Said the one winning

映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
ネタバレ覚悟!
愛しのZ級映画達よ♡

アジャストメント 

2011-05-28 | あ行の映画

 

監督:ジョージ・ノルフィ
出演:
マット・デイモン、エミリー・ブラント、アンソニー・マッキー、ジョン・スラッテリー、マイケル・ケリー、テレンス・スタンプ
 『マイノリティ・リポート』などの原作者フィリップ・K・ディックの短編小説を、『ボー ン』シリーズのマット・デイモン主演で映画化したサスペンスアクション。
第三者によって運命を支配された現実を舞台
巨大な陰謀に立ち向かう男の奮闘を描く。
監督は『ボーン・アルティメイタム』などの脚本家ジョージ・ノルフィ。
主人公と愛し合うヒロインを『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラント。
独創的かつ衝撃的な設定と予測が困難な展開に注目だ。

ストーリー:政治家のデヴィッド(マット・デイモン)
ある日、バレリーナのエリース (エミリー・ブラント)と恋に落ちる。
しかし、突如現れた男たち、“アジャストメント・ビューロー(運命調整局)”によって
拉致されてしまうデヴィッド。
彼らの目的は本来愛し合う予定ではなかった
デヴィッドとエリースの運命を操作することだった。
クリックに|* ̄∇ ̄|ニヤッ


今回  親分 子分 トーク調で


親分っっ
原作 フィリップ・K・ディック
極 超・SFという思いしか浮かばねぇっす


おぅっ「トータル・リコール」「ブレードランナー」だぞ

主人公は
 選挙で敗れた上院議員候補デヴィッド


演じるマット・デイモン

親分 このテの役はお手のモノっすね
彼が一目惚れしてしまった女は・・・
敗北宣言をする会場の男トイレ



  バレリーナのエリース演じるエミリー・ブラント

 親分のお好きな女優っすね
先だっての「ガリバー旅行記」にも出てやんした

ナンだ?!?!一目惚れ女性で人生は狂っちまう?

へい親分っっ  仕組まれてたんでやんすよ


 ひとめ惹かれ合っちまったってのに
  え?!!?くっっかねぇ???

 そりゃー困り者がいるな
居眠りしてたりしたら 
ナニが起きるか解らんな ぐわははははは
 おめぇらも しゃきっとな ぐわっははは

軍団


して 必死な「アジャストメント事務局」たぁ何だ???




へいっ 親分っっ  こちらの方達ですんでっ

特殊能力にて調整して行く調整班達。

はい。並んで 並んで~



テレンス・スタンプおじーちゃまも渋いっす
   
お?このお方がデヴィッドへ、正しい運命について話すのけ???

 お・お・親分っっ
  お2人がくっつくのも妨害するんっすよ



なんつっても 
 調整班のひとり、ハリーを演じる

アンソニー・マッキー
めっっっっっちゃ q お気に入り
    \(・_\)そのはなしは(/_・)/こっちに置いて

何かと真実を教えてくれるハリー



 おかしい事ってーのは色々と起きるもんっすねぇ・・・

バス  来るはずの無いのが来る
エリースと、再開しちゃー、℡番の、げっと




親分っっ
 こうやってると お2人、素敵っすね 
(゜・゜* ホレボレ

それがよっっ おめぇ 
 仕事場にもエージェントが来てんだぞ



お・お・お・親分 てーへんでやんすっっっ
 デビッドが監禁されちまった上に
 エリースと2度と会わない
調整班員メンバーの事も、絶対に言わないって
 約束までしたでやんすよっっ


うーーーーーーむ。なんだか ちと以前の
「マトリックス」のエージェントみてぇだな
  ・・・類友かもしれねぇな 


 親分。3年後ですぜ~ 何が3年後っすか?

 デビッドとエリースが再会だ 
  粋だねぇ。デビッドは3年間、思ってたんだぞ
なーに 俺なんざぁ 「妻よりは妾の多し門涼み」ってんで
神明だ駒込大和村だ~ 


  あんたっ 何をほざいてんのさっ 
     あたしを ひとめ見初め3日3晩
    父ちゃんから攻めて来たってのがさっ 奥さん 声のみ  





お・・・おやぶーーーーーーーーーん
 帽子の似合わねぇ マット・デイモンっすね


(゜∇゜*)(。。*)(゜∇゜*)(。。*)ウンウン 



でだな。
 何かってーと「調整スタッフ」が来んだぞ
 親分 そういうコトこそ お2人の らぶらぶは盛り上がりますぜ

運命の書
 親分 運命の書  たぁ ナンです
それってのは、よっぽど 美味いんすかね・ね・親分っっ


あのな・・・ 運命の書ってのは
親分 だって、 うんめぇのっしょ って言うんすからねぇ

        
ままま。 お2人が どうなるか観ていよう


 


親分っっ な・なんか凄いっすね~

恋の逃避行 

相変わらずの走りー逃げりー、謎組織から追われー マット
そこに流れる曲
どーんなぁぁにこんなんでぇ くっじっけっそぉーでっもぉ
    注 エコーがんがんかけて 浸るようにベタに歌い上げ

 あの・・・親分 これ原作は
確か超・ど・S・F作家サンでしたっけね



愛パワーで、リベンジ 
v(⌒∇⌒(ёё。)ゝ kiss威力は 強
調整員達は、お茶目って。しかも オヤジなエンジェルちゃんってて
帽子が   どこでもドア って楽しい




おめぇサン 「らぶちゅうにゅぅっ」って やんぐなのが踊ってよ

    あんたっ そろそろメシだよ 
               愛しの奥サン 声のみ

おっと! 
かぁーちゃんの ((☆≧Д≦)pゥマ━ィ♪・:,メシ

  
親分ってば    ツンツン(。゜ー゜)σ 
 愛しの 奥さんが恋しくなっちゃったんだっ やーい
                だっしゅε==ε= ヘ(; ̄▽ ̄)ノ



 

ここまでの ど・恋愛 極ラブ
ちと コースアウトしそうで 
早い段階で気が付いちゃったから
突っ込みモノだったぞ。
マット・ディモンは、相も変わんない役柄だった
男の一途 ぶっちぎり
 女とは、また違うのねぇ

エージェントのメンバーズ
 みょーーに人間っぽいのが
今作品のツボだった
ぐふふふふふ 
特に アンソニー・マッキーだったし

 

「命を運ぶ で 運命
 その運転手は自分」
って生き方の私のつもりだから
・・・ね






 














 


パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉

2011-05-27 | は行の映画

監督:ロブ・マーシャル
出演:ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、ジェフリー・ラッシュ、イアン・マクシェーン、サム・クラフリン、アストリッド・ベルジュ=フリスベ、ケヴィン・R・マクナリー、キース・リチャーズ
自由奔放な海賊キャプテン・ジャック・スパロウをジョニー・デップが演じる人気シリーズ第4弾
アクション・アドベンチャー大作。
永遠の命をも たらす伝説の泉をめぐり、ジョニー・デップ演じるジャックが新たな冒険を繰り広げる。
『シカゴ』『NINE』などのロブ・マーシャルが監督
シリーズ初参加。
ジャックのかつての恋人である女海賊『それでも恋するバルセロナ』のペネロペ・クルス演じる。
臨場感あふれる映像による大海原やアクショ ンシーンの迫力
度肝を抜かれること必至だ。

ストーリー:美しい女海賊アンジェリカ(ペネロペ・クルス)と再会したジャック・スパロ ウ(ジョニー・デップ)。しかしジャックは、アンジェリカが不死の泉を見つけ出すために自分に近づいたのではないかと疑いを抱く。アンジェリカと史上最強の敵である黒ひげ(イアン・マクシェーン)と共にリベンジ号で船出したジャックだったが、そこには予想だにしない冒険が待っていた。

クリックあるとうっひょー

カモン・レッツ・ゴー パイレーツ 
という奴等も4作目
「もう4作目」「まだ4作目」「そうそう4作目」多々ある思いのメンツ
生まれしヒントは、ディズニーアトラクションから
どーんとアンニュィも良いが

ノリノリ重視シリーズ



ジャック・スパロウ 
演じる ジョニーデップ
カリスマ性も健在 メイクも健在




永遠の命をもたらす生命の泉を発見途中に息絶えた探検家ポンセ・デ・レオンの航海日誌が見つかり、スペイン国王は直ちに出帆を命じる。
一方ロンドン。
ジャック・スパロウが生命の泉探しに乗り出すのではという噂が立ち
スペインに遅れを取りたくないイギリス国王はジャックを拉致する。
しかしそこに現れたのは、かつてのライバル海賊バルボッサ。


バルボッサ 
 
演じる ジェフリー・ラッシュ 

イギリス海軍将校サマへ ズリズリっと 横滑り


今やバルボッサは英国王に仕える海軍将校
生命の泉発見を命じられていた。
何とか脱出に成功したジャック
自分の名を騙り船員を募っているというパブに侵入する

と、偽ジャックの正体は
かつての恋人アンジェリカだった。

アンジェリカ 
演じる ペネロペ・クルス


今回 楽しみにしていたのだ
 強い たくましい しかもセクシャル
   鉄火な女海賊


彼女は悪名高き伝説の海賊・黒ひげの娘

この撮影中に妊娠が発覚
予定していたアクションを簡略したり、妹のモニカ・クルスを代役に使って
撮影に挑んだとのコト。撮影中に妊娠するなんて
日本では大バッシングなのに…。


さて。こちらは
黒ヒゲ
演じるは・・・イアン・マクシェーン

  すっげぇ 決まってるんだぜ~

この父娘もまた生命の泉を狙っていた。

スペイン軍、黒ひげ父娘、バルボッサの三者
“生命の泉”をめぐる争いにスパロウは飲み込まれていく…。



アンジェリカより仕返しをされちゃったジャック
あら?!?!息を吹き返したのは

「生命の泉」を探す 船の上

ここで 
キーワードだね 


そうこの「泉の水」入手が問題よ~~ん
というワケで
 必須アイテム
 永遠の生命を得る儀式には

2つの聖杯 
人魚の涙   ・(>_<;)・゜゜・。

必須アイテムとなるのだ

人魚役
フランスで活躍するアストリッド・ベルジェ=フリスベ

物語の後半に人魚 登場 
ここからの展開チェック

この人魚・顔に似合わず獰猛で不気味。
何故か陸地に上がると尾ひれが脚に変わる



人魚に恋心を抱く宣教師フィリップ
宣教師を演じた
 イギリスの新星サム・フランクリン

こうやって観ると なかなか♪(*゜ー゜*)bぐっど


海や船上のアクションよりも陸地でのアクションの方が印象に残っちゃったな
ん~ インディジョーンズテイスト




ウソと裏切りで笑いを生むヒーロー
ジャック・スパロウ

行く手にゃ 黒ひげの剣が操って
ロープにゃ清楚な美女から
\(\◇ ̄ )ヘン~(  ̄▽/)ゝシン!!!
凶暴激変 マーメイド

黒ヒゲに捕らえられし 美形宣教師
げーっと、ふぉーりんらぁぁぁぶっっっ

ウソの無いらぶ もシリーズ初か



前作までの監督ゴア・ヴァービンスキーから
ミュージカル映画の監督としての色が強いロブ・マーシャルに変わった



いきなりルーベンスの天井画 
出すんかい?
バンケティング・ハウスだったけ??????
って
え?まじ????撮影できちゃったわけ?!?!とか思っちゃった
だって~ ルーベンスのって


コレなんだけどね~~

ジャックがね・・・(゜∇゜*)(。。*)(゜∇゜*)(。。*)ウンウン


出ました~~~ 
THE 因縁 バルボラッサ再会中

ジャックの海賊船ブラックパール号はというと・・・
黒ヒゲのになっちゃった
キャプテン ジャック・スパロウ 危うしっ


ま。「パイカリ」で観ると、ちとノレずにはいるけれど
それぞれのキャラだったり
やっぱり ジョニー演じる ジャックだし
因縁の君もチェックだし

私なんぞ
「およよ これって何処で撮影したんかい?!?!」
ってのも気になっちゃってたのである



蛇足 女の恨みは、やっぱりね


ジュリエットからの手紙

2011-05-26 | さ行の映画


監督=ゲイリー・ウィニック
出演=アマンダ・セイフライド ヴァネッサ・レッドグレイヴ クリストファー・イーガン 
ガエル・ガルシア・ベルナル フランコ・ネロ

 「ロ ミオとジュリエット」で名高いイタリア・ベローナで行われている、世界中から届く恋愛相談の手紙に「ジュリエットの秘書」と呼ばれる女性たちが返信する 「ジュリエットレター」を題材にした恋愛ドラマ。1通の手紙から始まる50年前の恋人を捜す旅を、『シャーロットのおくりもの』のゲイリー・ウィニック監督がロマンチックに描き出す。
キャストには『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライド、オスカー女優ヴァネッサ・レッドグレーヴら実力派がそろう。

ストーリー:ロンドンに暮らすクレア(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)のもとに1通の手紙 が届く。その内容は、50年前に彼女がイタリアで恋に落ちた男性との愛を貫けなかった苦悩を、ジュリエット宛につづった手紙への返事だった。その男性と再 会することを決めたクレアはイタリアへ向かい、返事を書いたソフィー(アマンダ・セイフライド)と共に初恋の人を捜す旅に出る。


   クリックきゃっほー  

ニューヨーカー誌の事実調査員・ソフィ
演じる アマンダ・セイフライド
んんん?誰????と思われたお方。 ワガハイqの、チェック上昇女優
「マンマ・ミーア」で、リルル・ストリープの娘を演じ
「ミーン・ガールズ」ではリンジー・ローハンの友達グループの一人を
演じた目の大きな子である。
意思のすすっと入ったイメージがあるのだが・・・


婚約者のヴィクターとイタリアのヴェローナへ婚前旅行に出かける。
演じるガエル・ガルシア・ベルナル
 実は間近に控えたレストラン開業
頭がいっぱいなんたぜ、俺
今回のガエルはとにかく終始喋りまくっている男
やかましい。ジ×ーラモ彷彿
(゜ー゜*?)オヨ?


ヴェローナに着いてもワインの仕入れや食材探しでさっそく別行動。
取り残されたソフィがヴェローナの街を一人歩いている
『ロミオとジュリエット』のジュリエットの生家とされる家を発見
壁一面に貼られた“ジュリエット・レター”と呼ばれる
恋の悩みを綴った手紙の目を見張る

ひとりの女性がその手紙を全部はぎ取り
かごに入れて持って行っちゃったのだ

興味を持ったソフィは後を付ける
と、そこでは“ジュリエットの秘書”と名乗る女性たちが返事を書いていた
記者になることが夢で好奇心溢れるソフィ
壁の奥で50年も前に書かれた一枚の手紙を見つける。
その内容に心打たれたソフィ、自分も返事を書きたいと申し出る。



手紙を書いた女性
英国人のクレア
演じるヴァネッサ・レッドグレイヴ
50年前に絵の勉強のためこの地を訪れ、ロレンツォと出逢い恋におちた
国境を越えた恋に怖じけ別れてしまった。
手紙にはそれをひどく後悔していると書かれていた。
返事を出してから数日後
クレアが孫のチャーリーと共にヴェローナにやってきた。




ヴァネッサの孫。同行する青年
演じるクリストファー・イーガン
微妙ライアン・フィリップ入りーの ふりかけヴァル・キルマー÷2.5
新ロマンスが生まれる・・・
お約束ベタ。



クレアの意志は堅い
どこに何人いるか分からない“ロレンツォ・バルトリーニ”を探す旅に出る。

 あら~?!?
ロレンツォさんところ
 そんなにあるワケ?!

いや~ こりゃまた ヴェローナやトスカーナの美しい風景を楽しめる
ロードムービーの色合いもありーの
アマンダ・セイフライドの透明な魅力も素敵ーの
彼女のファッションも楽しめる
カットソーとかワンピースドレスも
これからの季節に、♪(*゜ー゜*)bぐっど

ソフィの帰国の日も近付いてくる。
一方、見つけ出しては別人やすでに他界していたということが続くロレンツォ探しの旅
それとは別にソフィの恋の行方というストーリーの展開
最後の最後に出逢った“ロレンツォ・バルトリーニ
あの人?



物足りないといえば物足りなくも???
ハッピーエンドだイタリアの風景も美しい
でもって 鑑賞後の後味が良い
女性達が魅せてくれる

 

 蛇足

そりゃないぜっガエルもガエル
去る者追わず
あーれまっまっ(笑)

 


ブラック・スワン

2011-05-18 | は行の映画


監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ナタリー・ポートマン、ヴァンサン・カッセル、ミラ・クニス、バーバラ・ハーシー、ウィノナ・ライダー

『レスラー』のダーレン・アロノフスキー監督と、『スター・ウォーズ』シリーズのナタ リー・ポートマンがタッグを組んだ心理スリラー。内気なバレリーナが大役に抜てきされたプレッシャーから少しずつ心のバランスを崩していく様子を描く。芸 術監督を演じるのは、フランスを代表する俳優ヴァンサン・カッセル。主人公のライバルを、『マックス・ペイン』のミラ・クニスが熱演。
プロ顔負けのダ ンスシーン同様、緻密(ちみつ)な心理描写に驚嘆する。

ストーリー:ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するバレリーナ、ニナ(ナタリー・ ポートマン)は、踊りは完ぺきで優等生のような女性。芸術監督のトーマス(ヴァンサン・カッセル)は、花形のベス(ウィノナ・ライダー)を降板させ、新し い振り付けで新シーズンの「白鳥の湖」公演を行うことを決定する。そしてニナが次のプリマ・バレリーナに抜てきされるが、気品あふれる白鳥は心配ないもの の、狡猾(こうかつ)で官能的な黒鳥を演じることに不安があり……。

 クリック。嬉しいナ


凄いとしか表現の仕方が無いのである
演技、映像、演出、衣装、音楽、セットなどなど、
映画を作るうえで必要な要素の全てが凄い。


今年のアカデミー賞主演女優賞を獲得したナタリー・ポートマンの主演作
NYCバレエ団に所属するニナ・セイヤーズ 

演じる、ナタリー・ポートマン


プリマのベスウィノナ・ライダーのリタイアの後を継いだ


世代交代を余儀なく・・・
自暴自棄になる痛々しい元プリマ役柄のウィノナ・ライダー

「白鳥の湖」の主役を頂く
それは純真な白鳥の女王だけでなく、
邪悪で官能的な黒鳥も演じなくてはならない難役だった。

何。カエルの子は、やはりカエルでは無いのだが
母エリカ(バーバラ・ハーシー)も元バレリーナ

そして
バレエ団の芸術監督ルロイ
演じる ヴァンサン・カッセル

ナルで軽薄だけど。実力者の芸術監督



次回の演目を斬新な演出を施した「白鳥の湖」に決定
プリマの座をニナに


ニナのプリマとしての試練と孤独と性への目覚め、
母の寵愛、ライバル・リリーへの憧れと嫉妬
芸術監督ルロイとの微妙な師弟関係、
元プリマのベスとの確執など、
話の軸は人間ドラマ
が。見方によって、アート映画の様に



練習しても黒鳥をうまく演じきれないニナ
錯乱していく
  錯乱。
期待にこたえたいのに・・・邪魔するものは
現実と悪夢の境界線はどんどん曖昧に
視覚に訴えるホラーに近い描写が また凄いのである

これに、母親の異変、態度が二転三転する掴みどころのないライバルのリリー、
なにをしでかすか分らない元プリマとのやり取り
  
そう。言うなれば
対人関係のサスペンス

悪夢。

 ありえないような・・・ リアルなのか
交互に寄せては引く 悪夢。
そして それは
「白鳥の湖」の舞台初日というクライマックスに向かい
益々エスカレート



    圧巻

「白鳥の湖」と見事にシンクロしながら、
現実と悪夢が交錯し、怒涛のラスト

「白鳥の湖」とニナだけでなく、
母親も、リリーも、ルロイも、ベスも

白と黒が表裏一体化



リリーを妖艶に演じた
  ミラ・クニス

アニュイなムード
(゜・゜* ホレボレ (゜・゜* ホレボレ




母親が最後にニナに放つセリフと、

ラスト前の客席での表情
“母”

演出も凄い
格調高い一級の芸術作品に仕上げたダーレン・アロノフスキー監督
センスがこれまた 溜息モノ

20年ぐらい前のコトである。
バレエ 白鳥の湖を観たコトがある
モスクワ だったか、ロシアのバレエ団の来日
演目は、全て「チャイコフスキー」
私とqママと2人して頂いたチケット
目前に感じる 美しく しなやかで しかし 整いすぎる肉体
呼吸は荒げず、静かに
が。 楚々としつつも 内なるパワーを秘めては見せず

ブラック・スワンへと変貌すると

今。思い出しても 美の競演であった

そして。私が惹き混まれたもの
チャイコフスキーを演奏する楽団員
オーケストラ・ボックス

あぁ 全ては舞台への魔が舞っていたかのようであった