田んぼの土を耕運機が掘り起こしていた。
「これはチャンス!」
やはりカラスが集まっていた。
今日は東京からも友人が狩りを見に来てくれた。
友人を一本木近くで車から降りてもらって、
「ここで見ていてね。」
と告げて、アシュターを放つ場所へ移動。
「これは、ほぼ確実にカラス狩りを見せられる。」
いつもの場所からアシュターを放った!
しかし、アシュターは逆方向のキジバトへ
一本木近くのカラスたちはいち早く気付き、飛び立ち逃げ出した。
やっとアシュターがそれに気付きこちらへ
1羽だけ集団からそれたカラスを襲ったが、逃げ込まれ、あっけなく終了。
残念ながらカラス狩りを見せることができなかった。
朗報は、田んぼの土おこしが行われたこと。
土おこしがあちこちで始まれば、チャンス到来!!
明日もいるかな?
エア、銀ちゃん、サーシャはルアーリングのみ
銀ちゃん
銀ちゃん
エア ピーレー♀ 800g
ルアーリング5,6回程度を2セット
なかなか体力がつかないので筋肉量アップを狙い、今日から餌の量を増やす。
サーシャ ペレセイカー♀ 850g
散歩や住宅街のカラスバスターがほとんどでルアーリングをやっていなかった。というか、近所でやるとパーチング必至のためできずにいた。今日広い場所でやってみると安定感、高度、スピード抜群だった。一度だけ野生のペレがちょっかいかけに来たが、全く無視!回数はたったの15回だったが、十分なトレーニング。
ジア♀ 銀ちゃん 1450g
ルアーも見せずに放っておくと、低く遠くへ行ってしまってすぐに見失う。困ったもんだ。最近飛ぶことに自信をつけてきたのか、野生のペレグリンに突っかかって行くことがある。
ペレグリン♀ アシュター 903g
一度だけ田んぼにいた40羽ほどのカラスを襲わせたが、遠くへ逃げられた。
とにかく、カラスの群れが少ない。
今日、カラスの群れに当てられたのはアシュターのみ。
この猟期の間、カラスの群れに当ててアタックまで行けるのは何回くらいあるだろう?
アシュターがカラスを偶然ネットの中に追い込み、私が手づかみで捕獲。
最後、カラスを追い詰めると、地面にひっくり返った。
死んだふりか?
それを捕まえ、バッグに入れて移動。
銀ちゃんに当てる。
田んぼの広いところで銀ちゃんは電柱スタート。
絶対獲れる!
そう信じていた。
しかし、カラスにかわされると銀ちゃん失速。
切り返した後銀ちゃん遅い。
サーシャやアシュターはアタックの後、尾羽でブレーキをかけずに突き抜けて行くが、銀ちゃんは尾羽を広げてブレーキ。
よって失速。
種による習性か?経験不足か?
それでも何回もカラスの上をとり、急降下攻撃をしつこく繰り返す。
そのうちカラスの援軍が2羽現る。
構わず追い回すが、最後はなんとペレグリンがカラスを獲りに来た!
銀ちゃんの後に続いて急降下!
はずして空高くはね上がってどこかへ行った。
銀ちゃんも私もカラスを見失った。
くっそー!
また逃げられた。
カラスを探すのに苦労する。
やっとの思いで10羽ほどのカラスを見つけた。
ビニールハウスの陰からアシュターを放つ。一番上の写真に写っている木々のある場所にカラスを追いこんだ。
さらに奥の方にちょっとした林があり、そこで獲った。
獲ったところは見えなかったが、カラスたちの騒ぎ方で獲ったのはわかった。
障害物だらけの場所でよく獲ったものだ。
非常に足を踏み入れにくい場所で獲ったので回収まで時間がかかり、生け捕りにはできなかった。
写真家の方に撮っていただいた素晴らしい写真。宝物だ。
サーシャ
銀ちゃんは鴨を喜んで追いかけていた。喜んでいるように見えた。
銀ちゃん
エアのルアーリング 5,6回2セットで高さはせいぜい2階建て
2セット目が終わると息を切らしている。まだ体力なし。 830g
ハッチの上の銀ちゃん
のんびり、出番なし。ポールルアーのみ。つまらん。
アシュター
どこをさがしてもカラスの群れが見当たらず、仕方ないのでカラスがポツポツいる地域でてきとーに飛ばす。
カラスたちはすぐに、木や電線、住宅に避難。
1羽だけビニールハウスの屋根に追い詰めた。
私が声でプレッシャーをかける。
一度だけ惜しいアタックがあった。
アシュターはあきらめると、私の車のすぐそばの電柱にパーチ。
「帰る準備か?」
車に私が戻ろうと信号を渡って、少し歩いているとカラスたちがまだ電柱に残っていた。
「ここじゃ無理だから、帰ろう。」
と思ったが、
突然、アシュターが飛び立った。
私の目の前の高さを横切ると、急上昇!
カラスたちのいる電柱の上空にスタンバイ?
「私に追い立てろと?」
そんなふうに思えた。
また、走って手をたたき、声を出して追い立てると、アシュターは急降下攻撃。
何回か続けた。
しかし、障害物が多くみんな逃げ込まれた。
獲れなかったけど、ウェイトオン状態だったから楽しかった。
いつも上についてくれるといいんだけど。
今日のウエイト
アシュター910g サーシャ 820g 銀ちゃん1460g
ペレグリン♀ ペレセイカー♀ ジア♀
エア 820g
ピーレー♀1年目 だいぶルアーリング時のスピードがついてきた。まだ、5,6回程度。
今日の狩り
近くに学校や並木のあるやや獲りにくい田んぼにカラスを10羽ほど見つけた。
アシュターを放とうと構える。
アシュターは全く違った方向へダッシュ!
そっちに40羽ほどのカラスが・・・
「そっちか!見えなかった!」
カラスの群れを追うアシュター。
田んぼの中の植え込みに逃げ込むカラスが4羽ほど
しかし、アシュターはカラスの群れを追って遠くへ。
ほどなく隠れたカラスも逃げて行った。
それからというものの、どこの田んぼにも今日はカラスが見当たらなかった。
カラスの群れがどこにも見当たらず、仕方ないので田んぼの中の小さい木に止まっていた2羽のカラスを狙うことにした。
70mくらい離れたところから放ち、飛び立たずにやり過ごそうとするカラスを私が追い立てる作戦。
アシュターを放つ。
アシュターはカラスと反対方向へ
高度をやや上げカラスの上へ
カラスは飛び立っていない
形は整った
私はカラスを追い立てに走る。
小さな川沿いにフェンスがあり、何回もカラスはフェンスの中に逃げ込んだ。
しつこく追い立てると田んぼの方へ飛んで行った。
そこを空中キャッチ!
獲った後、道路に降りたため素早く田んぼへ移動させた。
生け捕ったあと、ギンちゃんに当てた。
何度も空中でアタックしたが、逃げられた。
一度捕えたのに、あんなに飛べるとは・・・
やっぱり、銀ちゃんはいつもの場所で電柱スタートにしよう!
その後ドローントレーニングで70mクリア。
アシュター910g 銀ちゃん1480g
羽の幅が広く、極端に言うとノスリみたいな銀ちゃん 1500g
銀ちゃんをドローントレーニングで鍛える。
ドローンは風がなくてもできるし、安定しているので非常に便利!
3本やって50mくらいまですぐに獲りに行ったから、銀ちゃんにしてはヤル気あった。
高く上がれそうな気がしているのかも。
去年もカイトで100m以上、上昇している。
羽ばたき続けて一気に獲りに行くのはいいのだが、高く上がっても滑空したことがない。
ジアってそういうものなのかな?
これからどんどん鍛えてやるぞ!銀ちゃん!
狩りの方は
1回だけ70羽ほどのカラスが田んぼにいたが、銀ちゃんがモタモタしているうちにみんな高ーく上がって散り散りばらばらに・・・
「あーあ、アシュターにしておくんだった。」
この二日、田んぼの一本木付近に1羽もカラスがいない。
今日はどこでやっても一気に逃げられた。
アシュターも930g以上だとなま追いなのかもしれない。
エアは人慣れしていなかったので、フリーにするまで時間がかかった。しかし、こういう個体は反応の良し悪しだけで判断して早めにフリーにすると、状況によってはロストしやすいのではないかと思われる。3年前にロスとしたブラックジアセイカーがそうだった。
さて、エアはどんなキャラクターの鳥なのか楽しみだ。鍛え上げていくにつれ徐々に本性が出てくるだろう。ピーレーは神経質だと言われているが、初期にはエアも神経質な性格を表していた。最近は、かなりほぐれてきて表情もほぐれてかわいくなってきた。慣れた分腹が減っていると飛びついてくるようにもなった。飛びつきが激しい分、獲物にかかってくれると良いのだが・・・
今日は獲りやすいところにカラスがいなかった。一本木の田んぼでアシュターを放ったが、1羽のカラスも出なかった。代わりに野生のペレ♀が絡んできた。ボテっとしててアシュターよりサイズが一回り小さそうだった。
カラスは並木の中に隠れて、「はい、終了!」
エア800g
アシュター920g
ギンちゃん1470g
サーシャ860g
田んぼの中の一本木に止まらせて、5分以上追い回して、
最後はこの植え込みの中に隠れるカラス。去年はここで捕えていたが、今回は掴んでいなかった。
私が植え込みの中に入ると、カラスはハアハアいっててバテバテ。
ちょっとかわいそうな気がしてきて
「いや、ダメダメそんなふうに思っちゃ!」
アシュターに獲らせなきゃ
心を鬼にして追い立て
やっと捕えた
ジアのギンちゃんもいいチェイスを見せたが、カラスは木に逃げ込んだ。
もっと条件のいいところなら獲れそうだ。
もうフリーにできるところまできたピーレーのエア。
しかし、ルアーをそれることが訓練初期にあり、逃走スイッチを持っていそうな気がして慎重に進めている。サーシャ以来の訓練の進度の遅さ。
今年はイイ爪しているアシュター。全く研いでないのにこの鋭さ。
爪が鋭いか、丸まってしまうかはつないだ周囲の環境によることが分かった。
田んぼに点々とカラスがいるなぁと思っていた。
「でもなあ、ここは獲りにくいからギンちゃんか。いや、アシュターにしよ~。」
てきとーなところから、飛ばす。
すると、あちこちからカラスが飛び立って100羽以上いたんじゃないかと思う。
走って行く途中に、ルアーがバッグから落ちて拾ってる間に見失った。
・・・・・・見つけた!
いい感じで上から急降下!
カラスは電線に止まって避難
アシュターは私の到着を待たずに攻撃!
「今行くぞ~!ウェイトオンしてろー!」
と心の中で叫ぶ。
しかし、私がたどり着く前に、何と電柱に、パーチ。
「意味わかんねーし!」
カラスの群れが反撃に集まってこようとしたそのとき、アシュターは再スタート!
アシュターの攻撃再開!
電線に止まって避難しているカラスの群れを追い立て、上から急降下でプレッシャーをかけて飛び立ったところを空中キャッチ!
獲ったのは、ビュンビュン車が通る車道の地上から10mくらいの高さ。
キャッチした後かっさらうように田んぼまで持って行って着地。
よくこんな場所で獲ったなと感心。
画像はなし。
ビデオにも撮れず。
見学に来てくださった方はバズーカ砲みたいなカメラを構えていたけど、場所が悪く残念ながら、撮れず。
でも、今日もカラス獲ったどー!
コメントに気付かず、大変申し訳ありませんでした。
白いジアセイカーを見せていただき、美しさに感動しました。
今後ともよろしくお願いいたします。
その後、ルアーへの反応はどうですか?
お気軽に質問などしてくださいね。
カラスの群れを探して今日もドライブ。
しかし、見つからない。
田んぼに2,3羽といったところ。
やっと、獲りにくい場所ではあったが、10羽ほど見つけた。
「ここは近距離だし、獲りにくそうだからジアの銀ちゃんにしよう。」
銀ちゃんはカラスのほうへ飛んでいき、追いかけようとするが、いかんせん飛びが低くカラスたちに追われ、電柱に止まってしまう。
そこにカラスが何羽か集まってくると、銀ちゃんはそのうちの1羽を突然追いかけはじめ上のポジションを取る。
突っ込むが、逃げられた。
ジアのテールチェイスは迫力がある。
銀ちゃん 1490g
一方、アシュター
10羽ほど点々とカラスが田んぼの中にいたのを発見。
100mほど離れたカラスからは見えにくい場所から放つ準備。
フードを外す。
しかし、飛び立たない。
またもや、野生のペレが上空を飛び、アオサギにストゥープ。
途中でストゥープをやめてそれて飛んで行った。
アシュターがスタート!
明後日の方向へ。
高度を上げこちらへ帰ってきた。
野生のペレに追われながらも、気にせずカラスへ突っ込む。
近くの障害物に隠れるカラスたち。
しつこく追い回し、最後は、地面に追い詰めて捕えた。
今日は空中キャッチではなかった。
アシュター910gほど
ピーレーのエアは危なかった。
田んぼでひも付き訓練。
キョロキョロして反応めちゃ悪い。
20mどころか5mもままならず。
一日2回の抗生物質給餌も一因だろう。
30mほどそれて飛んでしまい、ひもが伸びきって着地。
と同時に
なんとオオタカが隣にズドーンと勢いよく降りてきた。
そのまま何もせず飛び去ったが、危ないところだった。
エア 870g程度
それにしてもカラスの群れがいない。
かろうじて一本木の田んぼにカラスが1羽いた。
そのカラスから300mほど離れた場所から隠れてアシュターを放った。
勢いよくアシュターはスタートダッシュ!
カラスが気付いた時にはアシュターのスピードは十分。
すると、カラスは一本木に避難。
アシュターは高度を上げ、一本木の上空へ移動。
私が走って一本木へ向かうが、私が一本木へ到着する前に攻撃開始。
「ちょっと待ってろ!ウェイティングオンしてろ!」
やっと、一本木へ到着。
ビデオカメラを構える。
なぜかピントが合わない。
よく見る間もなく、アシュターは急降下!
「ゴツッ!」
というような衝突音。
目の前で獲った。
あっという間の出来事だった。
あとで、ビデオを観てみると・・・
またもや獲った瞬間のビデオ撮影できず!
ピントが合ったのは、獲った後だった。
ガクッ!
カラスの種類は、ハシボソで約500gの体重だった。
アシュター912g