
最近、アシュターはフードをかけると落ち着きがなくなる。
フードをかけるとバタバタ飛ぼうとしたり、挙動不審になったりする。
箱から出して、いざ狩りという場面でもバタバタしたり、鳴いたりして、カラスに先に気づかれてしまい、逃げられてしまう。
なので昨日の夜はフードをかぶせ室内で繋留。
朝、いつもカラスの多い田んぼに行くとカラスが30羽ほど点在していた。
箱からアシュターを出し、フードを取る。
アシュターは落ち着いていて周りを見回す。
フードをかぶせて一晩過ごした効果が出た。
しかしなかなか飛び立たず、先にカラスに気づかれ逃げられた。
仕方がないので、こぶしを振り上げアシュターをスタートさせた。
しかし時すでに遅し。
2回目
昨日サーシャと再会した田んぼにカラス30羽ほど。
その群れからは見えないところで、クルマを停め、アシュターを出そうとしていると、電線に止まるカラスが警戒音を発すると一斉にカラスたちは電線へ避難。
「くっそー。」
アシュター出せずじまい。
追い打ちをかけるように私に向かって
「カーカーカー」
いったんその場を去ったふり。
すると、カラスたちが電線からパラパラ畑に舞い戻って行く。
ほとんどのカラスが電線からいなくなったところを見計らって、畑の裏に回る。
枯れた葦などでカラスたちからは見つかりにくい場所だが、かなり遠い。
しかし、ここから狙うしかない。
アシュターを放つとカラスたちは一斉に飛び立ち、近くの大きな木々や住宅へと避難してしまった。
そこからアシュターは一気に上昇。
100m以上は上がっていただろう。
今までで一番高く上がったかも。
ちょうど真上あたりにきたときにルアーを振って呼ぶが、無視!
「なんだよ!ストンと突っ込んでこい!」
そのまま南の方角へ視界から消えて行った。
しばらくすると、急に発信音が大きくなった。
こっちへ帰ってきた。
さっきの高度よりは下がっていたが、鉄塔の高さくらいはあった。
眺めていると先ほどカラスたちが隠れた辺りにまっさかさまに急降下。
「おー!やったー!カッコいい!ペレグリンらしくなったなあ。」
と感激。
獲ってはいなかったが、満足満足。
その後、また高く上がって野生のペレと上空で空中戦。
高くて太陽で眩しくて戦況はよくわからなかったが、ルアーを振るとすぐ帰ってきた。
成長したなあ。
アシュター日ごろのコントロールの悪さから、体重低め朝875gでスタート。2回目は900g程度。
サーシャも飛びは絶好調!
今日は100m以上と思われる高さでもトビの上を取っていた。
コントロール性も抜群。
790g。
今日は楽しかった。
ハヤブサといっしょに帰れる日はいい日だ。
どっかで聞いたことある言葉・・・


サーシャの爪、ややピンク。少しは伸びてきたかな?
こちらはアシュターの爪。こっちは伸びてきたように見える。
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