「約束の地で」

「約束の地で」（馳星周）を読んだ。
またまた北海道が舞台。今回はほとんど地元といってもいいくらい。

そうなんだよ。中高生のころ。「こんなとこでこんなことしてていいのか」って
焦燥感にかられたなぁ。それで私も高校でてから上京したクチですが、
いまになって「北海道に住みたい」と思う。人間て勝手。

「世界の終わり」がいい。最後がちょっとやりすぎの感もあるけど。
それにしても、全部が全部、ねじれにねじれて最後にちぎれるような
話ばかり。この世に救いはないのね。やるせない