an empty page

空白のページを埋めるように、日々のできごとあれこれつづります。

先日の病院で

2007-04-12 21:08:13 | 幸福のヒント
2月末にインフルエンザにかかり、夜間病院へ
行ったときのできごと。

ただでさえ混雑していて待ち時間が長くなって
いるところに入院している患者さんから緊急
呼び出しが入り、お医者さんが慌しく診察室を
出ていってしまった。

そして、待てども待てども先生は帰ってこない。

ず~っと待っている患者さんたちも次第にイライラが
つのってきておりました。

健康なときでもたいがいの人なら余計な待ち時間が
できるといらいらするのに、増して体調が悪いときなら
なおさら。

かくいう私もこのときインフルエンザで40度の熱と関節痛、
悪寒でさすがにしんどいわ~と思っていました。
しかしそのときに、ふと以前読んだ本に書いてあった
あるエピソードを思い出したんですよね。

外国(たぶんアメリカ)のハイウェイである人が自動車事故を
起こしたときのできごと。

その人は、魂が肉体から抜けるという、不思議な体験をしたのだ
そうです。

そのとき、ちょうど上空から地上を見下ろすように空から
ハイウェイを眺めていて、事故にあった自分の車とそれによって
渋滞している様子が見えて、いろんな人たちの気持ちも
なぜかわかり、「なんで進まないんだ」「迷惑だ」といった人々の
イライラしている気持ちが伝わってきて、「自分は大変なことを
してしまった~」と思ったそうです。

ところがその中で、それらのものと全然ちがうとても美しい
思いがひとつ伝わってきて、事故を起こした人が「なんだろう」と
意識を向けてみると渋滞中のある車の中の若い女性が
「事故にあった人の命がたすかりますように」と祈っている
姿が見えたのだそうです。

その話をぼんやりとした頭で急に思い出し、「それはつまり
こういうシチュエイションと同じってことなのよね」と思いたちました。

それで(その女性ほど真摯ではないけれど)とりあえず形だけでも
祈ってみた。「自分がつらいときにでも、できることは必ず
何かあるはず。それが徳を積む(心の財産をつくる)こと」って
いうのも別の本に書いてあったよな~と思いつつ、
急患の患者さんがよくなりますように……と心の中で祈って
みました。

ほどなく先生が戻ってきて、看護士さんとの会話で患者さんは
落ち着いた様子ということがわかり一安心。
診察が再開されて、患者さんたちのイライラもおさまり
いつもの病院の風景へと戻っていきました。

エピソードにあった女性ほど私の思いは全然ピュアでは
ないけれど、同じ待ち時間をただイライラしながら待つよりは、
他の人のことをちょっぴりでも思いやる時間を持てたことが
自分にとってよかったな~と思いました。

ふだんの自分のキャラからすると、こういうのは偽善っぽくって、
似合わないよ~!!でもいいんじゃないでしょうか。

とりあえず、軽いノリでやってみるのも時にはそう悪くないもので
ございます。

*********************************************
■今日の小ネタコーナー 1■
今週は地味ながらも用事がちょこまか入り、
ジムに行けず~(-_-;)。
ちょっと風邪をひいたこともあり、今日もおとなしく
して家の雑用中心にいろいろ。
これからはピアノ&ストレッチタイムでございます~

■今日の小ネタコーナー 2■
日中はもったりしてきた髪を切るため、
札幌のカリスマ美容師佐々木さんの
ところへカットしに行ってきました。
今回は前髪を薄くして、全体の形は
あまり変えないスタイルに。
次回は鎖骨まである髪を肩まで切っちゃうと
宣言されているので、今からちょっと楽しみ~♪



人気ブログランキング(地域・北海道)
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする