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楽天経営主義

経営コンサルタントが経営とは関係なく
日常を気ままに綴ります。

ボーッとしすぎ!

2012年01月31日 | 日記
昨日、ご近所の家に不法侵入してしまいました。
実は、これが3回目で、前の2回は未遂だったんですけど
昨日は完全に一歩中に入ってしまいました。

そんな趣味や嗜好があるわけではないので誤解を避けるために事情
をお話しします。

私の自宅はマンションの9階になります。
ステップフロアという作りのため、エレベータの停止階は2,5,8,
11、13階になります。
私はいつも8階でおりて、1階分上がって自宅にたどり着くわけです。

でも、時々5階のエレベータホールのボタンを押したまま、だれも
いない時があります。
エレベータを待ちきれずに階段を使うんでしょうね。

昨日も帰宅して私一人でエレベータに乗り、8階を押しました。
誰もいないわけですから、停止階は自分の押した8階だと思います
よね!?

そこから廊下を歩いて何件かの廊下に面したお家の前をとおり、
自分の家に面した階段を上がりました。
5階と8階ですから、廊下から見える外の景色や廊下に面した家の
様子も当然違うわけですが、過去と同じく全然気がつきません。

ぼんやりと、「えー!この家窓際にこんなに鉢植えを置いたんや!」
ぐらいを思っていました。
朝の出勤時にも見ているわけですから、今日一日でたくさん置いた
ことになります。
今から考えると気づけよ!ですね。

自宅のドアの前(だと思っていた)に来ると、ドアに「Welcome」
と書いたオーナメントが飾ってあります。
これも、「へぇー、かわいらしいのつけたな^^」と簡単に
受け流して、ドアを開けました。
こちらの家はいつもそうなのですが、鍵を閉めていません。
鍵を閉めていてくれたら、こんな事はないのに・・・

玄関にはブーツが乱雑に脱いであり、これも最近娘が狭い玄関に
何足もブーツを出しているので、舌打ちをしながら文句を言わんと
アカンなと思ったぐらいです。

でも、何となく雰囲気が違います。
わが家より片付いているような・・・

決定的に気がついたのは一歩中に入って、触れた空気です。
家の臭いが決定的に違います。
やっと間違えたことに気がつきました。
幸い、誰も出てこなかったので、慌てて締めて階段を戻りました。

家に帰ってから、反省しきりです。
なぜ、こんなに間違っているというサインに気がつきながら
わからなかったんだろう。
ボーッとしすぎです。

残念なお店

2012年01月27日 | 日記
今週は商店街の新年会に参加する機会がありました。

会場はその商店街の中の串カツをメインとする居酒屋です。
会費は1人3,500円で飲み放題ですから、非常にリーズナブルでした。
でも、料理、サービスは価格なりというか、期待値を超えるもので
なかったことは確かです。

参加者が25人位だったので、料理が作り置きで冷めているのは
仕方が無いとしても、串カツまでが冷めているのは納得できません
でした。

もっと納得できなかったのは飲み放題システムが、1人にコップ、
入れ物が一つと決められていることです。
飲み放題メニューを提供している店では見られるシステムですが、
これだとコップを空にしてからでないと次の注文ができません。
そして、次の飲み物が来るまで若干のインターバルができるわけです。
これは酒飲みには辛い!(^^ゞ

飲み放題メニューが1,200~500円だとすると料理は2,000円ですから
贅沢は言えませんが、人によっては量についても納得できなかった
と思います。

商店街の新年会ですから、参加者は同じ街の人達です。
自分のお店の評判を広める大きなチャンスのはずなのですが
経営者にはそういった意識はなかったようです。

仲間内だからサービスをするように言っているのではありません。

商店街の幹部が商店街の人達にできるだけ自分の街のお店を
知ってもらおうと作った機会なので、もっと自分のお店の売りである
商品やサービスをアピールしてもらえば、きっと街の人達も今後
重宝すると思うのですがそれを理解してもらえなかった事が
本当に残念です。

昨年も、同じ商店街内の違うお店で新年会を開きましたが
満足度は高いものでした。

商売が繁盛するかしないかはこういったチャンスを見逃すか、
確実に活かすかどうかだと思うのですが、残念です。


新年

2012年01月11日 | 日記
明けましておめでとうございます。

年末からブログのことが気になっていたのに、結局何も投稿する
事ができませんでした。

別に忙しいわけではないのですが、気にかかることがあると
そちらの方にばかり気をとられてしまい、ブログにまで手が回り
ません。

気にかかる事とは、事業再生案件の事業調査報告書の作成です。
毎回のことですが、無茶苦茶時間がかかります。
今日も午後いっぱいを使って書いていたのですが、見直してみると
たった3ページしか書いていません。
このペースで行くと後何日かかるのか・・・
〆切りは迫っているのに・・

今年も年初からいつものとおりのペースですね(笑)。

昨年もたくさんのやり残しがあります。
リストアップするとできたことよりも、やり残した事の方が確実に
多いと思います。

一番気にかかっているのは、創業計画書のセミナービデオの販売です。
ビデオ撮りやパッケージ作成も済んでいるのに、ホームページにアップ
することができていません。
時間が経つと、編集したビデオの内容もこれで良いと思っていたのが
だんだんと自信がなくなってきます。
でも、何とか月内にはアップします(つもりです)。

その時はこの場でも案内しますので、よろしくです。

思い通りにはならない毎日ですが、気分的には新しい年をワクワクした
気持ちで迎えています。
ここ数年では、珍しい感じです。
別に、良いことが見えているわけではありませんが、この感じが
できるだけ長く続けられるよう努力したいなと思っています。


日本経済楽観論vs.悲観論

2011年12月08日 | 日記
最近本屋に行くことが楽しくなっています。
週に2,3回は顔を出して、1時間ぐらいウロウロします。
というか、他に楽しみがないので必然的に立ち寄ってしまうので
しょうね。

これまでは旭屋の本店が多かったのですが、最近は阪急ビルの
ブックファーストが本が選びやすくて気に入ってます。

これまではビジネスのノウハウ本を選ぶことが多かったのですが、
最近はマクロ経済について書かれたものや、政治に関する本が
多くなっています。
これは、昨年読んだ「ビジネス書大バカ事典」や「星野リゾート
の教科書」の影響が大きいかもしれません。

前書については、一度書いているので後書について簡単に説明
しますと、星野リゾ-ト社長星野佳路氏が経営の道しるべとした
本とその読み方、本に書かれていることの経営への実践の仕方を
紹介したものです。

星野社長が選ぶ本は古典といわれるものが多く、その内容を
完璧に理解できる、(理解できるというのは自分のビジネスに
どう応用し、実践できるかというレベル)、まで読みこむと
いうものでした。

本人が書かれたものではないので、真偽のほどはわかりませんが、
書かれていることには非常に納得です。

それ以来、ビジネスノウハウ本はよほど面白そうなものしか
買いません。
かといって、ビジネスの古典にはなかなか手が伸びません。

前置きが長くなりましたが本題です。
震災以降、本屋さんの話題書のスペースには日本経済について
楽観的に書かれたもの、悲観的に書かれたものがたくさん並べ
られています。(あくまでも本のタイトルからの評価です)

私は楽観的に書かれたものを好んで選んでいました。
でも、本屋に並ぶそれらの本を見た時、やはり両方の視点から
見る必要があるのではないかと思ったわけです。

それで選んだ本がこの2冊です。
楽観論=「2012年大恐慌に沈む世界 甦る日本」三橋貴明著
悲観論=「2012年、日本経済は大崩壊する」=朝倉 慶著

凄い題名だと思いませんか。
内容は全然見ずに題名だけで、選んで買いました。

前者の著書は何冊か読んでいるので想像はつきました。
自国通貨建ての日本国債がデフォルトをおこすことはない。
日本政府の債務過多をベースにした財政均衡論、増税論は
おかしいこと、今やるべき事はデフレ克服であり、
そのためには国債増発をベースにした財政出動であること
等々が書かれています。

逆にこれらの施策を政府がやらなければ、日本の経済は
危ないことになりますが、日本の政策はまさに逆の方へ
行こうとしています。

著者の特徴ですが、これらの話はデータに基づいて論理的
に書かれています。ここが、私はこの著者が中小企業診断士
であることと並んで好きなところです。
もちろんデータは、自分の論に都合の良いところだけを
取り出して説明することはできるのですが、そんなことを
言っていたら、誰の著書についても同じ事が言えます。

後者ははっきり言って、本の選択ミスでした。
著者が悪いのではなく、内容を把握して選ばなかった私の
ミスです。

前者に対して、日本経済が悲観的にならざるを得ない理由を
データを交えて、経済の仕組みから説明しているような内容
を期待していたのですが、そういった本ではなかった
ようです。

例えば、世界的な傾向だから日本もインフレは避けられないと、
簡単に書いてありますが、これまでも世界の大部分はインフレ
であったはずです。でも、日本はデフレだった。この理由を
説明してくれないと、いきなり何故インフレになるのか
理由がわかりません。
むしろ、インフレになれば現在の日本経済にとっては良い
傾向だと言えます。

この人が言うインフレとは、貨幣価値が半分だとか1/3になる
ようなものだと思うのですが、普通のインフレを通り越して
いきなりそんな状態になるとは想像できません。

ハイパーインフレで言えば、10数年前に浅井隆氏の本を読んで
もうすぐ日本はハイパーインフレになるので大変だと、お金も
無いのに凄く心配したことがあります。
この人は一貫してインフレが来る、預金封鎖だと言ってますが
10数年あたらない訳ですから、ちょっとは反省して欲しいですね。
そういえば、本屋にこの人の「最後の円高がやってきた」という
本が並んでいました。こりへんなぁ(笑)

今回選んだ悲観論の本は世界の経済は、恐慌に向かっていると
いう結論から、色々な悪条件を並べているようにしか思えません。

次はもう少し違った見方をした悲観論の本を選んでみたいと
思います。

大阪市長選挙余波

2011年12月05日 | 日記
前回の投稿から半月が経ってしまいました。
ダメですね、最低週1回は投稿しようと心を入れ替えたつもりが
一月半しか持ちませんでした。

5年ほど前、仕事でオーストラリアに行った時に同業といっても
大先輩である大西宏氏とご一緒させていただきました。
彼は、ブロガーとして有名でライブドアブログのビジネス部門
では、常に1,2位を争っていると同行したお客様に紹介され
ました。

さすがにオーストラリア滞在中も、ブログの更新を毎日されて
いました。
私は、その頃はブログも始めていませんし(始める気なんて
毛頭ありませんでした)、人のブログも読んだことなかったので
(これは今も同じ)、「へ~、大変ですね」と言いながら、
「私も書く気になったら書けるだろう」となめてました。
今は、大西氏の大変さと凄さが少しは理解できるようになり
ました。

投稿していない間、自分のページのチェックさえしていなかった
のですが、今日チェックしてみると凄いことになっていました。

なんと、訪問者が通常の3倍近くになっているのです。

そう、大阪市長選挙があったので、私の過去の投稿が検索
キーワードで引っかかった人が訪れたものと思われます。

訪問された方から、「橋下」の字が違うというご指摘も
受けました。申し訳ありませんでした。
恥ずかしい限りです。

書きたいことはたくさんあるのですが、今なかなか時間が
とれません。
私が好きな小宮一慶氏は毎日ブログを更新していますが、
30分で書き上げるそうです。
それを、読んで自分も!と思ったのですが、当たり前ですが
実力が違いすぎます。

実力にあわせて、ボチボチと投稿していきますので、何かの縁で
このページを訪れた方は、気が向いた時にまた覗いて下さい。

大阪市長選挙マニフェスト

2011年11月18日 | 日記
一昨日は宇都宮で研修を行っていたわけですが、休憩時間等に
参加者の方から、大阪市長選挙について聞かれます。
結構、大阪に住む人達以外にも注目されているみたいです。

それぞれの主張の違いを聞かれたので、テレビや新聞で知った
事を適当に答えていました。
私は大阪市民でも府民でもないので、マニフェストを読んだ
訳でもなく知識については本当は質問してきた人と同じレベル
なんですけどね(笑)。

しかし、いい加減なことばかりも言えないし、これからも
聞かれる事が多くなることを予想して、平松、橋本両氏の
マニフェストを読んでみました。

まず平松市長のマニフェストなのですが、非常に具体性に
乏しい感じがしました。
大阪を満足度日本一にするための7つの基本政策が書かれている
のですが、具体的にどの様にやっていくのかという方策が
書かれている箇所は非常に少ないように思います。
何故、そういったことが必要なのかという根拠がなく、どの様に
行うかの具体的施策がなく、バラ色の結果ばかりだと、衆議院選
の民主党マニフェストをを思い出してしまいます。

平松市長は橋下氏の「大阪都構想」を批判する時に、具体的に
何をしようとしているのかわからないと言っていたと思い
ますが、マニフェストを見る限りにおいては、平松市長の方が
わからない箇所が多いと思います。

特に疑問に思ったのは「大阪都構想」に対抗する施策だと思う
のですが大阪府・堺市と大阪版広域連合を設立し、都市が抱える
問題と広域的な課題を協議・推進する機関を設置するとあります
が、具体的に何をするんでしょう。
橋本氏が知事になった時に事業統一を図った水道事業が、
ご破算になったことが、「大阪都構想」の発端になったことを
考えると、「広域連合」という言葉だけでは具体的に何かが
生まれるとは思えません。

橋下候補のマニフェストは、現状の大阪市の抱える問題点を
データを基に指摘し、それらを解決するための施策を述べて
います。
全てが、具体的な訳ではありませんが、平松市長のものよりは
具体的です。

ただ、施策の良し悪しは別です。
それは選挙権を持つ人が自分で読んで判断して欲しいと
思います。

橋下候補は「大阪都構想」を大看板にしていますが、私は
以前から、疑問に思っていることがあります。

大阪市、堺市を中心に周辺市を一緒にして、大阪都20区に
再編し、選挙で選ばれる区長と選挙で選ばれる区議会議員を
置くという事ですが、結果的には今よりも首長や議員が
増えることになります。
大阪市、堺市には新たに区議会場も作らなければなりませんし、
結果的には行政コストが増えることになるのではないかという
事です。

私は、以前から地方議会の存在意義に疑問を持っていました。
日本は議会制民主主義だから、地方自治においても必然の
仕組みなのかもしれませんが、地方議会議員の実態を考えると
無駄にしか思えません。

議会の役割とは、「議会には、その重要な機能として、地方
自治体の基本事項を決定(議決)する団体意思の決定機能と、
執行機関を監視・評価する機能の2つがある。(函館市議会
改革報告書より)」らしいのですが、多くの議会が行政側が
出してきた予算をチェックし議決する位しかしていないのでは
ないでしょうか。
政策立案能力はほとんど無いでしょう。
予算のチェックなら市民オンブズマンがしてくれます。
しかも無料で。

大体、二元代表制と言いますが、人口の少ない市や町、村
の最下位当選だと数百票の得票しかないこともあると聞きます。
ちょっとした学校の生徒会長の方が得票数は多いのではないで
しょうか。
これで住民の代表と言えるのでしょうか。
少ない得票数で当選できると言うことは利害集団の代表が
出てきやすいということで、まさに多くの地方議会の現状です。

くだらない議員が多いんですよ。
(これは地方議員だけではないかもしれません)
私自身も行政の仕事をしていて、議員からのつまらない横槍が
入る場面を見ています。

大阪市長選挙マニフェストの話から、大きく話が逸れてしまい
ました。
とにかく、結論としてはくだらない議員の数が増える施策は
嫌だと言うことです。

牛丼弁当

2011年11月16日 | 日記
出張で宇都宮にいます。

大阪で夕方まで仕事してからの移動なので、当然夕飯は駅弁に
なります。
東京で、東北新幹線に乗り換える前に牛丼弁当を買いました。

値段は1000円で、駅弁の一般的な価格ラインです。
でも、むっちゃくちゃまずい!

まぁ、駅弁でそんなにうまいものにあたったことはないのですが、
怒りを感じるくらいのまずさです。
1000円出すなら、和牛の弁当でも食べられそうですが、米国産で
そのまずさを紛らわすためでしょうか、甘ったるい濃い味付けが
していました。
誤解していただきたくないのは、米国産だからまずいと言っている
わけではありません。米国産でもおいしい肉はあります。
1000円だせば、米国産でもおいしい肉にできるはずです。
だって、吉野屋の牛丼は米国産でもおいしいと思いますから。
しかも380円。
駅の構内で吉野屋の牛丼弁当を売ってくれたらいいと思います。

駅構内の販売権とか、使用料はいくらくらいするのでしょう。
1000円という価格と弁当の質を考えると相当高いと考えざるを得ません。
どこがもうけているんでしょう?JR?弁当屋?

ところで、宇都宮は今年2回目になります。
これまでも何度か訪れていますが、まだ有名な餃子を食べた事が
ありません。
今回も明日とんぼ返りなので機会はないでしょう。
私の場合は、出張したときにその場所のうまい食べ物とお酒を
頂くのが仕事をやっていくための大きな動機付けになっています。
こんな出張は嫌だ!

ベルキューブのCMはおかしい

2011年11月11日 | 日記
ベルキューブという商品をご存じでしょうか。
3種類の味がある小さなキューブ型のチーズです。
ご存じない方は参考までに下記をご覧下さい。

http://www.bel-japon.com/product/belcube.html#

この商品のCMを見ていて納得できないことがあります。

3人の女性がホームパーティで談笑しながら、このチーズをつまむ
のですが、おいしいために、次から次へと入れ物に手が伸び、
最後の一つに3人が同時に手を伸ばして、顔を見合わせて笑うと
いうものです。

納得できないんですよね。
3種類の味を3人で食べているわけですから、最後に一つだけ
残るはずがないんです。
誰かが、他の人を上回るペースで食べているわけです。
それなのに、恥ずかしげも無く最後の1個にも手をのばす。
こんな奴は嫌だ!

小さい人間でしょうか?
我ながらそう思います(笑)。
でも、私はこういう状況を日常で見る度に、気になります。

宴会で、丸テーブルに人数分の料理が大皿に盛られて出ることが
ありますが、はじめの方に料理を取る人が、後の人のことも考えず
おもいっきりたくさん自分の皿に料理を取る人がいます。
見ながら、「そんなことしたら、後の人は食べる物がなくなるよ!」
と、心の中で叫ぶのですが、そんなこと気にしない人がいるんです
よね。

こんな事もありました。
サラリーマン時代に何かの宴会をインドネシア料理のお店で
やったのですが、私の同僚は普段から少しKYのところが
あった上、エスニック料理が大好きでした。
だから、最初から出てくる料理に真っ先に箸を伸ばしていました。
そのがっつきぶりは他の人達も気になっていたのだと思います。
ついに、その時の支店長が「ワシの(生)春巻きがない!」と
叫んだのです。
生春巻きだけでなく、それ以外の物も人数分しか出ていなかった
んですよね。それは、KYの同僚以外みんな気がついてました。
でも、そいつ以外の同僚が食べる量を調整して、上司に全ての
料理が回るようにしていたのに、ついにその心遣いが綻した
ということです。

人の分にまで手を出す同僚もおかしいですが、大きな声で
自分の料理がないことを訴える上司もどうかと思います。

こんな日常の小さな事でも、人間性が見えると思いませんか。

小さい人間だとは思いますけど(笑)。

正常返済先への復帰

2011年11月05日 | 日記
昨日は非常にうれしいことがありました。

事業再生で関与していたお客様が銀行から新規借入の申し出を
受けました。
これまで、約定返済額の5分の1近くまで返済額を落として取引先銀行
4行にリスケジュールをお願いしていたのですが、取引銀行の一つから
債務の一本化と返済期限の長期化を含めた新規融資の申し出があった
のです。

10年近くに渡って、減額したとは言えコツコツと変更条件を守って
返済してきた成果です。

新規融資は借入機関を15年としてくれていますので、これまでの返済額
と大きく変わりません。
一本化によって返済利子も若干下げることができます。
それ以上に大きいのが、「条件変更先」から「正常返済先」になる事で、
場合によっては、新たな借入も考えることができ、事業の拡大、新規
事業進出等の将来が見えてきたことです。

このお客様は私がサラリーマン時代の先輩の親戚であり、先輩と一緒に
相談にこられました。
紹介されてまもなく、その先輩は病気で亡くなられましたが、やっと
その先輩への義理を果たせたような気がしました。

企業が借入過多におちいる要因は多くの場合、自社の実力を十分に把握
できていないことです。
常日頃から、経営コンサルタントのような客観的に事業の現状を評価
できる人間・機関にチェックを仰ぐことは、現代の経営には欠かせない
ことだと思います。
最後は少しPRが入ってしまいました。

タイの洪水被害から学ぶこと

2011年11月03日 | 日記
タイの洪水被害が広がっているようです。

日本企業も大きな影響を受け、経済的なダメージは大きいようです。
ただ、現地からの報道を見ると意外とタイの人達の表が明るいことに
ビックリします。

かなりの深さに浸水した家の前で、潜ったりする子供と一緒になって
遊んでいる母親、くるぶしを超える水に浸りながら、市場で商売を続ける
商人達、マイクを向けても笑いながら答える人や、笑わないまでも
あまり深刻さを感じさせない人が多いようです。

日本の河川被害と違って、非常にゆっくりとした浸水なので、命の危険を
感じなくてすむことや昔から洪水の多いところなので、慣れていることが
あるかもしれません。

タイ語という言葉の感じも、のんびりしている印象を強めるのかも
しれません。

でも、本質的な要因は「微笑みの国」といわれる国民性なのでしょうね。
かなり大きな国難だとは思いますが、国民皆でニコニコしていたら、
自然と災害も収まるような気にさせられます。

個人的にはこのタイ人の楽天性を見習いたいです。
企業経営も予想外の困難な状況に直面する事があると思いますが、
タイの人達のようにあたふたせず、泰然と対応したいですね。

もちろん経営環境変化は自然災害のように待っていれば、自然と収まる
なんてことはありませんが、気持ちの部分ですね。

サワディ~!

映画の日

2011年11月01日 | 日記
今日は映画の日ですし、ヒマだったので朝から映画を見にいって
ました。

特別見たい映画もなかったのですが、近所の映画館が今月いっぱいで
閉館するらしいので、見納めということで行ってきました。
この映画館、2回目の閉館です。
最初は松竹系のMOVIXでしたが、一昨年の終わりか昨年の初め
ぐらいに閉館し、約半年の休館期間をおいて東宝系のシネウェーブに
変更して約一年の営業期間でした。
もう、三回目の復活はないでしょうね。近くて便利だったので
残念です。

シネマコンプレックスもオーバーストア状態なんでしょうね。
近辺には神戸HAT、尼崎MOVIX、三ノ宮等、スクリーン数は
相当の数になるはずです。

上映時間ギリギリに入ったので、暗くてわかりませんでしたが、
映画が終わって、明るくなったらビックリ!
客は私を含めてオヤジが3人でした。

自分で言うのも何ですが、何となく雰囲気が私に似たようなオヤジ達
です。

これを読んで、「さえないオヤジ」をイメージした人は殴ります(笑)。
自由な思想を持っていそうなオヤジという意味です。

見た映画のタイトルは「カウボーイ&エイリアン」。
これって最近封切りされたばかりのはずですよね。
内容は、客数が物語っていますが、ダニエル・クレイグとハリソン
・フォードが好きな人はどうぞ。
私は、それで選びました。

自己破産者の再生は難しい?!

2011年10月31日 | 日記
最近よく過去自己破産をされた方が、再度事業を行いたいという
相談を受けます。
今月も2件ありました。

背景はよく似ています。
事業経営に行き詰まり自己破産後、生活の糧を得るために就職
しようにも正規雇用が難しく定職に就けない。
だから、昔の経験を活かして再起したいが、先立つもの(お金)が
無いので、事業資金を借りることができないかというものです。

相談を受けた方としても、非常に悩ましい問題です。
両者とも数年前に免責許可決定を受けているわけで、法的には
復権を果たしているわけですが、金融機関にとってはブラックで
あることに代わりは無いわけです。

確かに、一度破産をしている人が安易に借金を繰り返すことは
避けなければなりません。
相談者の中には生活に困窮して、事業をするという名目であれば
借入ができるのでは無いかという意図が見える人がいます。

しかし時と場合、その事業者、事業そのものによりけりだと思います。

今回の場合も、相談者2名の内の一人は、事業として成立する可能性
ありと私は判断しました。
破産後、細々と一人でやってきた事業に大きな契約が呈示され、
それを受注するための運転資金が必要というものでした。
もちろん既に金融機関には相談に行っているのですが、門前払い
だったと言うことです。

以前の借入が銀行プロパーだったと言うことで、信用保証協会なら
ブラックリストに載ってないのではないかと思い、その場で電話
しましたが、ダメでした。
多分プロパーではなく、保証協会の保証融資だったのでしょう。

結局他に手立てが無く、力になれないことをお伝えして、お引き取り
願いました。
やる気を持った方だけに申し訳なく、非常に残念でした。

ブラックの方にもお金を貸すという金融業者はいます。
でも、そんなところを紹介するわけにはいきません。

ただ、こういった相談を受ける度に、銀行の画一的な態度に憤りを
感じます。
自己破産をされた方でも、その経緯は様々です。事業者としての
未熟、失敗は多いでしょうが、その時の事業環境からやむを得ない
事情もあるでしょうし、中には自分の事業とは関係なく保証人に
だったからと言う人もいます。
それらを十把一絡げでブラックだからということで門前払いをする
一様な態度は、金貸し業である銀行が審査という重要な機能を放棄
しているとしか思えません。

もちろん、リスクを見込んで通常の事業者よりも高い金利をとれば
良いと思います。
ハイリスク・ハイリターンは当たり前のことですが、審査さえ
しっかりやれば、リスクは相当程度軽減することができると思います。
銀行にとっても、利益率の向上になると思うのですが、効率重視
なんですかね~。

お金さえあれば、私が破産者向けの金融業をやりたいぐらいです。
もちろん、誰にでもと言うわけでなく、審査はしっかりさせて
いただきます。
現在の銀行の審査よりは自信がありますから。

橋下徹ネガティブキャンペーン?

2011年10月29日 | 日記
木曜日の新聞の雑誌広告を見て驚きました。
週刊新潮、週刊文春共に橋本大阪府知事(今月末まで)の
出身や父親、親戚の事についての特集記事が組まれていました。

私は、大阪市民でも、大阪府民でもありませんし、橋下氏の
思想、信条、政策を支持するものでもありませんが、嫌な
気持ちになりました。

両紙とも読んでいませんし、読みたいとも思いませんが、
何故この時期にこんな記事が出てくるのかと思います。
広告を見る限りにおいては、ネットでも以前から出ている
事ばかりです。(従兄弟のことは初見ですが)

両紙が橋下氏の反対陣営からの意を汲んだネガティブ
キャンペーンをしてもメリットはないと思うので、そんな意図
はないと思いますが、大阪同時選挙の過熱に便乗して販売数を
伸ばそうとしているのでしたらどちらにしても、程度の低い話
です。

反対陣営がこの記事に便乗して、同様のネガティブキャンペーン
を展開しないことを望みます。
本人を責めるのであればまだしも、家族、親戚の行いを暴くのは
子供が「お前の母ちゃんデベソ!」と言っているのと同じです。

橋下氏は有名な子だくさんです。小さい子供達が望まれない
形で、知らなくても良いような話を知らされる事が気の毒です。

大阪市・府民はこんな記事に惑わされずに、政策を十分に
吟味して立候補者を支持して欲しいと思います。
人間的に問題のある立候補者であれば、政策をしっかり読み、
聞けば、それはやはりどこかに出てくると思うのです。

政策をしっかり検討せずに、世間の雰囲気で政治家を選んで
しまうことの危うさは2年前の衆議院選で学んだはずです。

それでも「日本は死なない」これだけの理由

2011年10月25日 | 日記
増田悦佐著 講談社刊

この本は6月に買って読んだ本です。
このころ東北大震災で気持ちが落ち着かず、気分が閉塞感に
陥りがちだったので、いくつか今後日本経済は大丈夫という
内容の本をいくつか読みました。
これはその中の一冊です。

内容は日本の国民の能力、技術力等を評価する一方で、欧米、
中国が今後どれだけ危ないかが描かれています。
当時は「日本は大丈夫」という内容ながら、あまりに日本を
過大に評価しているように思えて、「これは言い過ぎやろ~?」
と思った本です。

先週、何気なく読み返してみると、その内容の多くのことが
読んだときから4ヶ月の間に確認できたことが多くびっくり
しました。

日本の実力については、震災直後のサプライチェーンの崩壊が
世界の製造業に与えた影響は6月の時点でわかっていましたから
あまり驚くような内容はありません。
ただ、日本は指導者が無能だから、賢明な大衆が日本の経済を
支えざるを得ないという視点は新鮮でした。

アメリカの格差社会の悲惨さは、良く言われることです。
最近では全世帯の5%にアメリカの冨の60%が集中していると
言われています。
この本では、そのターニングポイントの年は1979年だったとし、
そうなった経緯をデータを基に紹介しています。
この年以降の景気政策が結局、金融業を潤すだけのものであり、
非金融業に従事する人達との所得格差を大きくしたということ
です。
データでは金融業と非金融業の平均年間所得は倍くらいの差に
なっています。
これを見るとウォール街でデモが起きるのもうなずけます。

ヨーロッパではギリシャをはじめとしたPIIGS(ポルトガル、
アイルランド、イタリア、ギリシャ、スペイン)よりも
イギリスの危うさについて、書いています。
イギリスはサッチャー首相の金融ビッグバンにより、金融の
中心シティを外国に開放しました。
外国の金融機関のおかげで、高成長率を得ることができた
イギリスの手法はウィンブルドン方式といわれ、一時期
成功モデルのように言われました。
しかし、金融に依存しすぎた経済政策は、国内産業を生まず、
若年層の失業率は非常に高いものになっています。
この不満はいつ暴動に発展してもおかしくないとあるのですが、
これも、8月に暴動が起こったことで予見していたのかなと
感心しました。

中国については、今更言わずもがなです。

これらの国々に比較すると確かに日本はマシです。
「マシ」なんですね。
明るい未来が見えるわけではないんですね。
著者も「死なない」と書いています。

結局、2回目の読後、内容的には良く理解でき納得できたものの、
日本経済の楽観的な将来を期待した私の思いは余計に不安が
募るものになりました。

絵心

2011年10月12日 | 日記
一眼レフカメラを買いました。

使ってみると色々な機能がついていてさわっていると
メカ好きの私としてはすごく満足できます。
ただ、問題はいくら良いカメラを使ってもうまい写真が
撮れるわけではないと言うことですね。

良い写真を撮るには、カメラの性能よりも写真の構図が
大切だと言うことがよくわかります。
これは絵心につながるのではないかなと思います。
小さい頃から絵心がないんですよね。

小・中・高を通じて学校で絵をほめてもらった覚えが
ありません。
先日テレビで「絵心ない芸人」というのをやっていましたが
あそこに出ていた芸人の気持ちがすごくわかります。

小学校の時に、先生が読む物語から場面を想像して絵を
描くというお題がありました。
私は主人公が寝ているところだったら、楽だろうと思い
寝ているところ描きましたが、そうすると画用紙の上の
部分3/4位が白いままで残ります。
考えてみたら当たり前なのですが、絵ができあがった時の
イメージが書く前にはできないんですね。
つまり全体の構図が想像できないわけです。

中学校の時の卒業作品は20cm位の絵皿に顔料が塗ってあり
それを鉄筆で削って絵を描き、窯で焼くというものでした。
卒業する年が丑年だったので、確か牛を描いたのですが、
提出したとき美術の先生が、「天井、残るものだから
もう一度描いてくれ」といって皿をもう一枚渡しました。
自分としては何の問題もない牛だと思ったのですが、
先生は残す事に耐えられなかったみたいです。
結局、絵のうまい友人に描いてもらいました。

高校の時は、そんな状態ですから美術の授業を真剣に
受ける気がせず、いつも遊んでいました。
提出物もほとんど提出していなかったので、先生から
最後の作品(木のレリーフでした)を提出しないと
単位を落とすよと言われ焦りました。
その時も、中学校の卒業作品でお世話になった友人の
作品に私の名前を彫って提出することでギリギリの
点数で落第を逃れることができました。
ちょうど友人が大学の推薦入試の試験日だったので
事後承諾です。

恥ずかしい想い出を披露しましたが、そのぐらい絵心が
ないということですね。
そんな私ですから、まともな写真は撮れないと思いますが
習うより慣れろということもあるのではないかと思い、
ドンドン撮ってみることにしました。
どうせ、デジタルですから自由に消すことができますから。
いつか、ここで披露することができるかもしれません。