最速英会話学習・話せるための英会話学習法プロ英語教師への道・養成講座

英語教育は英語の発想を学ばせるものです。1年で完了形まで身につく学習法を展開します。

「コミニカ五文型」とは

2009年09月10日 | コミニカ英作法とは?

[今日の学習]

私はこの英語でシンプルで合理的な姿を生徒たちに伝えるのが、彼らに英語脳構築というものを与えることではないかと思います。

最近、「書いて覚える作業」が軽視されていると思います。ただこれは文法問題の書き換えといったものではありません。
書く作業は子供たちの頭を活性化させる、これは私も体験してきたことです。

なお、教材にはCDがついていますが、「団体使用」であれば、これをコピーして生徒たちに配布することも可能です。
購入されたある塾の先生は、「家で聞きなさい」とコピーして販売されているそうです。

この教材の製作において以下のようなbe動詞の補語のタイプを中1からしっかり学習させるようにしたのは、中学3年でその成果を結実させるためです。

私がこの「コミニカ中学英語基礎編>」という教材を製作した当時は、塾で小学生も教えていました。もちろん最初は英語ではなく、国語などを教えていたのです。

皆さんもご存知のことと思いますが、国語の作文の下手な子、例えば日記などを見て見ますと、「どうした」「どうした」といった文ばかりを書く傾向が見られます。

  朝起きて、歯を磨いて、顔を洗って、朝ご飯を食べました。
 そして遊びに行って、公園で遊びました。

一方作文が上手な子は、「眠かった」とか「お腹がすいていたのでご飯がおいしかった」などといった表現を織り交ぜます。
あるいは「夕方まで公園にいました」「公園で遊んでいました」といっ表現も。

私は、中学生に英語を教えていたとき、あることがひらめきました。

国文法にしても英文法にしても、このような表現をどうしたら教えるかといった場面で、これは補語が形容詞だとか、補語が場所句などと教えて彼らは本当にことばとして英語を身につけることができるのか、と思ったのです。

それよりも「~は ドンナだ」「~は ナニだ」「~は ある・いる」と説明する方がことばとして身につけることができるのではないか、と考え英語教材にこれを導入したのです。

そんなこんなで、自分で作った教材で教えていましたが、ある時本当に驚く指摘が、ある1人の子供からありました。
それは進行形の扱いでした。

彼は私にこう言ったのです。

 「先生、走っている、歌を歌っている、英語を話している」といったものはみんなドンナだ文ではないですか?」

私も教育文法で育った人間ですから、進行形はbe動詞+現在分詞と判じて疑ったことがありませんでした。

そんな時、当時よく耳にしていたビートルズの歌が私を後押ししてくれました。

  Wednesday morning at five o'clock as the day begins
  Silently closing her bedroom door
  Leaving the note that she hoped would say more
  She goes downstairs to the kitchen
  Clutching her handkerchief
  Quietly turning the backdoor key
  Stepping outside she is free
         She's Leaving Homeより

もちろんこれらは文法的には分詞構文と呼ばれているものです。
しかしこの場合主語=Sheとbe動詞isは最後に登場します。
「そっと寝室のドアを閉める」のも「言いたいことを十分書けなかったメモを残す」のも「彼女」という「存在」です。

Silentlyから始まる、ing形動詞フレーズはすべて進行形が基本となっているものです。

私は、この時、受身形も含めて「それは存在に関わるもの」で「~は ドンナだ文」であると確信しました。

さて、日記の話の通り、これらを5つのパターンにわけたのが、この教材に展開した「コミニカ五文型」というものです。

この5つのパターンが、現在形、過去形、疑問形、現在完了形と展開し、あるいはその個々の時制において肯定形、否定形、疑問形へと展開する英語の回路の根底を作り上げていることになります。

参考に、この教材では中1年で「コミニカ五文型」のすべてが登場します。これさえ身につけておけば、それが過去形になっても、未来形になっても、あるいは現在完了形となっても簡単に教材をこなせることになります。

[コミニカ五文型]
  (1) 「~は ドンナだ文」 補語が形容詞のもの
  (2) 「~は ナニだ文」  補語が名詞のもの
  (3) 「~は ある・いる文」 補語が方位副詞、前置詞+名詞のもの
  (4) 「~は ユウする文」 一般動詞haveの文
  (5) 「~は ドウする文」 have以外の一般動詞の文

この「コミニカ中学英語基礎編>」で学習してきた人が、いとも簡単に英検2級をとったり、高校で好成績を獲得したり、しかも英語が話せるのがわかっていただけると思います。

子供たちに「英語の回路を持たせる」、これがプロとしての英語教師だと思います。

「コミニカ中学英語基礎編」を導入された塾やフリースクールの先生方が、生徒たちがほとんどのストレスもなくスラスラ問題を解く姿を見て驚かれるのはこれが原因です。

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日本の英語教育も、こんな国際水準にいつたどりつくのでしょうか。

私が1989年に、ある東京の出版社(一光社)から発売され、その後ロングセラーを続けている「コミニカ英語教材<基礎編>」はこのような国際水準で編集しています。
またこの教材の案内にplay tennisの動詞フレーズの展開をあげています。ぜひご覧ください。
「コミニカ中学英語基礎編」の解説部分が2色刷りになりました。
それによってファンクションフレーズと動詞フレーズの区別がわかりやすくなっています。
この改訂[Third Edition 2009]によって、今までのサンプルもすべて変更したものになっています。

  「コミニカ英語教材<基礎編>

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