個人旅行専門 KENJI Travel

国内、海外の個人旅行・2人旅について、便利で安価な旅を提供するKENJI Travel

あなたの旅をコーディネート

大阪高槻市 「今城大王の杜」前方後円墳の紹介

2014-09-16 23:26:15 | 古墳巡り
今回は、大阪北東部の高槻市にある古墳を紹介します。

JR摂津富田駅で下車し、北部へ徒歩30分ほどで「いましろ大王の杜(だいおうのもり)」に到着です。
バスの便もありますが本数が少ないので、徒歩がお奨めです。

「いましろ大王の杜」には、今城塚古墳があり、「今城塚古代歴史館」、「今城塚古墳公園」があります。

まず、古代歴史館から訪問します。

入場無料です。時々開催される特別展は有料です。

史跡今城塚古墳は、531年に没した第26代継体天皇の陵墓と考えられており、淀川流域で最大の前方後円墳です。
西向きの墳丘の周囲には二重の濠がめぐり、総長約350メートル・総幅約340メートルの大きさです。

今城塚古墳は、2004年から史跡公園として整備され、10年にわたる発掘調査の後、日本最大の家形埴輪や精緻な武人埴輪が発見され、古代体験ミュージアムとして2011年に開館しました。

常設展示室
3世紀から7世紀の「古墳時代の三島」をテーマにした常設展示。実物の埴輪(はにわ)や豊富な出土品を展示しています。


祭祀はにわ群 
発掘された断片を貼り合わせ復元しています。


家形石棺 
断片から明らかになった九州産の石材を使って実物大に復元。
中に大王の遺体がどのようにあったかを実物大で展示しています。


企画展示室
春と秋の特別展のほか、小中学生・家族向けの企画展など、テーマをしぼった企画展示をします。

体験学習室
ロウ石の勾玉(まがたま)づくりや、本物の土器片にふれられる体験学習などが楽しめます。

次に、今城塚古墳公園へ向かいます。
ここも無料です。

外堀の堤防に埴輪が多数配置されていて見事な景色です。


内堀では市民がキャッチボール、テントを張ってくつろいでいます。

実在の前方後円墳に入ることができます。
内堀に水は無く、古墳の中央部から登って入って行きます。

丘の上のような場所で後部へ向かって歩いて行きます。

古墳には、特に珍しいものはなく、ササの繁った道を歩いていきます。
古墳後方には、小さな広場が後部中央、後部西端にあります。

ここには、多数の埴輪が立っていた場所です。
次に、古墳前部へ向かいます。
前部の広場には、排水溝があったそうです。

次に、古墳から出て内堀を渡り、外堀の堤防から古墳全体を眺めます。

早大な古墳です。

最後に、今城塚古代歴史館に戻り、体験学習室で勾玉(まがたま)づくりを体験します。
300円で1.5時間ほどで勾玉(まがたま)を造ることができます。


スタッフが丁寧に指導してくれます。

古墳のなかに自由に入ることができ、公園として利用できる古墳は、この今城塚古墳のほかにありません。

鉄道下車後、3kmほど歩くため、少し遠いですが、感動します。
一度お立ち寄りください。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿