EIの猛禽ハヤブサの調教日記

私が飼っている猛禽類、特にハヤブサの飼育、調教状況を写真とともに日記にしています。

必勝パターンだった

2016年02月11日 | Weblog

 

「獲れる!」

久々に一本木の田んぼにカラスの群れがいた。

いつもの場所にクルマを停め、アシュターを放つ。

カラスたちが気付く前にアシュターをスタートさせた。

一本木に4羽ほど追い詰めた。

病み上がりの体に鞭打って300mダッシュ!

キツイ!

とか言っていられない。

一本木に辿り着いた。

アタック開始!

 

木に追い詰めたカラスを追い立てアシュターにアタックさせる。

追い立ててもハヤブサを怖がってなかなか飛び立たないカラス。

木の枝に止まるカラスにギリギリかすめ飛び、その度にザザーっとアシュターの身体が木の枝に接触する音がする。

ギリギリの攻めだ。

 


惜しい!

何度も何度もアタックしたが、あちこちの茂みにカラスは転々と隠れ、追い回しているうちに

バッグからルアーの柄がこぼれ出た。

誰かが張ったロープにルアーの紐が絡みついた。

紐を解いているうちにアシュターが足元に降りてきてしまった。

もう一度飛び立たせてアタックの体勢が整った。

しかし、やや離れたすきに住宅街へ逃げられた。

必勝パターンだっただけに悔やまれる。
野生のペレを追いかける銀ちゃん。

今日は銀ちゃんの劇的な成長を目にした。

「今シーズンは野生のペレに突っかかっていくようになったなあ。」

「成長したなあ。」

と思っていたが、今日ははるかにそのレベルを超えた。

数分間、野生のペレを追い回し、200mくらい上がったと思われる。

途中、ペレの上を取り斜めに急降下もして見せた。

これだけ持続して追いかけたのは初めてのことだ。

しかも、低空飛行の銀ちゃんが野生のペレの上を取るなんて夢かと思った。

次の土日、猟期最後に何かいいことあるかなと期待してしまう。

 

アシュター915g

銀ちゃん 1500gプラスα

 

 


ハシボソガラス

2016年02月07日 | Weblog

広い田んぼのような狙えるようなところにカラスはいなかった。

仕方がない、電線に止まっている10羽ほどのカラス群を狙ってみよう。

アシュターに電線に止まっているカラス群をチラ見させると、カラス群とは90度ほどずれた方向へ飛び立ちうまい具合に旋回!

電線のカラスは一斉に遠くへ逃げ出す。

一羽だけ電線に残っていた。

私が追い立てるとやや遠い木へ避難した。

その木は一番上の画像

その木から追い立てるとさらに奥の木へ逃げた。


こんなふうに隠れた。


さらに追い立て、飛び出したところをキャッチ!
この後、生け捕り。
銀ちゃんの訓練へ
今回はバッチリ頭取り(嘴ごと握る変わった頭取り)成り行き上か?

アシュター910g

銀ちゃん1500g


カワウ獲る2

2016年02月02日 | Weblog

 

アシュターを川で放つと、低く見えないところまで飛んで行ってしまった。

見失い、2,3分経っただろうか。

カラスがあちこちから一定の方向へ飛んでいく。

「ん?何か獲ったか?」

カラスの飛んで行った方向へ行くと、土手の下でカワウを捕え食べていた。

最近、アシュターはよくカワウを狙う。

魚臭いのにおいしいのかなあ?

と疑問に思う。

出勤前のあわただしい中、画像はなし。

アシュター915g

 

エアはいつもの田んぼに慣れてきた感がある。

まだまだ、飛びが低い。

エア883g