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マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

見方を変えると良さがわかる?

2017-03-14 22:26:57 | 日記
午後、昨日に引き続いて朝日カルチャーでした。
今日は印象派講座で、モネの睡蓮についてでした。
睡蓮だけでも300点・・・だったかな・・・ちょっと自信ないけど。
とにかくいろんな睡蓮があって、私もかなり見ていますが、中には駄作と思われる作品もありますね。
晩年に描いた睡蓮の大作が8枚、パリのオランジュリー美術館にあるのですが、それを見た時は、正直なところ、なんじゃこりゃ!という感じでした。
端の方は黒く塗りつぶしたり雑に描いてあったし、全体に丁寧さに欠けるというかそんな感じ。
晩年の作品なので体力も創作力も衰えたのかとか、モネの良さは小品だ!とか思いました。
でも、今日の話では、モネはもう少し若い頃から、壁画のような大作を描きたかったらしいし、大作を描くにはそういう手法になるとのことでした。
それと長い間には作風の変化もある・・・と。
何かわかったようなわからなかったような・・・。
でも、そういう見方をするのか、とは思いました。
また行く機会があったら、今度は違った目で見ることができるかも知れません。