿を描く。監督は『ノン子36歳(家事手伝い)』の熊切和嘉。『アウトレイジ』の加瀬亮、『おに いちゃんのハナビ』の谷村美月、『春との旅』の小林薫らが出演する。リアルな人間ドラマとオール函館ロケによる映像に注目だ。

ストーリー:北国の小さな町・海炭市の冬。造船所では大規模なリストラが行われ、職を 失った颯太(竹原ピストル)は、妹の帆波(谷村美月)と二人で初日の出を見るため山に登ることに……。一方、家業のガス屋を継いだ晴夫(加瀬亮)は、事業 がうまくいかず日々いら立ちを募らせていた。そんな中、彼は息子の顔に殴られたようなアザを発見する。


地元の映画館にて・・・





「まだ若い廃墟」
事故で両親を失い、勤務先の造船所を解雇された若い兄妹。
造船所は不況で事業は縮小。組合はというと退職金問題でもめている
金。全ては金が世の中だ。いや、違う。
信じているのは先輩と自分の腕
初日の出。山頂からみる初日の出。
2人の顔は、裏と表。「これから」と「これまで」
兄だけ、徒歩で下山する。
下で待つ妹。 兄は・・・

「黒い森」
夜の仕事に就いた妻と反抗期の息子を持つプラネタリウム勤務の中年男。
プラネタリウム勤務の比嘉隆三(小林薫)は、

妻の春代(南果歩)とも、中学生のひとり息子ともすれ違う毎日。
まだ家族としての形成を保ち、幸福だった頃の回想シーン
会話すら成立しない今とのギャップがあまりに痛々しい・・・。
「あの頃は良かったのに・・・どうしてこうなってしまったのか・・・」
幸せは遠い昔
隆三は家族を養い、妻との夫婦関係も維持する。
家庭崩壊した核家族の物語


「裂けた爪」
なんといっても晴夫を演じた加瀬亮が素晴らしい。
苛立ちや怒りだけでなく、
優しさ、寂しさ、強さ、弱さ、誠実さ、狂気といった人間が持つ、
ありとあらゆる感情を見事に表現している。


商売が思うようにいかないうえ、継母による息子の虐待に日々
神経を尖らせる燃料屋の若社長。
守るべき人や物、地位があって、
それを維持するためにもがいている。
日々の暮らしの中で、もがいているのは晴夫だけじゃない
どんな人も、生きているともがいて焦る
晴夫のちょっとしたミスによる“裂けた爪”

「ネコを抱いた婆さん」
立ち退きを迫られた猫と暮らす老婆。
激変していく世の中で、

断固として己の意志を貫こうとする日本版“カールじいさん”
いくら立ち退きを促されても、まるで応じないその意志の強さ
土着せず、流れ、移ろい易い現代人に対するアンチテーゼ

東京生まれの東京育ちとしては
ちょっと理解できなかったけど・・・

「裸足」
長年路面電車の運転手を務める父
父の仕事は 地味で単調な毎日
父との確執により、帰郷したのにも関わらず会おうとしない男。
息子は父親だけでなく、

地方都市である地元自体をあまりよく思っていない。
なんも変わらない町並みをちょっとバカにし、
地元の酔っ払いのオヤジを蔑む。
こんな町にいても仕方がない。だから東京に出て行く。

立ち退かない老婆と対照的

若者の地元からの流出。多くの地方都市が抱える悩みだ

父親は、堅実な人間
運転手一筋に一生懸命コツコツと働いてきた職人気質
一昔前の「父親像の具体化」


様々な人たちが、様々な苦労を抱えながら、
それでも毎日を生きて行く。


人は喜び、希望を持つ。

様々な感情が沸き起こり、ぐちゃぐちゃに入り乱れる
どんなに辛くても
生きていると明日は必ずやってくる
人は。全て生きているのだ


トロン:レガシー

2010-12-19 | た行の映画

監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:ギャレット・ヘドランド、ジェフ・ブリッジス、オリヴィア・ワイルド、マイケル・シーン
ボー・ガレット、ブルース・ボックスライトナー

父親が創造した“トロン”と呼ばれるコンピューターの世界へ導かれた若者が、命を狙われながらも人類の存亡を賭けた死闘に挑むSFムービー大作。新 鋭ジョセフ・コシンスキーが監督を務め、若者を『エラゴン 遺志を継ぐ者』のギャレット・ヘドランドが、父親を『クレイジー・ハート』のオスカー俳優ジェフ・ブリッジスがそれぞれ好演する。予測不可能なドラマや、 スタイリッシュな近未来的映像などを迫力の3D映像で堪能したい。

ストーリーデジタル業界のカリスマ、ケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)が謎の失 踪(しっそう)を遂げてから20年たったある日、27歳に成長した息子サム(ギャレット・ヘドランド)に父ケヴィンからのメッセージが届く。サムは、父ケ ヴィンの消息を追って父のオフィスに足を踏み入れるが、そこには衝撃的な真実が待ち受けていた。





前作はCGがウリだったが、今作のウリはクオリティの高い3D。
2Dで撮って後から3D変換するのではなく
撮影時から3D用に2台のカメラで撮った完全な3D映画だ。

まず、オープニングがカッチョ良い。
ゾクゾクした。
このド頭だけで掴みはOK。

前作『トロン』の説明も兼ねているのと思われる導入部分
結構重要なので集中して・・・




前作に引き続いてジェフ・ブリッジスとブルース・ボックスライトナー出演
ストーリー自体は難しいってものじゃなぃ
要は 失踪したパパちゃんをpcの世界から連れ戻すぜっ

電脳世界でプログラムを擬人化して見せちゃるぜぃっ
っちゅー設定は変わらず
通称“ゲーム”は 前と同じく

そして、例のバイクのデザインも、お忘れなく
時代ってのはこういうモノでも移りを感じる
「直線的な描きのバイク」が「曲線となった今回」
そしたらなんとま~
バイクから一人乗りジェット機も出てきた
流石!!!!時代の先端
これはもう3D→立体←という表現なんだろうなぁ


3Dの使い方がユニーク。
現実社会は2Dで見せて、コンピューター内部、仮想社会を3Dで描くというように分けて使っているのだ。ちょっと考えれば現実の方が3Dのような気もするのだが…。
いくら「3Dがすごい!」っていっても、目が慣れてきてしまうと驚きもなくなってしまう
部分的に使うことによって効果的に使用できる。
しかし、3D の出現で映画の表現法は増えた。
今まで回想シーンはモノクロで、現実はカラーというような“色”の変化でしか区別できなかったが
平面か立体かで状況の違いを表せるようになったのだ。
そのためには2Dのシーンでも3Dメガネを付けてなければならないが…。

闇の空間の中で、白、オレンジ、青、黄色の光が交差し、
有機体である人間もサム以外は、まるでロボットのよう。

いや~ 圧倒的な映像美と重厚な音楽
これは素晴しい
赤い軍隊とライトセーバーもどき・・・マントかぶってるし
クローン戦争の勃発って~~?????
いかにもっ ってな 空中戦はスターウォーズの世界感じゃーん
とニカニカニヤニヤしちゃった



そしてCG。
驚きは現在61歳のジェフ・ブリッジスが35歳の顔で演技
若ジェフ・ブリッジスと老ジェフ・ブリッジスが
なんかみょーに印象に残ってしまった



 

てな訳で、ところどころ不満はあるものの、
未知の体験が出来る映画であることは間違いない。


3Dなのに
正直「おぉ~~~!すっげぇぇぇぇ3Dじゃね-かよっ!」
というのはあまりなかったなぁ
それって 慣れちゃったったてコトか???



トロン

2010-12-19 | た行の映画

監督:スティーヴン・リズバーガー
出演:ジェフ・ブリッジス、ブルース・ボックスライトナー、デヴィッド・ワーナー
シンディ・モーガン、バーナード・ヒューズ、ダン・ショア

ストーリー;ゲームセンターを経営している元コンピュータ技師(ジェフ・ブリッジス)は、自分を首にした会社社長(デイヴィッド・ワーナー)の不正を暴くべく会社に潜 入するが、そこで罠にかかってコンピュータ世界の中に閉じこめられてしまう。やがて彼は全プログラムが支配する兵士たちに追われながらも、不正の捜査を続 けるプログラムと協力しあい、敵の陰謀を打ち砕いていく…。
   映画史上初めて本格的にCGを導入して主たる画面を作り出し、その魅力でドラマ世界を構築していったことで話題を集めたSF映画。いわば現在ますま す発展の一途をたどるCG映像の先駆たる記念碑的作品でもある。青みがかった画面や、メカの直線的移動などは、正直見づらくもあれ、やはり当時のCGなら ではの賜物でもあり、懐かしさもひとしお。ストーリーそのものは勧善懲悪ゲーム型で紋切り調だが、ウェンディ・カーロスのシンセ音楽も画面にピタリはまっ ており、ひととき異世界を満喫するに足る出来栄えである。監督は『風の惑星』などのスティーヴン・リスバーガー。


 

「レガシー」を観たのでこちらもレビュー

映画史上初めての本格的CGを導入した作品
今、観ると 映画史上初めての本格的CGを導入した作品は
CGというよりアニメ&ちっと実写合成って感じる

いや~当時32歳のジェフ・・・スマートだしイケメンだし

 
1982年の公開だ・・・って?!え?!?!?!
『E.T.』にニカウちゃん『ミラクル・ワールド ブッシュマン』って?!?!
「トロン」ってpcのプログラムの名前だったのねぇ~


っていうか 「世界初のコンピュターの映像」!?(CG)
ってことは「良く分かんないけどとにかくめっちゃくちゃ、凄いものっぽい!」



生身の人間をコンピューターの世界に送り込むっていう
ま。本気なのかジョークなのかいやはや・・・
実現すると思ってるのか思ってないのか
今更だけど、なんかもーぶっちゃけ「だからなんなんだ?」って
よくわからない設定だったっとは・・・


んでもっ
コンピュータの世界だから、アリかな~
当時は、画期的というのか、うっわっすっげぇ~だったのか
なんか、よーわからなくなってるわ


忘却系の作品なんだけど・・・

 


キックアス

2010-12-18 | か行の映画

製作・脚本・監督:マシュー・ボーン
原作:マーク・ミラー、ジョン・S・ロミタ・Jr.
製作:ブラッド・ピット、アダム・ボーリング、ターキン・パック、デビッド・レイド、クリス・ティケル

キャスト アーロン・ジョンソン、クリストファー・ミンツ=プラッセ、
ニコラス・ケイジ、クロエ・モレッツ、エリザベス・マッゴーワン、
マーク・ストロング、デボラ・トゥウィス、ギャレット・M・ブラウン

とあるコミックオタクの平凡な高校生が、自ら“キック・アス”と名乗り、ヒーローとして活躍する姿を描くアクション・ムービー。ブラッド・ピットが 製作に名を連ねる本作は、マーク・ミラーの原作を『レイヤー・ケーキ』のマシュー・ヴォーン監督が映像化。『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』のアーロン・ジョンソンが主人公を好演するほか、『(500)日のサマー』のクロエ・モレッツが美少女ヒーローを熱演。実際にアメ コミマニアのニコラス・ケイジふんする“ビッグ・ダディ”の名演も見逃せない。

ストーリー:コミックオタクでスーパーヒーローにあこがれる高校生デイヴ(アーロン・ ジョンソン)
ある日、インターネットで買ったスーツとマスクで、ヒーローとして街で活動を始める。何の能力も持たない彼はあっさり犯罪者にやられる も、捨て身の活動がネット上に動画で流され、“キック・アス”の名で一躍有名になってしまう。

待ってたぜっ
傑作痛快アクション・コメディ・エンターテイメント。
ヒーローに憧れる冴えない青年デイヴが、痛みに強い肉体を手にし、
正義の味方“キック・アス”になったことから、
マフィアとそのマフィアのボスに恨みを持つ親子との闘争に巻き込まれてしまう。

原作はマーヴェル・コミックの子会社
アイコン・コミックスから出版されているマーク・ミラー原作のアメコミ。
ヒーロー物ではあるが、スーパーマンやバッ トマン、スパイダーマンとはまた違った趣の映画である。
また、共同プロデューサーにブラッド・ピットが名を連ねているのも話題のひとつである。



ニューヨークに住むさえないオタク高校生
ヘタレなデイヴ 演じるは
アーロン・ジョンソン

ネット販からげっとしたヒーローコスプレで
カタチ
から 入って・・・

デイヴのヒーローに憧れる気持ちが凄い。
「パリス・ヒルトンに憧れてマネする女の子はいっぱいいる。
だから僕もヒーローに憧れてヒーローになる!」

ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ 

コレはコレで納得できるもののちと パリスとなると・・・ウケるぞ


街のパトロールを開始

最初のミッションは車上荒らし退治

地元マフィアのボス、ダミーコは数々のトラブルをキック・アスのせいだと勘違い
部下に抹殺を命令する。
しかし、麻薬組織のアジトに潜入したキック・アスにマフィアが襲いかかろうとした時


どこからともなく“ビッグ・ダディ”と“ヒット・ガール”と名乗るヒーローが現れた
キック・アスを助ける。



実はこ の2人。元警官のデーモンと12歳になる娘ミンディの父娘
終始ヘンなビッグダディ


ビッグ・ダディ 演じるニコジ ニコラス・ケイジ

ヒット・ガール演じるクロエ・グレース・モレッツ

ヒット・ガールとビッグ・ダディは
麻薬組織に恨みをもつ親子
ガチでやっている本物のヒーロー



マフィアのボス 演じる マーク・ストロング
ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪

息子演じる クリストファー・ミンツ=プラッセ


オタク友 2人。なかなかのキャラ



ヒット・ガールの驚異的な闘争能力


父デーモンのミンディに対する英才教育ぶりが凄まじい。
防弾チョッキを着ているからって我が娘に実弾を発砲する
喜々として銃器の説明をする。
ミンディ そのお陰で、平気で悪人を殺すことを憶えていく。
R指定も頷ける程、血や肉片が飛び交う。キック・アスのコスプレした人を
本物と勘違いして撃ち殺すなど 残忍な映像は次々と出てくる
が、顔を背ける感じにはならない。
映像や音楽がポップで意外と残酷に見えない。
ビッグ・ダディとヒット・ガールのコスチューム が、バットマンとロビンにそっくりなのも面白い。



あまり細かい話はしない方が良い作品。
見所が多すぎる。

ヘタレ青年の成長物語、青春、復讐劇、親子の物語といった定番要素を組み合わせ、
コメディ、格闘&ガンアクションで彩り、
様々なヒーロー作品へのオマージュを入れて深みを出す。