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EIの猛禽ハヤブサの調教日記

私が飼っている猛禽類、特にハヤブサの飼育、調教状況を写真とともに日記にしています。

釣り竿ルアーの威力

2014年11月09日 | Weblog

 

釣り竿ルアーの威力は大きい。

長めの釣り竿にルアーを付けて、クルクル回せばハヤブサのやる気度数段アップ!

遠くからの反応も良い。

竿を立てて使えば、高度も高くなる。

急角度に急降下させたりもできる。

寝かせ気味に釣り竿を回せば、浅い角度で流すようにパスさせることもできる。

ただ、ペレグリンのアシュターは警戒心が強いのか、最初は釣り竿を嫌がって避けていた。

その場合は、獲らせるときはルアーを地面に置いた。

今ではもう普通に空中キャッチできる。


ペレグリンによるテールチェイス

2014年10月23日 | Weblog

 

スペインにもいた!

ペレグリンを使ってテールチェイスでクロウハンティングしている人が!

DVDのタイトルは「Spanish crow hawking」

亜種はブロケイ。

ちょっと小ぶりな感じ。

やはり、ペレグリンの飛びはトップスピードが速く、方向転換が大回りなのでカラスにかわされると直線的に突きぬけてしまう。

つまり、方向転換に時間がかかる。

その辺のペレグリンの特性で狩りに苦労しているように感じた。

アシュターもその辺のことは全く同じ。

獲るときはあっさり獲ってしまうのだが・・・。

DVDの内容は、スペインの広大な草原で延々とクロウハンティングのシーンが続き、かなり楽しめた。


今期は爪が鋭い!

2014年10月12日 | Weblog


今期は爪が鋭い。

なぜかというと、ハヤブサを置く場所を変えたから。

今まで、周りに何もないところでファルコンブロックに繋いでいたが、小屋を作り、放すか繋いでいる。

同じ繋いでいても周りに網が張ってあるので、ピョンピョンパタパタしないから、爪が丸くならないのだろう。

カイトトレーニングも始めた。


DVD

2014年08月30日 | Weblog

海外からDVDを取り寄せた。狩りの出来ない時期はこういうのを観て気を紛らわす。

世界ではいろいろな形式のDVDがあって、ヨーロッパは主にNTSC形式、アメリカは主にPAL形式らしい。PALだと日本のちゃんとしたメーカー(例えばソニーなど)のプレイヤーだと再生できないので注意が必要。ちなみに、[THE NORTHUNBERLAND CROW FALCONS]はPALでソニーのプレイヤーでは再生できなかった。2年くらい前にドンキーホーテで買った安いプレイヤー(韓国製)で再生できた。しかし、自宅にそのプレイヤーがないのでドンキーホーテで新しくプレイヤーを買おうと思った。韓国製なら再生できると思い、メーカーを確かめてみるとなんと、その安いプレイヤーは日本製(無名のメーカー)だった。

「今はだいぶ円安になってきているのでこんなところにもその波が押し寄せてきているんだ。韓国経済も苦しいんだろうな。」

と思った。

お店の人にPALでも映るかきいてみると

「無理。」

とのことだった。

再生できなかったら、別の場所に置いてある韓国製のものと入れ替えればいいやと思い、買った。

家に帰ってためしとみると再生できた!

「やった!」

長い話になってしまったので、DVDの内容はまたこの次に。



DVD


アシュター1000g超

2014年08月24日 | Weblog

昨日の夕方に餌をやって、今朝5時に飛ばしたら

100%超の体重

1000g超で飛ばした結果、呼べども反応なし。

夕方までハック?

ほとんど近所の電柱に止まっていたようだ。

たまには高く飛べ!

庭に繋がれて木陰&ミスト付きで過ごすのがいいのか?

炎天下だが繋がれず自由にしていた方がいいのか?

本人(本鳥)に聞いてみないとわからない。


自分の爪がぁ!

2014年08月05日 | Weblog

柔術の練習でマットに引っかけて、足の親指の爪をはがしてしまった!

かなり長くやっているが、こんなの初めて。

テープグルグル巻きで練習しなきゃ。

まあ、ハヤブサの爪が折れるよりマシ。

 

いつも、ハヤブサは夕方6時前後に飛ばしているが、その時間帯、その近所はカラスが見当たらない。

ハヤブサ効果かもしれない・・・


真夏のフライト

2014年07月27日 | Weblog

 

一回り飛んでくるだけでハアハアしているアシュター。

いくら真夏とはいえ、体調大丈夫かなと心配になる。

一昨年の夏のビデオ見て比べてみよう。

大体いつもフライト前に940g~970g。

 

サーシャは840g~870g。

870gあると戻りが非常に悪い。

サーシャは一回り飛んできただけではハアハアしない。

セイカーの血が入っているから暑さに強いのか、それが普通なのか。


2014-07-03 爪が折れてから約半年

2014年07月03日 | Weblog



爪が根元から折れて約半年が過ぎた。

折れたばかりのとき特にサーシャは爪の鞘が丸ごと取れて白い芯しか残っていなかったので、半ばあきらめていたが黒い爪が生えてきた。

この1~2カ月の間、いや1カ月くらいだろうか、明らかに生えてきた。

ちょっと前までほとんど生えてこない感じだったが、元に戻るかもしれない。

 

アシュターの方は、もうだいぶ伸びてきた。

この調子だと来シーズンにはパカッと割れて中から新しい爪が出てくるだろう。


今年は通年飛ばすことに

2014年06月08日 | Weblog


4月からすでに換羽が始まっていたが、バックパックを装着して、飛ばし続けている。

バックパックはきついと飛びにくそうで、紐は切らずに調整しつつ装着。ほぼ調整済み。

飛びの内容は、リハビリ程度のもの。

給餌前の体重アシュター(ペレ♀)950g。サーシャ(ペレセイカー♀)880g。ほぼ100%と思われる。

呼んだとき非常に反応が悪いが、何とか帰ってくる。

実は、アシュターは3月中頃、原因不明の嘔吐、下痢等で死にそうだった。何回も遠くの病院に通ったり、薬を飲ませるのに苦戦したりとこっちも疲労困憊だった。

もうダメかと思ったが、何とか持ち直した。

ハヤブサは餌を隠す習性がある。

恐らく、その隠した餌を食べて病気になってしまったのではないかと思われる。

また、餌を隠すのが上手いんだよな。

特にこれからの時期、気をつけねば。


フライトフェスタ2014

2014年03月10日 | Weblog

サーシャ(ペレグリンセイカー♀)ルアーパスコンテスト74回で優勝。最後まで高さもスピードも落ちていなかったのでサーシャをほめてやりたい。息を乱していなかったので、まだいけそうだったが・・・このあたりでやめておこうかなという感じになったので。

それにしても、小さめのハイブリッド・・・ペレマーリンだったかな?すごいいい飛びをしていて、ルアーリングもメチャ上手かった。なぜか、余裕だったのに途中でやめてしまわれた。ちゃんとやったら100回くらいはいったんじゃないかな。恐るべし!

ギリギリでかわそうと思うと、獲られてしまうので絶対に獲られないようにいつもよりタイミング早めにルアーを引いた。
ルアーリング後に口を開いていない。偉いぞ!
アシュター(ペレ♀)スカイトライアル3位

リリースした後、何もしないと電柱に止まってしまうこと必至なので、やむを得ず、ルアーでコントロール。高さはなかったが、ほぼ私の頭上に上がったとき、キジを出してもらった。急降下し、蹴り落とした。競技直前にキジを出してもらうように頼んだにもかかわらず、快く引き受けてくれた。サポートも非常に親切だった。これなら、誰でも気軽に参加できるなーと感じた。いつも親切な猛禽屋さんに感謝。おまけに、去年のフライトフェスタの写真までいただいた。
キジを蹴り落としたところ。

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最後の最後に

2014年02月16日 | Weblog

今まで折れかけていた風切り羽が完全に折れた。今まで熱湯につけて何とか回復させていた。しかし、今回のダメージでアウト!地面で獲物を押さえるとどうしても尾羽や翼を地面に打ち付けてしまうので仕方のないことでもある。これも勲章。
片方がこの爪で良く獲った!
でっかいハシブトガラスだった。

2月15日、大雪が降った後、あちこちが通行止めになる中、狩り強行。

途中、わだち中央の雪に乗っかってしまいクルマが亀になって立ち往生。

その約1時間後ようやく脱出!

田んぼに点在するカラス。

カラス数羽から40mほど離れたところでアシュターを放つ。

田んぼに点在するカラスたちは、牧場近くの林の中に避難。

クルマで追跡。

アシュターは電柱にパーチ。

悪い癖だ!

林の中のカラスを追いたてようと林の中に歩いて行くと、体重低め850gのアシュターが私の近くをかすめるように飛んで行った。

餌の催促だ。

「あー、もう飛びは低いし、餌くれモードか。」

とがっかり。

しかし、林の中のカラスを追いたててみると。

あっさり、その先の川の土手でゲットした模様。

カラスたちが大騒ぎ。

またも、獲ったところを見れず。

何十羽と群がるカラスをかき分け、現場に突撃。

ハシブトガラスを土手の上で押さえていた。

 

さっきまでの様子から、あまり高く上がらずにテールチェイスで獲ったと推測する。

高く上がってから突っ込んで欲しい気もするが、

木立の中に隠れるカラスを人間が追いたて、それをハヤブサに獲らせるという日本ならではの手法が成り立つかも。

 

今回は殺すまでに時間がかかった。

変に手助けしたせいだろうか?

カラスの嘴など人が押さえずにハヤブサに任せた方がいいのか考えものだ。

 

今日は所用のため軽く飛ばして終了。

 


2014-02-11 19:11:37

2014年02月11日 | Weblog

サーシャ ペレグリンセイカー♀アシュター ペレグリン♀

アシュターはずいぶんしつこくカラスを追いまわした。

桜の木の枝に止まるカラスにも突っ込み追いまわしていた。

以前、ハイタカが木の枝に止まるキジバトに突っ込んで行くのを見たことがあるが、それを彷彿とさせた。

枝の細いところだから、木に激突するような不安はなかった。

しかし、桜並木が邪魔でチャンスを掴むのが難しかった。

最近、木や農園などに隠れているカラスを私が追いだすのを待っている感じに飛ぶようになってきた。

たまたまなのか、これからずーっとそうなのか。

そういう傾向が続けばいいのだが。

今日はアグレッシブだったから楽しかった。

今日はウエイト低めで870g台。

フルウエイトが950gとすると870gで約92%。

ちょうど良いかも。

 

一方、サーシャはルアーリング中、なぜか違う方へ突っ込む。

「ムム?」

茂みからキジバトが飛びだした。

ほんとにあともうちょっとのところだった。

おっしい。

サーシャ 780g台。