Chodzmy!!

Studiuje gre na fortepianie w Polsce
*アルバム更新 9/14*

1次⑦ 聴き方はそれぞれ。

2005-10-11 | ・ショパンコンクール2005
毎日聴きまくって、私は最近、いい点をとらえて聴いている気がする。

音の出し方、歌い方、そりゃ、色んな人がいる。
人によって、出来ることと出来ないこと、わかることとわからないこと、もあるんだろう。

でも、皆(だいたい皆・・笑)それぞれ全霊で表現してるんだもん。
半端なく大きなこの舞台で。
だから、いい点を探してそこに注目しちゃう。
そしてそれをすごいなぁって思っちゃう。

でも、その方が面白いんだもん!

一番すごいゾーンの人たち以外は、あれがだめこれがだめ、ってまとめちゃうの、つまんないじゃん、って思う。

だから時には、「あれはないよね~」と誰かが言って、そうかなぁ??と不安になっちゃうこともある 笑。
もちろん、私も、好きじゃない!!って思う人もいるけど!

1次⑥ 数えてみた

2005-10-11 | ・ショパンコンクール2005
舞台への入り口。
演奏者は皆ここから入場。

さて。1次予選、あたし的に気になって、色々と数えてみた。
とりあえず、国籍。ヨーロッパ人少なくないか?と気になったので。
・・少ないよ!!

全80人中、

ポーランド 20人
日本 20人

アメリカ 6人(アジア系込み)

韓国 5人

ロシア 4人
カナダ 4人(内3人はアジア系)
台湾 4人

フィンランド 3人
中国 3人

フランス 2人

香港
ウクライナ
スロバキア
Białoruś
セルビア
ベルギー
スペイン
ドイツ(アジア系)
オーストリア    各1人

1次⑤ 拍手がいっぱい

2005-10-11 | ・ショパンコンクール2005
相変わらず毎日ちょこちょこ聴いております。
素晴らしい演奏の日本人がまだまだ。

6日目に演奏した辻井伸行さん。
初めのエチュードがまず圧巻。op.10-1と、op.25-6。音が一つ一つ、ほんとに全部聴こえてくるの!!私の耳は相当びっくりした模様。
そして音が綺麗。これが音で、そしてこれ以外は音じゃない、と感じちゃったくらい・・・。
あと、聴いていて、何か自然の美しさ、みたいなものがふっと感じられる演奏。素敵だったなぁ。まだ17歳とあって若さはあるけれど、美しいと同時に、とても積極的な音楽でした。観客も大感激。ものすごい拍手でした。

9日にはワルシャワ留学中山本貴志くん。
彼の演奏を聴いたのはかなり久しぶりだけど、素晴らしい演奏!スタイルは独特だけど、彼はまさにアーティスト!だと思う。随所でとても美しい場面が見える。舟歌の冒頭なんて、音の響きの動きがとっても心地よくて、美しくて、さすがだぁ・・と思いました。一方、エチュードなども歯切れがあって、音よく伸びてた!
彼にも盛大な拍手。終わってから、友人たちと会いに行こうと思ったら、彼はインタビュアー達に拘束されていて、会うことはできませんでした 笑。

最終日の今日の午前中に聴いたのは、古川まりこさん。
表情や情景の移ろいがとても叙情的で、艶のある演奏。
姿勢にも安定感があるし、惚れ惚れでした。
もっとたくさん聴きたくなっちゃう。

コンクールは連日、休憩込みで、10:00~13:40、と、17:00~21:40まで。
結構時間かかってます・・!
全部聴いている審査員の先生方、大変だろうな。。。