お昼過ぎに病院に行きました。
入院中のコロ助がお医者さんに連れられてトボトボと出てきました。
だるそうで私を見ても嬉しそうにはしませんでした。
お医者さんが「悪い結果が出てしまいました」と一言目にそう言ったので、何か聞く前にもう涙が盛り上がってしまいました。
見せられた血液検査の結果です。
8.7でさえどん底に思えたCREが10.8にもなっていました。
10.8の値で朝晩の散歩に行けるコロ助は体力があるとお医者さんが言いました。
救いはおしっこがたくさん出ることです。
出なくなったら大変です。
でも、出てても腎臓は毒を濾してくれてないみたいで、点滴が素通りしているのでしょうか。
急性腎不全の他に、膵炎も起こしているそうです。
赤血球も減っていて貧血なので200を切るようならば輸血をすると言いました。
より細かい検査をするには、そこの個人病院にはエコーとレントゲンしか無いので、香川県の四国動物医療センターに行ってMRIとCT検査をしてみる手もあるけれど、その検査をするには全身麻酔をしないと動いてしまったらできないそうです。
腎臓が悪いと麻酔が腎臓から抜けなくて、目が覚めない恐れもあるので、コロ助には全身麻酔をできないため検査をしてもらえないかもしれないとの事です。
でももうそれしか助かる手立てが無いのならば連れて行くしかありません。
明日の朝の10時にはまた新たな血液検査の結果が出るので、そこで10.8の値が良くなっていなかったら、四国動物医療センターに連れて行きます。
車に乗るのが好きなコロ助を助手席の金だらいに座らせてドライブするのはとても楽しい事でした。
もし行くとしたらそれが最後のドライブにならないように、後で「あの時は大変だったね〜コロ助頑張ったね〜」と笑えると信じて行こうと思います。
でも、明日の血液検査の結果が良い事が一番の望みです。
夫も動物が大好きで、コロ助の事はとても可愛がっていたので、四国動物医療センターで20万円から30万円かかると言われた費用も用意してくれました。
「できる限りの事をしてあげよう。でも覚悟もしておいたほうがいいよ」と言っています。
でも、私はとても覚悟なんてできません。
庭を見たら小屋の前に座っているコロ助が見えるし、土手を見れば元気にどんどん先を歩くコロ助が、私が投げた石を追いかけて遊ぶコロ助も、雷が怖くて私の股の間に頭を突っ込んで震えるコロ助も、どんどん思い出されて、いなくなるなんてどうしても嫌です。
なんとしてでも治してもらいたいです。
お医者さんの話のあとで「ゆっくり散歩してあげて下さい」と言われましたが、あまりゆっくりして点滴をする時間が減るといけないと思い、短めで我慢しました。
きょうのコロ助です。