EIの猛禽ハヤブサの調教日記

私が飼っている猛禽類、特にハヤブサの飼育、調教状況を写真とともに日記にしています。

今日は凄かった(自画自賛)

2006年01月30日 | Weblog

下の写真で高速道路の向こう側のビルは、30階以上の高層ビル。直線距離で1キロくらいかな?

ペレセイカーは、その辺まで飛んでいって帰ってきた。写真は、そのビルの近くまで行って帰ってきてるところ。絶対ロストだと思った。体重800g強でも元気満々だ。フルウェイトは、1005gより軽いのかもしれない。今まで体重設定を間違えたかも。

ジアプレは、トビが近くまで来ていたが、構わず飛ばした。飛びが低いせいもあって直接アタックには来なかった。ジアプレ本人は、それほど気にしていなかった様子。そして、初めて上に投げたルアーをキャッチした。

わずかな進歩でもうれしい。

体重730g。


難しい

2006年01月28日 | Weblog

ジアプレは、今週水曜日まで訓練し、木金とストレスをためるため(飛ぶことに対するモティベーションを上げるため)にフードをかけたまま繋いでおいた。しかし、進歩は無かった。ルアーを振って呼ぶと、周回せずに僕の近くに降りてしまう。最後は、少し飛び回ったが、納得のいかないフライトだった。

体重730g。餌ウズラ1羽。

ペレセイカーは、平日の訓練はジャンプアップのみ。今日は、スタートすると周回しながら輪がどんどんそれていく。

「いやな感じだなあ。」

と思っていると、案の定ホイッスルを吹いてもルアーを振っても制御が利かず、勝手に飛び回り、鉄塔に留まってしまう。羽繕いをしてリラックス。呼んでも来ないで、今度は、何かを見つけたようで、一直線に視界から一旦消えた。

遠くの方で何か鳥を追っていた。

で、そのまま行方不明に。発信機の信号は拾えていたので、そのまま放っておいて買い物に行った。

2時間後に同じ場所に行ってみると、発信機の信号は途絶えていた。

ホイッスルを吹いてから、少し待つと発信音がだんだん大きくなってきた。上空にハヤブサのシルエット。こっちに向かって降りてきた。ある程度高度が下がったところでサーシャと確認できた。

しかし、素直に降りてこない。キーキー鳴いて、トビに攻撃し始める。それが終わるとまた鉄塔へ。今度は、呼ばずに待つことにした。

すると、それほど時間をかけずに鉄塔からスタート。やっと降りてくると思ったら、今度はもう1羽のトビに一度モビング行動。

「なんだよ。まだ来ないのか。」

と思ったら、あっさり降りて来てルアーを掴んだ。

いつも飛ばしているところだし、前にロスとした数日その辺をうろついていたようで、地理はよく覚えているようだ。

明日は、今日より20g減量の予定。勝手な行動が目立つサーシャ。問題児だ!

体重820g。餌少し。


サンデーフライト

2006年01月23日 | Weblog

昨日は、雪でフライトできず。今日は、特に問題なくフライトを終えたが、何か物足りない。ジアプレは、やっぱりもう少し飛ばしこまないとなあ。飛びが低すぎてお話にならない。周回5,6周を2セット。息は上がっていなかった。ジアプレの方は、平日も訓練するかもしれない。ロストの可能性が低そうなので。

ペレセイカーの方は、距離も高さも出るので今年はこんなもんかな。週末フライトでもいいかなと思う。


ソアー

2006年01月16日 | Weblog

ペレセイカーは、気持ち良さそうにソアーした。

戻りが良ければ言うことなし。カラスにも絡まれなくなってきた。

カラスがちょっかいを出そうと途中まで来るが、やっぱりやめたと引き返していく。

少し、サーシャにも気迫が出てきたのか。


週末フライト

2006年01月15日 | Weblog

仕事で平日は飛ばすのをあきらめて、週末のみのフライトにしようと決めたが、何か物足りない。訓練も全然内容が低い。ちょっと前は上空をソアーしたなんてウソのよう。余裕のあるときは平日もやろうかな?

ルアーのウィングをハシブトガラスのものに替えたが、反応は良い。サイズはほぼハヤブサのものと変わらないほどでかい。

ペレセイカー、体重830g。餌50g程度。

ジアプレ、体重690g、餌100g程度。


1月9日(月)離れて呼ぶ

2006年01月09日 | Weblog

ペレセイカー、ジアプレともにルアーへの執着を植えつけるために拳からのスタートではなく、鳥を定位置において距離を離れて呼ぶことにした。(あくまで自論)

ジアプレは50mも離れると笛を吹く前に飛んできてしまった。本当は合図してから飛んでこないと。ルアーの空中キャッチも上手くなってきた。何回か旋回させた。あまりしつこくするのも気が引けたから、適当なところで掴ませた。まあまあのできかな?今日は、フードをかぶるとき少し嫌がった。

体重680g。餌ウズラ1羽。

ペレセイカーは、2回目に150mくらい離れて呼んだ。時間はかかったが飛んできた。勝手な行動はしなかった。どんどん距離を伸ばしていこう。

体重800g。餌ウズラ1羽。

 


フード嫌い治る?

2006年01月08日 | Weblog

ジアプレは、ロスト以来フードをすんなりかぶるようになった。不思議なものでロストすると何かが変わる。飛びも鋭くなってきた感じだ。今日は、ルアーリング2セットで終わり。

体重低め、660gくらい。餌ウズラ1羽。


ペレセイカー急降下

2006年01月04日 | Weblog

近くで呼び、ルアーを掴ませた後、ペレセイカーは羽ばたき、高度を上げていった。すると、領空侵犯(本当はこっちが)してきたトビに向かっていき、追い払った。今度は、もう1羽のトビに向かっていきさらに上空に上がる。その後、トビに向かって斜めに急降下攻撃。今までは下から攻撃を加えることが多かったので進歩したのだと思った。

今日はバトルというよりペレセイカーが攻撃し、トビが避けるという展開が多かった。かなりしつこく追い回し、トビは急降下して逃げていった。すると今度はその下にいたカラスを追いかける。だが、高度が不十分だったせいかすぐにあきらめた。

これらの行動は、縄張り意識から来るものか、狩猟本能から来るものか、今はまだわからない。

今度はルアーに向かって急降下して欲しい。

体重810g。餌ウズラ1羽。

 


2006年1月3日(月)ジアプレ外泊

2006年01月03日 | Weblog

ジアプレを31日の大晦日にロスト。強風にあおられあっという間に視界から消えてしまった。1、2泊目は、山の中。3泊目は、住宅街で過ごした模様。

今朝、訓練場所から10kmほど離れた海岸近くで保護した。つまり、数キロメートルの田を越え、さらに、数キロメートルの山を越え海の近くまで飛んでいったということになる。

今回追跡するのにトラッカーの受信機が活躍した。受信強度が調節できるダイヤルが付いていて鳥がどのくらいはなれた場所にいるのかがよくわかる。これは、使える!

それにしても、山を越えて行くジアプレ♂の飛びは素晴らしかった。はばたきが力強くスピードも速くて惚れ惚れした。「あんな風に飛べるんだあ」と感心している場合じゃなかったのに。

実際の速度はわからないが、直線はペレセイカー♀より速そうだ。