南向きのバルコニー

訪れる鳥たち、空に浮かぶいろいろな形の雲、木々の表情・・・
徒然なるままに日々のことを綴っていきたいと思います。

父の命日

2012年10月12日 | 日記
昨日は父の命日でした。

母のところに行って、仏壇に手を合わせると、
しょぼんとお花枯れかかってました。
しっかり者の母のこと、今までは
命日にこういうことはなかったのですが、
母も年をとったということでしょう。

ふたりで、お花を買いに行きました。

近所のスーパーなんですが、
なんだか、ほのぼのとして、
こういう時間を
大切にしたいな
と思いました。

父が他界したのは20年前。
この20年間が、長かったのか、短かったのか
わかりませんが、
時の流れ、というものを思うと、
感懐深いものがあります。

私たちは、20年前、
今よりずっと裕福で、いろんなことを楽しむ生活を
おくっていました。
今から思えば、無駄なことも、もったいないことも
随分していました。

今は、必要のない装飾を削ぎ落として、
生活も生き方もシンプルに(ならざるをえなく)
母も私もだいぶ、枯れました。

母はいつ、あの世に行っても
大丈夫なまでに、
心の中が綺麗で、クリアな状態になっているようです。
私もそのように自分で思いますが、
まだまだこれから役目があるので、
何十年かは
この地球に肉体を持っていたいです。

夜、息子から電話があって、
「今日もしかして、ジージの命日だった?」
11.10.2012というPCの数字を見て、
感じたそうです。
息子は、おじいちゃんの記憶がないのですが、
やっぱり、繋がっているな
と思った瞬間でした。

先祖が脈々と繋がって、今の自分があるということ
これは厳然とした事実です。

これから20年後、
どんな自分でありたいか
秋の夜長に、じっくりとプランをたてようではないですか。



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