迷彩のブログ Ⅲ

北海道在住の田舎暮らしです。日々の出来事や趣味のポン付けLEDバルブ等について、不定期に書いていきます。

自分で組み立てる系の大型ドローンの話  迷彩のブログⅢ

2021-08-31 09:32:09 | ドローン

つい先日、ヤフオクでドローンを買いました。

 

中国のEFTというメーカーでキット販売されているEP-100です。

プロポはDJI Lightbridge2 (MATRICE 600シリーズ NO.15 送信機チャンネル拡張キット組付け済み

フライトコントローラー(FC)はDJI N3と言う豪勢な陣容。

前オーナーがFCの設定済みで、ランディングギアやバッテリー保持のキャリヤを組み付ければ即飛行可能な状態でした。

こういった中国製のドローンは、組み立ての工程図とか説明書的なものはほぼ付いてないので、前オーナーが貼ってくれた完成時の画像や、EFTのサイトにある数枚の写真を頼りに、中国人の発想?を想像しながら組み立てていきます。

で、完成しました・・・・が、ある事情で完成した全容をここに載せる事が出来ません。

一昨日、ファーストフライトの最中に多分ボルテックス・リング・ステートに陥って、墜落・大破してしまったのです

かなり慎重に飛行させてたのですが、2分ちょっとやってみた時点で急上昇からの急下降した途端、大暴れしながら降下=畑に墜落でした。

DJI GOに残ってる飛行記録を再現した限りでは、FCの異常や機器の異常を示す記録は無いので、下降時の降下率の設定にミスが有った?様子。あと単純に急降下させた私の操縦ミスですね。

損害は対物的には無しで、機体の損傷はペラ全部とランディングギアのカーボンパイプが2本折れて、4つのローターアームの内、2本がポッキリ逝きました

カーボンパイプに関しては、アマゾンで買えるものですので意外と簡単に治るのですが、FCが強い衝撃を受けているので、メーカーに送って場合によっては要修理物件。

モーターは水洗いできるタイプの結構強靭な構造なので、使える可能性はありそう。

 

ざっと2万円内外の出費になりそうですな~

初代PANTOM2を5年位とINSPIRE1を4年ほど飛ばしてるんですが、このボルテックス・リング・ステートで操縦不能になった経験が無かったので、かなりビックリしました。

大型機で荷重を全く掛けていない状態だったってのも陥る要因だったようで、この機のMAX5㎏とまではいかなくても2㎏程度のウエイト等を重心より低い位置に載せれば、かなり違うらしいです。

あと、DJI  Assistant 2でパソコン上にて降下率の設定を多少弄った方が良いかも。

兎に角高度を下げる時は前進させながらゆっくり気長に・・・ってのが鉄則だったのを思い出しました。


DJIのドローン、Inspire1(初期型)V1からV2へと替えるにあたって、何か注意点があるのか?

2018-05-24 15:35:00 | ドローン

​放射線治療真っ最中の迷彩です。まだ4回目で特にこれといった副作用は出てません  少し二日酔いに似た症状が出てますが、予想された範囲内ですね​

さて、今回の記事は全くの趣味のお話です。

DJIのその当時のフラッグシップ的存在だったインスパイア1


この機体自体はInspire1 Proというちょいとお高いクラスで、初期モデル・V2.0モデルと平行して発売されていました。標準装備されているカメラがかなりの高性能で、必要とする人にのみ需要が有った機体といったポジションでした。

で初期モデル発売(2014年11月)から1年半ほど経った2016年6月にV2.0が発売開始です。


INSPIRE 1 V2.0の主な変更点 ■□■
●新しいプロペラ取付けキットは、より滑らか且つ信頼性が向上したロック機構を再設計。プロペラ取付け時に見られる摩耗が大幅に削減され耐久力も向上しています。
●新しいモーターの性能も向上しており、パワフルで柔軟な操作性が得られます。
●Zenmuse X5を搭載するために必要な「バイブレーションアブソービングボード」を標準搭載。​​

ざっと↑のような改良点がありますが、見た目で一番変わったのはカーボンパイプの柄模様?です。

通常皆さんが思い浮かべるのはコッチ↓​

DSC01251.JPG

ヘリンボーン織りという部類になるようですが、開きにした魚の骨に似る形状からニシン(herring)の骨(bone)という意味をもつ本来のヘリンボーン織りとは少し様相が変わってますね。

V2.0からはこの模様のカーボンパイプで構成されています。(↑この機体は初期型V1.0だったのですが、機体の大半のパーツが損傷を受けていたため、ほぼ別のモノになっています。パーツ代でかなり痛手を負った思い出・・・)

通常この模様のカーボンファイバーパイプで作ったドローンがとても多いのですが、初期のInspire1はかなり変わった柄模様だったのですよ​

DSC01249.JPG

なんでこういう変な模様なのか・・・単純に中国の技術不足ですね​

折れやすくて強度的にも見栄え的にも余り良い物ではなかったんです。

さて、外見上の大きな違いはこれぐらいですので、あとは良く見なければ判らないような違いを挙げていきます。

まずはプロペラ周り

インスパ初期型プロペラ.JPG

これが一番最初ですね・・・ファントムシリーズと同じでネジを切ったプロペラをクルクル回して取り付けるタイプです。

問題点が多い方法で、まず時間が掛かる事と、飛行中に外れてしまう事例が散見されました。

次の方法としてこれが発案されました。

DSC01250.JPG

↑これがクイックリリースの初期型システムです。特に名前は無かったと思いますが、今現在の私が持っているV1.0仕様にはこれが付いてました。

インスパ 初期クイックリリース.JPG

時計回り(CW)が上で反時計回り(CCW)が下の白いマーク付です。

仕組みを大雑把に説明すると、モーター側の取り付けギミックの爪がプロペラの内側にあるロック用の受けに嵌って、それを金属の板バネで押し上げて容易に外れなくした物です。

ネジにくるくる回して固定していたど初期型に比べ、いかにも素早く・飛行中の予期せぬプロペラ外れのリスクも大きく減少したのですが、何回も脱着を繰り返す・飛行中の振動等で

ぺラ自体の消耗(主に取り付けギミック部分)がかなりあり、言ってしまうと過渡期の技術で急場を凌いだシステムといえそうです

で、最終型のクイックリリース方式がこちら↓

インスパクイックリリース 新旧比較.JPG

右は旧式・左が最終型ですが、使った事が無いので仕組みは詳しく判りません。

改良されているであろうポイントとして、飛行中の不測の事態に見舞われ難く、よりいっそうクイックに脱着が出来て、消耗もし難い・・・と思います。

ヤフオク!で5回だけ試験飛行したという機体のみの出品があり、相場に合った価格で落札出来たので、到着したらまた記事に追記しようと思ってます。

モーターとESCが初期と別物が付いていて、その辺に期待ですわ~​

 

※6/11追記

V2.0仕様の機体が届いてやや暫く経過しました。

届いた機体のファームは最新だったので、そのままでは送信機とバインド=リンクが成立しなかったため

送信機のファームバージョンUPをしました。問題なく作動して、フライトしてみました。

燃費・・・電費はそれほど変わらないはずですが、前バージョンに比べると戻るまでの電力を確保するため、かなり早い段階でゴーホームが起動します。

じっくり検証する暇も無いため、V1.0を最新ファームにしてから、色んな点でどれほどの差があるかまた記事にして見ます。

​​




ドローンで厳冬期の天塩岳を望遠・・inspire1 ZenmuseZ3

2017-02-10 11:45:00 | ドローン

​真冬の雪山、北海道に生まれてウン十年経ちますが、登ったことはありません。

​​今回撮影してみたのは、我が家から南東方向約22キロに位置​する天塩岳連山

(※画像をポイントして右クリック→新しいタブで開く  で、大きな画像になります。)​​

天塩岳 望遠.JPG


​天塩川の水源に位置し、利尻島の利尻山を除くと道北では最高峰である。

天塩岳を中心に前天塩岳や西天塩岳が1つの山塊をつくっているが、山容はおおむねたおやかである。

また、「お花畑」の規模は小さい。頂上からは北大雪や東大雪の山々のほか、条件がよければ遠く北に利尻岳を見ることができる。​※wikipedia​より抜粋。

​​

ドローンの高度が制限されている関係で若干の仰角になり、手前に写っていて一番高く見える中央の前天塩岳​​が1530mで其のすぐ右の天塩岳が1557m​と、ちょっと納得のいかないことが起こります。

ちなみに望遠は光学3.5倍とデジタル2倍で7倍です。

これを広角で撮ったらこんな感じ↓

天塩岳 広角.JPG

7倍ZOOMが想像以上に大きく写ることに改めて驚きました。

それと、振動や揺れを抑えるZENMUSEのジンバル機構はかなり優秀です。動画を載せる技術がないので文面でしかお伝えできないのですが、7倍にしても全く揺れません。


DJIのinspire1に標準で付属のX3カメラはピント調節は無しで「パンフォーカス」​ですが、Z3望遠カメラには半自動のオートフォーカス仕様です。

オートフォーカスなのに半自動とは?

フォーカスの仕方が独特で、ipad Air等のタブレットの画面上に大きく写っている映像のピントを合わせたい所を直接指先で触れると、フォーカスボックスが移動して其の部分をオートフォーカスするようになってます。

これが・・・実際使ってみるととても不便でした。

ほかの使用者のレビュー等をみても、この点に引っかかっている人が多かったです。

操縦しながらだと、中央に映ってる部分を常にピント合わせしてくれるような機能が欲しいところです。



乗用ドローン発売間近?

2016-01-10 12:08:00 | ドローン

​​​ドローンの定義は人が遠隔操縦もしくは命令された通に飛行するクワッドコプター等を総称する流れですので

乗用ドローンと言って良いのかどうか若干悩みますが、ある程度の現実的な乗り物が出来たようです。

乗用ドローン.jpg

乗用ドローン2.jpg

EHANG184は1名の乗員を含む最大100kgの荷物を乗せ、約23分・約16kmの飛行が可能。

合計出力106キロワットの8つのモーターでローターを回転させ、最高で500メートルの高さまで上昇して

​​​​​​平均時速100kmでのフライトが可能​


という説明があります。日本ではたぶん飛ばすのは無理でしょう・・・

気になるお値段ですが、300万よりかなり安く買える程度だと思います。

※訂正

予定される販売額は2200万~↑だそうです。かえね~!




ドローン規制法案(改正航空法)本日より施行

2015-12-10 09:52:00 | ドローン

本日12月10日より、タイトルの法案が施行されます。

マルチコプターに乗る人.JPG

ということで、ドローンに人が乗って飛ぶ動画を貼っておきますね。

Canadian inventor tests new prototype of record-setting hoverboard←クリックでyoutubeに飛びます。

直訳(グーグル翻訳)で「カナダの発明者は、記録的なホバーボードの新しいプロトタイプをテスト」

となっています。

これは・・・日本でも古くは「かもとりごんべえ」などで熱く語られてきた、夢の実現!  ・・なんでしょうか?


このおもちゃが仮に販売されるとなると、またもや日本政府は法案の整備に頭を悩ますことになるでしょうね。

例えば、電気アシストの自転車は、あくまでもモーターでアシスト(補助)するだけなので、原付免許が要らない乗り物という括りですが

べダルを漕がなくてもモーターだけで走るように改造しちゃうと、原動機つき自転車になります。

「かもとりごんべえ」に関して言えば、ごんべえさんは狩猟免許を持ったいわばプロのハンターですので

罠一般に関しても許可されていて、飛んだのは不測の事態という事でお咎めはないでしょう。

しかし、マルチコプターに乗って人が飛ぶとなると、なんか色々な社会問題を引き起こしそうですね。

脱獄が容易になりますね・・・これは大変です。あと、ツバメの巣とかを採るのも結構簡単になって

価格破壊が起きます。

乗ってみたいかどうかで言えば、ちょっとうるさいのは苦手なのであんまし乗る気は起きないかなぁ~​

ハンターが凍り付いた湖に悲しみの弾丸を放つ動画​