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信州 上松 赤沢森林鉄道とヒノキの森林浴

2014-05-24 19:23:12 | 鉄道とバスの旅
今回は、信州 上松 赤沢森林鉄道を紹介します。

名古屋から中央線で中津川駅で乗換え、2時間20分ほどで上松駅に到着です。
駅前からバスで30分ほどして「赤沢自然休養林」終点で下車。
バスは、日に4便しかないため、時間を確認しておいてください。
バス: 往復2000円です。

赤沢自然休養林は、伊勢神宮の式年遷宮のヒノキを育てている国有林です。
赤沢には、天然のヒノキが多数生い茂っています。
自然あるがままのヒノキでないといけないため、伐採、間伐は無しで育てています。
樹齢300年くらいのものが多数あります。
ヒノキには、ヒノキ、サワラ、ネズコ、アスナロ、コウヤマキの5種類もの種類があります。
ヒノキ、アスナロが建築材に適しています。

森林鉄道は、昭和50年で運行が終了していましたが、昭和62年後から一部の運行を再開したもので、往復2.2kmを約20分で乗車することができます。
運賃800円で乗車券は記念に残るヒノキの板がもらえます。

森林鉄道は、30分おきに出発します。
出発前の待ち時間に、森林鉄道資料館を見学し、ボールドウィン蒸気機関車を撮影します。
本物のSLボールドウィンで牽引する森林鉄道の復活が待ち遠しいです。

現在は、ディーゼルカーが客車(トロッコ列車)4両を牽引しています。

ヒノキ林の中を走るため、森林浴が楽しめます。
終点の丸山渡(まるやまど)停車場では、牽引車の移動のため、5分停車するのでそばの小川へ行くことができます。
これほど木の近くを走る列車は始めてです。
ヒノキをまじかに見ることができます。

森林鉄道の次は、散策コースを散策します。
散策コースは、全部で8コースあります。

まず、中立コースを散策します。
森林鉄道から道川に沿って丸葉橋を過ぎマムシ沢の川岸を歩きます。
澄み切った小川の岩場で一休みします。
小川の水は、深いところはエメラルドグリーンで神秘的な色です。
快晴の程よい気温の日にこの清らかな自然森林を散策でき気持ちいいです。
川石に腰掛けて読書をします。

散策コースは、人がほとんどいないのでクマにも遭遇するそうです。
コースのところどころにあるレールの切れ端を鉄クイで鳴らしてクマがこないように注意してください。
セラピー体験館には、ヒノキ5種類の葉が置いてあり、カジキガエルのおたまじゃくしもいます。

次に赤沢橋を渡って渓流コースを散策します。

最後に森林資料館でヒノキ5種類の木材の展示でその違いを把握します。
葉、樹皮と異なっています。

今回、赤沢自然休養林へ路線バスで向かったのは3人でした。
森林鉄道はガラガラかと思いきや、マイカーは30台ほどあり、観光バスもありと
赤沢自然休養林は、適度なにぎわいでした。
鉄道、路線バスなどの公共交通機関の利用が増え、交通の便が便利になることを期待します。

赤沢自然休養林は、山奥のため交通が不便ですが、 ヒノキの森林浴、森林鉄道乗車を目的に初夏から秋にお越しください。


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