迷彩のブログ Ⅲ

北海道在住の田舎暮らしです。日々の出来事や趣味のポン付けLEDバルブ等について、不定期に書いていきます。

LEDAのLA-01を分解してみよう!

2015-10-06 06:36:00 | LED

​稲刈り真っ最中なので、手っ取り早く手元にあるモノを紹介します。

タイトルの通り、LEDAのLA-01をある程度まで分解したものです。

ポン付けLEDバルブの愛好者なら、一度は使ってみた事があるのではないだろうか?

と言えるほど、業界ではメジャーな商品ですが、それにはちゃんと理由があるんですよ。

皆さんがLED素子にどれほど詳しいのかが全く判らないので、何の事か見当がつかない

話になってしまうかもしれませんが・・・

米国のCREEというLEDを作ってるメーカーが、3年ほど前に発売した比較的新しいLED素子「XM-L2」という物を1バルブに2個使ってあるんですが、メーカーの性能表で言うと、1個で1200Lm(ルーメン)位の光束が有ります。

ただし、この数値を長時間に亘って安定して出力させ続けるためには、素子から出るかなりな熱を常に取り除く必要があります。

車メーカーが純正品として付けてあるLEDヘッドライトは、設計段階からLEDヘッドライト灯体を作っているので

こういう問題はまったくありません。

ただしポン付けLEDバルブではそういうことにはなりませんので、各メーカーが頭を絞る訳です。

例えば半分の出力でLED素子を光らせれば十分光束が足りるとすれば、冷却の仕組みがそれほど凝った物を考えなくてもLEDは安定して光り続けます。

でも、ヘッドライトに使用するとなると、かなりシビアな対策が必要になってきます。

ハロゲンランプで光軸が合う様に作られているリフレクターで、有効なビームを出すためには

なるべく小さな発光部でその上強く光るLED素子が必要になります。​

全開で光らせる為の冷却方法として、コンピューターの​CPUを冷やすのに使われるヒートパイプ・・

ばらしてみた結果たぶんLEDAのLA-01やLA-02では、ヒートパイプが使われているようですね。

裸のLEDA.jpg


旬なLEDヘッドライトバルブその2

2015-10-05 02:13:00 | LED

​前回に引き続き、現在販売中の実用的なポン付けLEDヘッドライトバルブの紹介です。

​私の乗ってるブレイドで実際に使用中の商品で、HB3仕様のこれ↓

使用素子はCREEのXM-L2で、バルブ一発当たりに素子が2個付いてます。

現在日本で発売中の似た構造のXM-L2使用バルブの中では多分一番明るいです。

理由として挙げられるのは、ばらしてみると判るのですが

パソコンでもよく使われるヒートパイプの表面に直接LED素子をリフローして実装されています。

文面で判りにくいと思うので、次回はその辺の画像も載せていきます。

LEDA.JPG


ポン付けLEDの泥沼

2015-10-04 01:11:00 | LED

​最近は納車時に純正LED装着ってのがすっかり普通の事になってきましたが

我等チョイ旧車のオーナーは、色々悪足掻きを試みるわけですよ​

​さて、という事でタイトルに掲げた「ポン付けLEDヘッドライト」という物を

皆さんはご存知でしょうか?

ポン付けとは、無加工でそのまま手軽に付けることが出来るの意と思ってください。

そもそも私がこういった存在を知るきっかけは、はからずも純正LEDヘッドランプの登場

によってだったと思います。

HIDが登場した際もかなりでしたが、​LEDはなんか別格って感じでした。

初回って事なので、まずこれをご紹介します。

図に名前があるので興味があれば検索していただけると、詳細が判りますが

​​PHILIPS社の自動車用照明と発光ダイオード(LED)照明部品の両事業を米中系の投資ファンドに売却後

初の商品という事もあり、かなり注目を浴びている、所謂「いわく付きの物件」です。​


フィリップス H4.JPG