同じ時期に昨年2回、今年2回コスモスの撮影に
滝野すずらん公園に行ってきました。
去年は写真を始めたばかりで???状態でしたが
カメラ操作にも慣れた今年、コスモス撮影にまつわる
雑感です。
今年も2回撮影に行きましたが、現時点での感想も
やっぱり「存外、難しい」。
この「存外」ってなんなんだー?? というのを自分なりに
探求してみました。
1)コスモスはしょっちゅう目にする花である。
全然珍しくもない、フツーの花である。
なので、どこか無意識に「すぐに撮れるだろう」と
たかをくくっている。
2) コスモスは百合などとちがい、どっちかというと
平面的な花。平面的な花は撮りやすいという
固定観念がある。
↑かなり独断と偏見が入ってますが、ざっくり言って
こんな感じかと。
もうちょっとコスモスが撮りにくい理由を
具体的に見ていきませう。
↓昨年、自分が撮った写真
現場で目の前のコスモス(畑)に
「きゃ~~~きれい☆☆☆」などと感動して、
ハイテンションでシャッターを押すとこんな感じの
写真になってしまいがちなのである~。
で、あれ? 変だな~とあとで写真を見て
がっかりな気持ちに^^;
コスモスに限ったことではありませんが、広角ぎみの
画角(スマホなど)で撮るときは構図を考えないと
どうしても雑然とした写真になってしまいがち。
同じ広角写真でも、こちらの写真ならちょっと
ソレっぽい雰囲気が出ているかな、と
思います(今年撮影したもの)
↑なるべく余計なもの(この場合は黒い土)を入れずに
下から見上げるようにして、背の高いコスモスを
意識して撮影。下部はトリミングしちゃってもよかったかもしれません
コスモスが撮影しにくいと思った具体的な点その2。
色の薄いもの、濃いものが混在していること。
かなり濃いピンク~白が同じ場所にかたまって
咲いているため、望遠レンズやマクロで撮影したとき、
背景のボケがうるさくなりがち。
逆にいえば、同じ色が固まっているところを
狙って撮影すると、統一感が出るとも
言えると思います。
↑濃いピンクが背景にあるのでボケとしてはちょっとうるさい
また、花芯の部分が濃い黄色なので
これまた前ボケをつくるときにうるさく
なっちゃったりするのです^^;
↑画面左端にある黄色が、ボケを作ってる手前にある花の
花芯。この写真では黄色が薄目に映っているので
セーフですが、濃く出ると、繊細なコスモスのイメージが
台無しになってしまう
最後に、コスモスは背が高くて風に揺れやすい。
ピントがあった写真を撮るのは至難の業。
根気よく枚数をたくさん撮ったりSSをあげる等の
工夫がいると思います。
真逆の発想で揺れているならいっそ
ブラした写真を撮っちゃうのもアリ。
以上、なかなかあどれないコスモス撮影の雑感まとめ
なのでした。
D750/D5200で撮影
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