電線から飛び立つカラスをキャッチ
このところ、カラスを田んぼの中の木に追い込めず一気に遠くへ逃げられることが多かった。
昨日、ようやく木にカラスを追いこみ、アシュターが近くでウエイトオン。
私がカラスを木から追い立てると、そのカラス目がけてアシュターがアタック!
右足の第3趾(中指に当たる指)の爪の先端が折れていたので、引っ掛からなかったのか
アシュターが掴みかかったが、外れてしまった。
そして、気を取り直して今日。
田んぼの中に数十羽のカラスが点在。
田んぼの中に一本の小川が流れていて、その小川に沿って枯れすすきが立ち並んでいる。
枯れすすきに隠れるようにアシュターをグローブに乗せ、歩く。
アシュターがカラスを見込み、スタート!
枯れすすきの列に沿って隠れるようにアシュターは加速。
一気に向きを変え、カラスの点在する方へ突っ込んで行った。
カラスは、一部電線に止まった。
電線に止まったカラス目がけて、アシュターは何度か突っ込む。
カラスたちは逃げたいが、すでにハヤブサが上空にいてスピードも乗っているのでなかなか遠くへは逃げられない。
一度、電線から飛び立ってもまた電線へ避難するしかない。
電線から飛び立ったカラスをかっさらうように掴み獲った。
友だちが撮ってくれたビデオに何とか映っていた。
カラスを獲った瞬間が初めてカメラに収められた。
さて、なぜカラスは一気に遠くへ逃げてしまうときと、近くの電線や木に止まりやり過ごそうとするときがあるのか?
その違いは、恐らくカラスがハヤブサの存在に気がついたときにハヤブサがどれだけ加速しているか、どれだけのスピードが出ているかによるのだろうと推測する。
カラスが気付いたときにハヤブサのスピードが速ければ、カラスは木や電線に一時避難するのではないか。
カラスの方が少し高く飛んでいても、ハヤブサのスピードが十分に出ていると追いつかれてしまうと感じるのだろう。
つまり、遠くまで逃げるのが間に合いそうなら逃げる。
遠くまで逃げるのが無理そうなら、木や電線などの障害物になりそうなところへ避難するということだろう。
だから、田んぼの中の逃げ込ませたい木がある場所でハヤブサを放つとき、どこからやるかが非常に大切になってくる。
カラスがハヤブサの存在に気づくまでに、どこまでスピードをつけさせてやれるかが勝負の分かれ道。
そして、アシュターが電線に止まっているカラスにプレッシャーをかけ、かっさらうように獲るスキルを身に付けたとしたら、今後さらに期待が持てる。
アシュター940g。
ちょっと重すぎかも?
電線から飛び立ったカラスにアタック!
かっさらうように掴んだ。
捕食