先般、美についてのレクチャーを
受ける機会がありました。
絵画・建築・彫刻など美について全般的な
説明と、「女性が美を体現していくには」という
テーマもあり、大変興味深かったです。
その中で「女性が自分自身のファッション、
美容などに気を配るのは、一見、利己主義の
ように見えながら、女性としての徳の部分もある」
ということが印象的でした。
なるほど、、、
自分にはそういう発想はなかったわ、、、と
いたく反省(-_-;)
さらには美と富の関係等々、面白い話題が
たくさんありました。
さて、ここから私の考察です。
経済的に十二分に豊かで、美意識もあり、
美容やファッションにもお金をかけられて
友人関係にも恵まれ、幸せな人もいる。
その一方で、似たような立場にありながら、
よく人間関係のトラブルがあり、もしかしたら
心を許せる友人がいないのか? なんとなく
寂しそうにしている方もいる。
同じくお金持ちで美意識も高いというところでは
共通しているのに、この差はなんなんだー???
……と、私なんぞは考えてしまうわけです。
そこで得た結論がタイトル通り、
「女性にとっての帝王学」がいるんだということ。
先述した「女性が自身のファッションに気を使うのは
徳になる」という話がありましたが、この「徳になる」
というのは、「周りの人(見ている人)を和ませたり
癒す力を持ったときに徳になる」ということだと
思うのです。
なので「やりすぎ」なのはやはりNGなのかなと。
たとえばアンチエイジングに力を入れるのはOKですが、
実年齢はそれなりなのに20代初めの女性と
同じようなメイクをするのはやはりイタイ感じに
見えるかも。。。
理想はよいのですが、それ(若さ)に執着すると
今度は逆に醜く見えてしまう。
品があるけど、若々しいというさじ加減、
非常に難しいところだと思います。
また、まわりの人に「きれいな自分を見て欲しい」という
気持ちは誰しもあると思いますが、その思いが強すぎると
まわりの人はほめることを強制されているように
感じてしまうんですね。
その人といると、何かを奪われているような気持ちになり、
結果、避けられたり、逆にほめてもらえなくなることもあるのです。
「自分が自分が」という気持ちが出すぎている
ケースなんでしょうかね、この場合、その部分を
少し抑えると、周囲の人は自然に、いい感じで
「素敵だね」とほめるようになります。
他人に対してほめられることを求めなくなると、
ほめられるという、逆転現象が起こってくるのです。
これは心理学の法則ですが、知らない方も
多いです。
もうひとつ。
人間関係調整能力はやはり、いるかと思います。
悪の発生原因は、人・場所・時間によるということを
聞いたことがあります。
言わなくてもいい一言を言ってしまい、
いらぬ敵を作ったり、不要な嫉妬をかってしまう。
私の知っている成功者・お金持ちは
口がものすごく硬いです。
余計なことは一切いわないし、相手が
信頼できる人かどうかじっくり見極めてから
少しずつ、うちとけていくスタイルです。
いいもの(服・アクセサリー)を身につけていたりしますが、
聞かれたら答えるけど、自分からは絶対に自慢したりは
しない。
それぐらい慎重な方が多いです。
女性セレブといえば、お金持ち・美人・ファッションセンスが
よい・・・というイメージがありますが、本当のセレブに
なるためには、それだけではなく、適切な人間関係の距離感、
TPOをわきまえた発言等、女性のための帝王学が
必須なんだな~と思いました。
D750で撮影
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