EIの猛禽ハヤブサの調教日記

私が飼っている猛禽類、特にハヤブサの飼育、調教状況を写真とともに日記にしています。

2羽のハヤブサが

2008年11月26日 | Weblog

今朝は、カラスの群れはなし。果樹園の木に5,6羽いたが、無理なのでスルー。

広い田んぼに出ると2羽のカラスがいたので、300mくらい離れたところでサーシャを放し、誘導するも、早々と2羽のカラスは逃げていってしまった。

その後サーシャもソアーしながら獲物を探すが、なーんもいなかった。

しばらく空で遊ばせた。かなり北の上空の方に飛んでいっていまったので、そろそろ呼ぶか。とルアーを振る。

少しすると、ものすごい勢いで高度を保ったまま、こっちに向かって来た。

「おー!速っ!やる気じゃん。でも、なんか変。」

よく見ると後ろからもう1羽のハヤブサが猛スピードで追いかけて来る。

「顔が白く見える。こっちがサーシャだ!」

そのままルアーを無視して上空を通り過ぎる。

数百m向こうの南側で追いつき、ギュンギュン猛スピードで追いかけまわしている。(このときは直線的な動きでなく曲線や高低差のある動き。)

野生のハヤブサとの空中戦も今まで何度も経験しているが、こんなに激しいのは初めてだ。

野生のハヤブサに追いつき(もともとの高度に差があったかもしれないが)、追い回すと言うのは、やはり好調なのだろう

その後すぐに南側に行き、ルアーに呼んで終了。

きっと、いいトレーニングになったことだろう。

体重800g。餌86g。

 


カラスにクルマを覚えられた?

2008年11月25日 | Weblog

朝、一発目。

果樹園横の田んぼにカラスの群れを発見。

サーシャを出そうと車のハッチを開けたとたん、カラスはバーッとみんな非難してしまった。

???

サーシャは、まだ出していない。なぜ?

「おい!あの例のクルマが来たぜ!気をつけろ!」

なんてカラスたちは言っているのだろうか?

仕方なく、少し時間を置いてからサーシャを放すが、カラスたちはほとんど果樹園の上にいた。

サーシャはかまわずガンガン追い回すが、カラスたちもわかっていて田んぼの方には逃げてこなかった。

サーシャは、しばらくするとあきらめて果樹園の上空をソアーする。

ルアーに呼んで終了。

2回目、数時間後に同じ場所で抜き打ち。

遮蔽物の陰に隠れてサーシャを放つ。

みーんな逃げられて、おしまい。

抜き打ちなら放つ場所を再検討しなくては。

一生懸命なサーシャに獲らせてやりたい。

体重796g 餌90g

 

野生のペレグリン♀が電柱に止まっていたが、でかかった。

サーシャとは、隣同士の電柱でお見合いになったが、何事も起きなかった。

そのときは、サーシャはムクドリの群れに突っ込んでいった。

 


あとは何だろう?

2008年11月24日 | Weblog

回目、果樹園の近くで飛ばすと、カラスたちがいっせいに果樹園の上や電線に避難してしまった。

サーシャはカラスを追い込むこともなく、終了。

2回目、広い田んぼで飛ばす。

電柱に止まってしまう。

車でカラスの群れ30羽ほどいる場所(田んぼ)に移動した。

サーシャの止まっている電柱から100m~150mくらいの距離だ。

クルマを降り、グローブをクルクル回し、サーシャを呼ぶ。

即反応して、サーシャはこちらへ円を描きながらのらりくらりとやって来た。

飛ぶ高さは電柱1本~2本くらいの間。

カラスたちは、餌をついばむのを止め、緊張が走る。

30mほどまでサーシャが近寄ると、カラスたちは、一斉に飛び立つ!

サーシャもダッシュで急降下!角度は浅い。

カラスの一羽がサーシャの急降下に行く手を阻まれ、地面に着地。

サーシャは切り返し、もう一度急降下。

ギリギリでカラスは身をかわし、またも着地。

サーシャも着地してしまう。

なおも追うサーシャ!

行けるかも!

ここで仲間のカラスたちが助けに来て、逃げられた。

おっしい!

体重791g。餌ウズラ1羽。


ガンガンアタック!

2008年11月23日 | Weblog

今朝は、周りが住宅地の狭い田んぼにカラスの群れが20羽ほどいた。

土手に上がって、サーシャのフードをはずす。

ところが、なかなかスタートせず。

カラスはみんな電線に非難してしまった。

遅ればせながら、サーシャがスタートする。

電線やマンションの屋上に止まるカラスたち目がけて飛んだ。

カラスは、それぞれ逃げ回る。

そのうちの1羽を田んぼへ追い込んだ。

サーシャは、上から急降下でアタック!

カラスは、行く手を阻まれ、身をかわすと田んぼスレスレの高さからやや上の方に逃げる。

なおも攻撃の手を休めないサーシャ。

何度も上から急降下!

いいぞ~!今日は、しつこいぞ~!がんばれ!

まるで、イギリスの「THE NORTHUMBERLAND CROW FALCONS」のようと言ったら言いすぎだろうか?

サーシャが何度も急降下攻撃をかけると、カラスはほとんど横方向の推進力を失って、腰砕け状態のような感じで飛んでいた。

行ける!

と思ったところでギリギリ果樹園の中に逃げ込まれてしまった。惜しい!

ここは、ちょっと狭すぎる。もうちょっと広ければ獲れていた!と思う。たぶん。

しかし、攻撃にも進化が見られる。

最近、サーシャが急降下するとカラスは、逃げ場を失って地面の方に降ろされるようになってきた。進行方向を妨げることを学んだのだろうか?

以前は、1羽に絞らず、あっちこっちアタックをかけていたが、1羽に絞り込むようになってきた。

また、明日に期待をかける。

体重784g。餌90g。お昼ごろ食べさせたから、明日朝、体重オーバーか?


体重786g 仕上がった!

2008年11月22日 | Weblog

今朝も狩りを期待してフィールドへ。

カラスは3,4羽しかその辺りにはいなかったが、仕方ない。

サーシャは、スタートすると電柱へ一直線。

アララ・・・

そこへ2羽のカラスがモビングするために飛んできた。

サーシャは、すかさず迎え撃つ!

そのうちの1羽を追いかける。

カラスは、急降下で逃げようとする。

サーシャも急降下!

カラスは行く手を追い詰められたのか、堪らず地面へ着地。

サーシャは、跳ね上がり、再び急降下。

地面から飛び立つカラス。

カラスは、小さなお社の囲い木の中、目指して逃げる。

何とか、カラスは逃げ切った。

と思いきや

なんと、サーシャも囲いの木の中に突っ込んだ!

「お前は、オオタカか?」

そのしあみの強さがうれしかった。

獲れたかな?

僕も走ってお社のなかへ。

お社から飛び去っていくサーシャ。

残念、獲れていなかった。

しかし、モチベーションの高さを見せ期待させる。

電柱に止まる以外は、理想的な感じだ。

こういう日が続くといいなあ

餌86g


代謝が良くなった

2008年11月20日 | Weblog

おととい778g火曜日の訓練で100g餌をやって、昨日は休み(餌抜き)。

今日は770g台と思いきや750g台。

下がりすぎた。

でも、気合を入れてフィールドへ。

いつも平日はルアーリングのみだが、今日はこの前の続きを期待してあわよくば、狩りを狙った。

フィストからサーシャがスタート。鉄塔の天辺ほど上がってウエイトオン。

クルクル半径50mくらいでソアリングするサーシャ。

ホイッスルで誘導する。

僕の頭上をついて来る。

電柱や地面にいるカラスを追い払って飛び立たせる。

何回もカラスの上を通っている。

しかし、アタックには行かず

やはり、体重が足りなかったのか。

まあ、コントロール性は抜群に良かった。

餌90g。明日に期待。


カラスの背中にキック炸裂!

2008年11月17日 | Weblog

田んぼに数十羽のカラスの群れ。その近くでサーシャを放す。

サーシャは、カラスを嫌がり、そのままトンづら。

「なんだよー、今日もやる気なしか。」

そこから1kmほど離れたいつもの場所で回収。

懲りずに2回目、1回目と同じ場所で放す。

今度は、クルクル旋回する。

「ん?やる気かな?しかし、さっきあれだから、まさか」

と思ったその瞬間

カラスに急降下攻撃し始める。

「ちょっと待て、ビデオカメラもセットしてないぞ!」

と言う間もなく、どんどん仕掛ける。

僕が猟犬の代わりに田んぼで身を潜めるカラスを追い立てる。

こんな姿、誰にも見せられまへん。

上からの急降下キックがカラスの背中に炸裂!

「パシッ!」

音が聞こえた。

が、しかーし!カラスは梨畑の中へ。

惜しい!これが田んぼの上だったら・・・

それにしても、狩りのスイッチがどこにあるのかわからん。

体重778g 餌100g