Said the one winning

映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
ネタバレ覚悟!
愛しのZ級映画達よ♡

シン・シティ

2010-07-09 | さ行の映画
アメコミの原作を、原作者とロバート・ロドリゲスが映画化。
オープニングロールではやたらとタランティーノの名前が出て
どこかのシーンでゲストディレクターを務めた
とにかく、豪華キャストとセミモノクロの刺激的な映像


とにかく刺激的でセクシーでカッコよく、
アメコミを原作とした映画はたくさんあるけど、正直これ以上の映画って作れるのか?
と思ってし まったほど面白い
映像から音楽からストーリーから演出から、全てに野心が溢れていて圧倒
映画は、3つ(最初と最後だけに出てくる男のエピソードを入れると4つ)の物語が
絡み合うオムニバス形式
主役はブルース・ウィリスとミッキー・ロークとクライヴ・オーウェン。
それぞれのミューズのために戦う男を演じる。

ジェシカ・アルバ、ベニチオ・デル・トロ、イライジャ・ウッド、ブリタニー・マーフィ、
ロザリオ・ドーソン、マイケ ル・クラーク・ダンカン、ニック・スタール、カーラ・グギノ、
マイケル・マドセン、ジョシュ・ハートネット。

ブルース・ウィリス演じる元刑事ハーティガンの死の美学にシビれ
ミッキー・ローク演じるマーヴの異常なまでに屈強なさまに見とれ
クラ イヴ・オーウェン演じるドワイトの役は、彼の演技を見て初めてカッコいい
ジェシカ・アルバは、美しいヒロイン
ベニチオのジャッキー・ボーイはこれ以上なく憎らしく、
イライジャ・ウッドのサイコキラー役は、
「ここまでしてフロドのイメージから脱却 しようとしなくていいのに」と

裏ロード・オブ・ザ・リング」も作っちゃって~~
なんてね



『フライトプラン』

2010-07-09 | は行の映画
CGバリバリ(死語)、最先鋭のジャンボジェット機を舞台に発生した誘拐事件で
奪われた娘のために母親が奔走するアクション
母親 ジョディ・フォスター
機長ショーン・ビーン
航空保安官ピーター・サースガード
うわーーーーーーーーさっくりまんまじゃーーーん 

びみょーーーな ネタバレ

航空機設計のプロである女性が飛行機の中で娘をさらわれた」という
十二分に強引すぎる設定
どこか怪しそうに見える(そう演出している)アテンダント達・・・
航空機の中で進行する密室劇というスパイス
ジョディ・フォスターの「戦う母親」というのは
既に専売特許になりつつありますが、それでも凛々しく力強く、とてもハマってたわ

『マッチ・ポイント』

2010-07-09 | ま行の映画
監督 ウディ・アレン
引退した元プロテニスプレーヤー クリスジョナサン・リース・メイヤーズ
ノラ スカーレット・ヨハンソン
彼が
ロンドンの上流階級御用達のテニスクラブのコーチの職にありつくと、
あれよあれよと上流階級の世界へ潜り込んでいく。
美しい妻、大富豪の 義父、彼の下でビジネス界で生きる日々。
しかし、心には常に義兄の元婚約者・ノラ(スカーレット・ヨハンソン)への想いがあった...

映画のテーマは、人生は運が決める

テニスでラリーをしていて、偶然トップネットにボールが当たって、
それが相手側のコートに入ったり、自分側のコートに入ってしまって・・・
きゃっ 「すいませぇぇぇぇん しっつれいしまぁぁぁすぅぅぅぅぅ」
みたいなアレね

ネタバレ びみょーーー
アイルランドの貧しい家庭から身をおこし、冨も名声も美しい妻もセクシーな愛人
全て手に入れていく彼の人生が、少しづつほころび始め、
破滅への道を辿る様をスリリングに描いていく
それでも彼の命運は、「運」が決める

ロンドンの上流階級の暮らしぶりや、オペラをはじめとしたゴージャスなBGMなど、
徹底したセレブ描写もなんか面白かった

スカ・ヨハ 色っぽくて 良い女優だわ~~~
と思って観ていたような作品なんだけど・・・


『トゥモロー・ワールド』

2010-07-09 | た行の映画
監督 アルフォンソ・キュアロン。
主演クライヴ・オーウェン、
ジュリアン・ムーア。
マイケル・ケイン

子供の生まれなくなった未来、残された希望のために、
しがない役所勤めに身を落としたかつての活動家が繰り広げるサバイバル

クライヴ・オーウェンのいる世界観。どっぷりとハマッててよかった

何かが原因で子供が生まれなくなった世界で、
そこで生まれてくる子供というのがどれほどの価値のある存在なのか、
それは神のように神々し く、それを見る人間に畏れをも抱かせるものだった。


『妖怪大戦争』

2010-07-09 | や行の映画
三池崇史が監督
プロデュースが水木しげるサマに荒俣宏サマと京極夏彦氏、宮部みゆき氏
チーム「怪」
出演は、神木隆之介、雨上がりの宮迫~です、佐野史郎、南果歩、菅原文太、豊川悦司、
そして120万匹の妖怪たち。

ギャグ映画ギャグ映画ギャグ映画
小学生のタダシ(神木)が、田舎のお祭りで「麒麟送子」に選ばれて、
いつの間にか妖怪にそそのかされて、世界を救うヒーローになるハメに。
内容は無い CGと着ぐるみを多様した映像
内容はたいしたモンじゃないけど、お祭りのような映画
清志郎や竹中直人、岡村隆史、雨上がりの蛍ちゃん、阿部サダヲ、近藤正臣など、
妖怪役の役者たちは遊んでるのかそれとも遊んでるのか
ぎゃはははははは ノリが良い

一応 少しだけ ネタバレ
クライマックスの、神木くんとトヨエツの対決。ナイナイ岡村も絡み、笑えた


『SAYURI』

2010-07-09 | さ行の映画

原作は、ベストセラーになった『Memoirs of a Geisha』
読んだ・・・

昔から、スティーブン・スピルバーグが映画化を熱望していたんだっけね
プロジェクト開始時はスピルバーグ本人が監督をする予定だったのが、
流れ流れてロブ・マーシャル監督に落ち着き、
主人公さゆり チャン・ツィイー。
貧しい漁村に生まれた少女・千代。京都の花街に売られ、辛い下積みを経て
芸者としてデビューし、紆余曲折・・・
下積み時代に自 分に優しくしてくれた中年紳士と結ばれる日を夢見る
千代大後寿々花ちゃん、
大人になった千代(さゆり)にチャン・ツィイー。
さゆり憧れる電気会社の会長渡辺謙
共同経営者で社長役所広司、
千代の幼馴染み。後にライバル  おカボ 工藤夕貴、
幼い頃から千代を虐め、さゆりにとって最大の壁になる売れっ子芸者 初桃コン・リー、
初桃のライバル、千代 を見出して芸者として育てる豆葉ミシェル・ヨー、
千代や初桃、おカボが世話になる芸者の置屋のおかあさん桃井かおり。

情緒的ではなく、なんだか想像していたよりはずっと淡泊だった

「黙っていることが美徳」文化であることは理解されているような
謙さんは「っぽいな」っちゅー演技はしていたけど?!?!
日本を舞台にしたチャイナ三人娘の化けっぷり
ついでにゲイシャガール~キャッツアイ3姉妹~もしてくれたってだけ?
結局  びゅーてぃほー女って 何やったって得なんだわよ
いっくら ♂に手を出そうがナニしようとも
中国人が着物を着て英語をしゃべったって
別に 感動も何もねぇっちゅーの
だって
“SAYURI”がいかにしてNO1芸者になったかが伝わっていない




『ネバーランド』

2010-07-09 | な行の映画
アカデミー賞作品賞、主演男優賞、脚色賞などにノミネート作品
劇作家ジェームズ・バリが「ピーター・パン」を書くエピソードの物語
ジェームズ・バリ ジョニー・デップ
監督マーク・フォースター
ダスティン・ホフマン

デップはこの役でまたオスカーにノミネート
ユーモアを秘めた劇作家を上手く演じていた
ケイト・ウィンスレットも
ネタバレ ちょっぴり
劇中劇の「ピーター・パン」で、主人公ピーター・パン役を演じたのが
ケリー・マクドナルド
バリがスランプに陥った
公園で子どもたちと出会う。
父を亡くして以来ふさぎ込むピーターの心を開こうとするうち、
名作 「ピーター・パン」と、夢の国ネバーランドを創り出す。というお話。
この話が実話に基づいているということが興味深い


『ニューオーリンズ・トライアル』

2010-07-09 | な行の映画
ジョン・グリシャム原作、といえばモチロン法廷モノサスペンス
あるオフィスでの銃乱射大量殺傷事件について、
被害者の妻が銃のメーカーに損害賠償を訴えた裁判。
その裁判で、良心ある被害者側弁護士
陪審員を意のままに操ろうとするメーカー側の陪審コンサルタント
そして、これも陪審員を操作しようとする謎の女の水面下での攻防をスリリングに~


裁判モノの映画ってたくさんある
陪審員の操作という裁判工作を題材で、新鮮だった。
キャストがまたまた面白くて。
弁護士 ダスティン・ホフマンに特に目新しいものはないけど、
裁判モノの悪役っつったら ジーン・ハックマン!
陪審員になり、内部から工作をするジョン・キュー
レイチェル・ワイズ いーんだわよね~

スリリングだった~