Chodzmy!!

Studiuje gre na fortepianie w Polsce
*アルバム更新 9/14*

ポー内のショパンコンクール 5、6位受賞者

2005-06-15 | ・演奏会記
6位:KRZYSZTOF TRZASKOWSKI

アンダンテスピアナートと大ポロネーズ
マズルカ op.17
ソナタ 2番


5位:SZCZEPAN KOŃCZAL

ノクターン op.62-2
スケルツォ 2番
即興曲 op.36
マズルカ op.24
幻想曲


今日はすごぉーーーく楽しかった!!この、ポー内のショパコン受賞者、2人ずつ計6名のコンサートは、フィルハーモニーの、コンサートホールではない方の「カメラルナ」というホール。このホール、コンサートホールより小規模だけど、とてもキレイで聴きやすい。

一人目の演奏者は、17か18歳。若ーい感じでまだ緊張や一生懸命さが感じられたけど、頑張ってました。綺麗な音だし。ていうかピアノがめっちゃ弾きにくそうだったんだけど・・新しいっぽいスタインウェイで、なかなか高音が鳴らない。でも、そのピアノは自分で選んだはずだし。

二人目が、私は大好きになった!もう一台用意されていたBlutnerのピアノで演奏。どう考えてもこっちの方が音通るよ・・?コンクールの本選も聴いたけど、こんな上手だったっけ!?彼もまだ20歳前後と若いけれど、音をきちんと把握した、とても知的な演奏。ショパンの曲ってなんて素敵なんだろう~なんて生ぬるいことではなく、ショパンってかっこいい、曲がじゃなくショパン自体がかっこいい、と本気でドキドキしちゃう演奏でした。ショパンのセンスとか、プライドとか、知性とか、決してひけらかすのではないけれど、自然に感じられて、惹かれちゃう感じ。彼には、本ショパコンのファイナルでコンツェe-moll弾いてほしいなー!って思っちゃった。
構造も、ちゃんと把握されていてこちらも聴きやすい。レガートがキレイ。スケルツォなんてホントにどきどきでした。
やっぱりこれは血が違う!と感じた。違う違う。路線が違う気がする。根底には何があるのかわかりきらないけど、宗教も大きいだろうって、私はよく思う。

楽しかったな。明日はコンサートホールでイングリット・フリッター。毎晩コンサート(そして大概その後友達と語りまくる)ってなかなか疲れるけど、でも、結局毎日楽しみにしちゃうのだ。

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