迷彩のブログ Ⅲ

北海道在住の田舎暮らしです。日々の出来事や趣味のポン付けLEDバルブ等について、不定期に書いていきます。

H4ライトの意図的グレア事情~ケース①ダイハツ ハイゼットトラックの場合

2015-11-30 17:08:00 | LED

​さてさて、ハロゲンと置き換えるLEDのH4バルブを導入された方・これから予定されてる方

または、なにそれ?おいしいの?   ・・・という方も、知っておいて損はない情報ですよ。

某巨大掲示板では、以前より存在がささやかれていた「H4の意図的グレア」に関してです。

ハロゲンバルブの場合、ライトのリフレクターやレンズカットの出来がよい場合、

カットラインから上にほとんど配光されず、逆に危険が危ない場合があるとの判断で

この意図的グレアを出す仕組みが有る!というものでした。

しかし、正式にそれに関した記述がある資料がネット上では探しても無かったせいもあって

都市伝説なんじゃろか?という気もしてたんですよ、ええ。

一昨日から昨日にかけて、某掲示板の方でその辺に関した話題が結構書き込まれまして

「ハロゲンではぼんやり出るから許容範囲内だけど、輝度が高いLEDだと我慢の限界を超える」

「結局ハロゲンの真似で、まったく同じ場所から光が出てるわけではないから、遮光が足らんかった」

「ポン付けLEDで完璧などまだまだ無理」  ・・心折れますなぁ。

ただ、皆さんはグレア撒き散らして走る車を見たことがあるでしょう?ああはなりたくないですよね。

前置きが長くなりましたが、ハイゼットトラックに限り・・・という限定的な括りで対処法を記載します。

ハイゼット 7G 任意グレアポイント未処理 壁ドン.jpg

未処理だと↑ 処理後は↓

ハイゼット 7G 任意グレアポイント処理済み 壁ドン.jpg

一見、どこが変わったか判らないかもしれないのでその意図的グレアの範囲を黄色い枠で囲んだ画像↓

シャッタードンLED グレア範囲.jpg

こうやると判りやすいと思います。実際この程度のグレアが、対向車から見ると結構目に刺さります。

でこの黄色い枠の位置からカメラをライトに向け撮影してみた図↓

ハイゼット ヘッドライトレンズ 故意グレア.jpg

かなりアイリスとfを絞って撮ってます。明るく輝く部分が意図的にグレアを放出している部分になります。

消灯して撮った写真↓

ハイゼット ヘッドライトレンズ 故意グレアカットポイント右.jpg

他とカットが違う部分が判ると思います。

グレアを消したい場合、ここに6mm四方のシールでも貼ってください。半透明のスコッチテープっぽいものでもいけると思います。

差しあたって今回の実験では、ホワイトボード用の消せるマジックペンで遮光?してみましたよ。

ハイゼット 7G 任意グレアポイント処理済み レンズにマジック.jpg

・・・・・いや、なんていうかその、つまりこれぐらい適当な感じでもグレアが劇的に消えますよ?というプレゼンという事で!

寒かったんです・・見て判るとおり積雪状態です。

以上をもって、壁ドン写真の投稿は終わりです。来年の暖かくなったころ、まだ7Gが切れずに使えてたら載せることもあるかもです。

 


7G LED H4 の空冷補完計画~その③

2015-11-29 14:48:00 | LED

​せっかく注文したヒートシンクが届いたので、一応付けてみましたよ。

G7 ヒートシンク取り付け.jpg

最初はドリルで通して、タップでネジを切り、極小ボルトで固定しようと思ってたんですが

なんか面倒なので、ナノダイヤグリス塗布→圧着→瞬間接着剤で固定という、

旭化成建材○も泣いて謝るような手抜き加工ですよ。早速ダイハツ ハイゼットに取り付け

雪道ドンの画像を次の投稿で上げときます。


X-47 B 再び・・・

2015-11-28 09:09:00 | インポート

​このブログの前身であるところの迷彩のブログ当時に複数回扱ったことのある

X-47 Bが、俄かに注目を集めてるようなので、便乗して・・


無人攻撃機という括りになるんでしょうか?空母での運用が出来るかなり大きなドローンです。

一概にドローンと言えないのは、自律航行とある程度の自律攻撃を可能にしたシステムだそうで

​​​完全に人が制御する前世代のMQ-1プレデター等とは似て非なるものという位置づけです。


ネットでこのX-47 Bを陸上搬送中の姿がネバダの空軍基地付近で目撃され、UFO騒ぎになったようで

アメリカ人ってロマンチックなのか粗忽なのか・・う~ん。



フィリップスH4vsぱちもんG7の結着は・・・どっちだ?

2015-11-27 17:41:00 | LED

​かなりしつこく検索すると、ぱちもんG7の宣伝広告がヒットしました。


これは多分、CN360社で作ったものではなく、有象無象の個人商店が適当にでっち上げたもののようです。

中ほどのフィリップスとの比較で使われてる数値が結構適当でびっくりしました。

まず、パワーの項目ですが、双方25wで対等な事になってるんですが・・・

フィリップスは左右2個のバルブの合計で25wだった筈。かたやG7は

多少盛ってますけど1発のバルブの数値です。

​で光束に至ってはもうわけわからん状態。​このZES素子は6500Kで最高245Lmが上限で

その時の消費電力は3V 700mAで約2.1wていど。

後は足し算です。G7が目一杯ドライブさせて1920Lm フィリップス1470Lm  という控え目な数値でドンッ!​


高温のLEDバルブを冷やす~その②

2015-11-25 22:40:00 | LED

​早速グリスを置換してみました。

G7 基盤裏のグリス.jpg

G7はネジを外すと、基盤を抑えて留めてる金属部品が取れて基盤がフリーになります。

シリコングリスと思しき白い伝導グリスがサラッと塗付してありますね。

これを拭き取り、ナノダイアモンドグリスをヌリヌリ・・・・・極少量を薄く均等に延ばすのが肝だそうですよ。

G7 ナノダイアモンドグリス塗付.jpg

あと、ヒートシンクのねじ部分も同様に。

具体的には、歯ブラシでネジの溝を何回か擦るとかなり除去出来ます。

で心持多めにナノダイアモンドグリスを塗って馴染ませましょう。

以上の工程で改良を行った結果

ヘッド部分の温度が88℃と、無処理時に比べ10℃近く下がりました!

ただし、その分の熱が消えて無くなった訳ではないのでどうなったか?と言うと

ヒートシンクの温度が5℃上昇しました。

たった5℃上がっただけでヘッドのマイナス10℃と釣り合うのかしら?と感じますが、

放熱フィンの膨大な表面積全部が5℃上がる訳ですから

たぶんそういうことなんでしょう・・・・?どういうことなんでしょう?