EIの猛禽ハヤブサの調教日記

私が飼っている猛禽類、特にハヤブサの飼育、調教状況を写真とともに日記にしています。

野生のペレグリンにも慣れっこに

2007年01月31日 | Weblog

サーシャを飛ばしていると、今日も野生のペレグリンがやや斜め上から突然襲ってきた。しかし、サーシャは攻撃に対応するだけで高度をどんどん上げようとか逃げようとかする素振りも見せずに反撃もピリッとしないというか、生半可な感じ。

なんだか危機感もなく、のんびり飛んでいたが、野生のペレグリンは、怒って鳴いていた。

サーシャは、ほとんどルアーにしか関心を示さなかった。

もっとファイティングスピリットを感じさせて欲しい。

シシが低いのか?

体重780g弱。餌ウズラ3/2程度。

 


久々に高く

2007年01月28日 | Weblog

久しぶりに高く上がった。

今日はトビを追ってどんどん上昇していった。米粒くらいに見えた。

珍しいことに(こんなことは初めて)途中からカラスが上昇合戦に加わってきた。

サーシャは、カラスのやや上から急降下を繰り返して、カラスはそれを避けるパターンが続いて、やがて肉眼では確認できないほど遠くまで追っていってしまった。

あれだけ高く上がるとカラスも獲られない自信があるのだろう。

海外のカラス狩りのビデオを見てもどちらかというと低いところで獲っている。地面がカラスの逃げ場をふさいでいるということだろうか?

しばらくすると反対方向から帰ってきてビックリ。でも、いつの間にか逆方向から帰ってくることは結構ある。

体重780g。餌ウズラ半分強。


泥だらけ

2007年01月27日 | Weblog

カラス10羽くらいの群れを発見し、200mほど離れた場所で放し、ソアーさせながら近づかせよう試みた。

しかし、チョウゲンボウに絡まれ一度見失ってしまう。

そんなことをしているうちにカラスたちがどんどん田んぼから飛んで行ってしまい、減っていく。

あきらめた矢先、いつの間にかサーシャはカラスの残りの群れ(といっても数羽)に突っ込んでいったが、結果は得られず。

その後、地面のハトにも電柱くらいの高さから行ったが同じくゲットならず。流石に高さが足りなかったか?

回収したときにフードを失くしたことに気づいた。もう50gも餌をやってしまったが、仕方が無いので、もう一度サーシャを放し、家に予備のフードを取りに帰った。

約1時間後に迎えに行くと、気持ちよくルアーとホイッスルで一発回収したものの、体は泥だらけで臭い。

汚い泥水で水浴びをしてしまったようだ。

体重780g強。餌50g+α

 


またまた野生のペレグリン

2007年01月23日 | Weblog

この前、野生のハヤブサに急襲された場所から直線距離で2kmくらい離れた場所で遭遇した。

サーシャは、グローブから飛び立つと大きく旋回し高度を上げ、一直線に何かに向かって飛んでいった。

その先には、ハヤブサのシルエットが。

いつものやつだろうか?

同じ個体かどうかはわからないが、少なくとも大きさから判断して、♀であることは間違いない。

追いつ追われつという感じで、4分ほどバトルは続き、最後は2羽とも同じ鉄塔に止まった。

今回は、そんなに心配せずに一部始終を見届けることができた。

ペレグリンの方が尾が短く、全体が太い感じ。ペレセイカーのサーシャの方が尾が長く、全体は細長い感じに見えた。

まだこれからもバトルはあるだろう。これは、避けて通るのは難しい。

ならば、逆境をポジティブに捉えよう。

野性の猛禽やカラスとの駆け引き、バトルを通して飛びや攻撃の技術を向上させることができるのではないかと考えている。

体重780g。餌ウズラ半分強。


抜き打ち

2007年01月21日 | Weblog

今日は、思ったよりカラスに近づけたので直接追いかけさせた。

20mくらいまで近づけたと思う。群れは20羽ほど。

いい追いを見せ、惜しいところまで行ったが、結局100mくらい先の林の中に逃げ込まれた。さらに、林の上でウエイトオンして見せるがこちらとしてはどうにもできない。

今までと違うところは、最初から1羽に狙いをつけて追いかけたことだ。次につながればよいなあと思う。

アタックはやや斜め上から2回。

これがもっと広いところで5回6回とアタックできるチャンスが与えられれば、獲れる確立がグンとアップするのだろうが、なかなかそういうわけには・・・。

でも、進歩も見られるので前向きに行きたい。

体重780g。餌ウズラ半分程度。


ペレグリンの急襲

2007年01月18日 | Weblog

サーシャは、拳から離れ鉄塔の周りを低く1周。

その後、真っ直ぐに何かを気にしながら飛んでいた様子。いつもとは違う行動でどうしたんだ?とは思った。

後ろ斜め上から凄いスピードで野生のハヤブサが襲ってきた。拳からスタートした間もないときが一番危険だ。

デカイ、♀だ!いつものやつだ!

サーシャは反転気味に脚を出し、冷静に応戦していたように見えた。この辺が去年とは違うところだ。

1年前は追い払われ、行方不明になってしまった。

今回は、バトルしながら2羽とも見えなくなってしまったが、数分後にちゃんと帰ってきた。

帰ってきたときは、鉄塔の一番上あたりを飛んでいたが、今度は遠く(500mほど)のトビを見つけ、ガーっと一直線に飛んでいってしまった。

またもや見えなくなってしまったが、ルアーを回し、ホイッスルを吹くと間もなく帰ってきた。

体重790g。餌60g。


カラスの群れにトビが突っ込む

2007年01月14日 | Weblog

田んぼで餌をあさるカラスの群れにトビが突っ込んだ。先を越された。きっと、何か餌が落ちていたのだろう。

トビが突っ込むとカラスたちは、数mどいたが、トビが着地するとカラスが集まってきた。

チャンスと思い、サーシャを呼ぶと・・・・。

やっぱり、トビに突っ込んでいった。散々モビングして遊んで終わってしまった。まあ、仕方が無い。

よく飛んだし、コントロール性も悪くなかった。

2回目は、木に隠れたカラスのところに誘導しようとするが上手くいかなかった。

イマイチ、グローブを回す意味がわかっていないようだ。

やっぱり、ルアーでやらなきゃダメか?

体重780g。餌半分強。


テイルチェイス

2007年01月14日 | Weblog

テイルチェイスでカラスの群れを追いかけるが、やはり逃げられた。半径500mくらいであちこちのカラスを追いかけるが、みんな林や住宅街に逃げ込まれた。今日は、直線的にバーッと行ったのでカラスも逃げ足が速かった。

やっぱり、アタックまではまったりソアーしたりして相手を騙さないとね。

体重780g弱。餌60g。


久しぶりに

2007年01月12日 | Weblog

カラスに攻撃する機会に恵まれた。珍しくモビングに来たカラスに攻撃を仕掛けた。爪がかかるほど惜しいところまでは行かなかったが、かなり接近した。攻撃の仕方は、カラスのチョイ上から斜めに急降下。それを3回ほど繰り返して帰ってきた。

諦めが早いなあ。

体重770g。餌ウズラ半分程度。


体重810g増えすぎ

2007年01月08日 | Weblog

そんなに遠くへは行かないものの、コントロール不能状態。いつもにもまして、元気な飛びを見せる。本当はこのくらいのシシで飛ばしたいんだけどなあ。

仕方が無いので放置。

4時間後にお迎え、終了。

つまらなかったが、ひとつのカラススポットにカラスの群れが帰ってきていたので、休みの日には狙えるかな。

餌ウズラ20g程度。


強風の中

2007年01月07日 | Weblog

このぐらいの風は大丈夫と思って飛ばしたが、2回目はかなりの強風に見舞われた。

1回目、田んぼに2羽カラスがいたので放してみたが、行かずに電柱に止まってしまう。
と、そのとき500mほど離れた場所に10羽ほどのカラスの群れを発見。

車でその近くに移動し、サーシャを呼ぶ。

太陽が眩しくてサーシャが見えないが、ルアーを振って呼んだところ、カラスが飛び立ってしまった。

あちゃー、脅かしちゃったかと思ったら、すでにサーシャが急降下で突っ込んでいた。

すぐ隣がビニールハウスが立ち並んでいる場所だったので、逃げ込まれてしまった。

それでも、2回くらいアタックをかけていた。

逃げられてしまったが、思ったとおりの行動に出てくれたのでよしとしよう。

2回目は、かなりの強風だったが、大丈夫と思い、飛ばした。

時間が経つにつれどんどん風が強まる。

チョウゲンボウに絡まれ、遠くまで行ってしまい、姿は見えなくなってしまった。

しばらくすると帰ってきた。その強風の中でも風を切って自由な方向に進めるので、成長したなあと思った。

最後ルアーを掴ませ、据え上げるとさっきまでの強風がウソのようにおさまった。

なぜ?

体重790g。餌ウズラ1羽弱。


高く上がった

2007年01月05日 | Weblog

3回目のフライトで鉄塔よりもずっと高く上がり、しばらくすると鉄塔の天辺よりやや高いくらいに高度を下げ滑空していた。

すると、ドバトの群れがいつの間にか低いところで飛んでいた。

まさか、やるつもりか?

やっぱり、飛んでいるドバトの群れに急降下した。鉄塔の頂やや上辺りから、電柱の高さ位まで一気に急降下した。これだけ長い距離を直角に近い角度で急降下したのは初めてだ。翼をギュッと縮めてほとんど真っ逆さまに落ちて行った。カッコイイ姿が見れたのでこれだけで満足。

急降下を始めた時点でドバトたちは気づいていたので、飛ぶ軌道を変えサーシャのアタックを避けることができた。

サーシャもギリギリのところで、

「あっ!これ無理。」

と思った感じだった。

しかし、カラスの群れがいなくなってしまった。いてもポツポツと。

体重790g弱。餌ウズラ1羽弱。