EIの猛禽ハヤブサの調教日記

私が飼っている猛禽類、特にハヤブサの飼育、調教状況を写真とともに日記にしています。

野生のペレをスルー

2015年11月29日 | Weblog

田んぼでカラスを見込ませたが、なぜか今日はスタートしない。カラスの群れが飛んでもスタートしないのでアシュターを強制スタート。

アシュターはこの時すでに野生のペレに気付いていたのだろう。

飛び立たせたが、なぜか西の方へと飛び去ってしまった。

探しに行かないとダメかな?と思ったら高度を上げて帰ってきた。

その後すぐに野生のペレ♀が絡んできた。

しかし、アシュターは意に介さず、野生のペレの攻撃をかわしながら住宅街に隠れたカラスに照準セット。

カラスの上空を飛びまわり、時折急降下攻撃を仕掛けた。

去年までは野生のペレが絡んでくると必死に対抗しようとしていたが、今年は余裕があるように感じた。

やはり、上昇力がついたのか?

 

左がアシュター、右が野生のペレ

エアの足の腫れは中に膿がたまっているとのこと。

抗生剤を飲ませたが、吐き出してしまった。

アシュターも飲ませるのに苦労したことがある。

ちょっと工夫が必要だ。

薬の味のせいで餌に対する反応が極端に悪かった。

このままだと訓練中断になってしまう。


今季初ゲット!

2015年11月28日 | Weblog

今日は何人も見学に来てくださった。

 

アシュター

1回目、田んぼに群れる20羽ほどのカラスへ向かって放つが、あっけなく遠くまで逃げられ、しかも戻らずで回収へ向かう羽目に。

 

探してもカラスがどこにもいない。

「最近あまりいないんだよなあ。」

とつぶやきながらクルマで探し続けた。

 

2回目やっと探し出したカラスの群れ30羽ほど。

去年も獲ったことのある田んぼの中の一本木周辺。

みんなには、一本木の周辺で待ち構えてもらってカラスが逃げ込んだら下からカラスを追い立てる作戦。

反対側の400mほど離れたところから放ったのは、やはりアシュター。

「今日2回目だけど、狩りで頼りになるのはお前だけだ!」

カラスの群れを下から追うアシュター。

上昇していく。

上昇するのをやめて一本木に降りたカラスが3羽ほど。

チャンス!

一本木の下からカラスを追い立ててもらう。

 

5回ほどのストゥープで空中キャッチ!

画像のストゥープで獲った。

やっぱり、頼りになるぜ、アシュター!

 

みなさん、ご協力ありがとうございました。

アシュター910g

 

サーシャは自宅近所を空中散歩。

時折カラスを追いかけた。

 

銀ちゃん

いいとこなし。

1430g、ウエイト低すぎか?

 

エア

初めて田んぼへ

5mくらいの距離で地面に置いたルアーに

そして、足が腫れているため獣医さんへ

 

 

 


アシュター最高性能期の片鱗?

2015年11月22日 | Weblog

連休初日、カラスの群れが見つからず、仕方ないので田んぼの側溝に降りたカラス2羽を狙う。

アシュターを200mほど離れた場所で放ち、じっと身を隠しているカラスを私が追い立てる作戦。

しかし、カラス2羽はすぐに飛び立ち逃げてしまう。

アシュターはその2羽のカラスとは関係なしに上昇、と思いきや100mくらいの高度まで上がるとカラスめがけて急降下!

カラスは途中で上昇をやめ、高度を下げて逃げようとしていた。

3連発、急降下と跳ね上がりを繰り返したが、惜しいところで獲れず><

4年目最高性能期に突入で上昇力がアップしたのか?

 

 

連休二日目

資材置き場の近くの林。左の画像にある田んぼの中の林に隠れるカラスを追い立てるのも一苦労だ。



連休二日目は、田んぼに待望のカラスの群れを発見。

資材置き場の陰からアシュターを放ち、奇襲戦法。

アシュターは50mほど上がり、そこから木や資材置き場に隠れているカラスたちに急降下!

私は走り回り、追い立てる。

そのうち惜しかったのが上の3つの画像。

接触した感があったが、逃げられた。

あとちょっとのところというのが続くなあ。

アシュター935g

 

ジアのギンちゃんは

やる気のむらがありすぎ。

やるときは500mくらいチェイスしたり、ガンガン何回もアタックしたりと非常に楽しいが、この連休中はやったりやらなかったり。

電柱スタートじゃないと厳しいかも。

ギンちゃん1480g

 


やはり、アシュターがエース

2015年11月15日 | Weblog

100mほど離れたカラスから見えない場所でアシュターを放つ。

アシュターは50mほど上昇し、カラスめがけてストゥープ。

あと少しの所まで迫った。

その後も同じカラスを追い回す。

私は、田んぼの中の垣根に隠れようとするカラスを走り回って追い立てる。

ダッシュの繰り返しで、これがまたキツイ。


上の画像のようにカラスは、垣根の範囲から追い立てられても、遠くへ逃げられないと思うとまた隠れようと戻って来る。

数分間、二人?でカラスを追い回して2回爪をかけ、1回は掴んでクルクル回ったが、外れてしまった。

くっそー!

アシュター910g


 

ハッチの上からスタートするギンちゃん。しかし、ぐずぐずしてなかなか飛び立たない。今日はカラスに先に飛び立たれ、いいとこなし。

この塔の上からスタートして狩りができればいいのだが、何も鳥が通りかからない。

当り前か。

ギンちゃん 1510g



今季の新ラインナップ

2015年11月14日 | Weblog

ペレグリン♀ スコティッシュ 名前アシュター 4年目 フルウェイト1050g

 

1年目うちに来たときは950gだったが、前期950gでカラス狩り成功。

3年目にしてフルウェイト増加。

ラインナップ中のエース

地形を選ばずカラス狩りを狙える。

今シーズンは最高性能期と言われる4年目に突入!

猟期に備えて準備万端。

 

ペレグリンセイカー♀ 名前サーシャ 11年目 フルウェイト950g

 

縄張り内のカラスを追い払うが、狩りはほとんどしない。

トビに対して敵対心を持つ。

イベント、ゲームホーキング向き。

イベント等で飛ばすときに一番頼りになる。

地元の地形を把握していて、直線距離で20kmくらい離れたとことではぐれても家の近くに帰って来る。


ジア(100%)♀ 名前 ギンちゃん(銀河) 日本到着時ウエイト1720g 100%体重模索中(おそらく1650g程度) 実質2年目

  

100%ジアを手に入れる幸運に恵まれた。うちに来るまで紆余曲折あったので実質2年目。

今季ようやくカラス狩りを狙えるレベルに達した。

カイトを使えば100mくらいは上がるが、普段全然高く上がらず、地を這うように飛び競り上がって獲物を獲ろうとする。それがジアの習性なのかは不明。

今季はドローントレーニングを入れていく予定。

羽ばたきは力強く、直線のスピードはペレグリンをかなり上回るのではないかと思われる。

スピードが乗って来るとみるみるカラスに追いつく。

翼の形状がセイカーと全然違う。

翼は短く、前後幅が広い。

 

そのためか、羽休めをして滑空することがほとんどない。

その代わり瞬発力があり、カラスから20~30mの距離で放っても追いつき、追い回す。ハヤブサというよりオオタカ的かもしれない。

学者の中にはジアとセイカーは近い種であると唱える人がいるが、じっさいどうなのだろうか。

 

ここまで重たい個体を狩りが狙えるところまで飛ぶ力を身につけさせるのは大変だった。

ブリーダーの話でもジアは2年目からよくなるとのこと。

今年は獲れる!

 

気がする^^

 

ペレグリンピーレー♀ 名前 エア 日本到着時1020g 1年目 未訓練個体

 

来たばかりでやっとグローブに飛んでくるようになったところ。

ペレグリンなので1年目から狩りに使えるかなと期待している。

12月末、狩りに参戦予定。

 

種によって飛びの特性や狩りのスタイルがそれぞれ違うので、その辺も模索しながら楽しみたい。