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奈良県 郡山市をめぐる旅

2014-09-11 00:02:35 | 城を巡る旅
奈良県 郡山市をめぐる旅

今回は、奈良県郡山市を散策します。

郡山市へは、JRまたは近鉄電車で行けます。
JRで行く場合、奈良で乗り換え関西本線で1つ目の駅が郡山駅です。
郡山駅で下車し、西へ向かって歩いていくと外堀緑地があります。
ここは、郡山城の外堀を緑地化したもので、江戸時代の雰囲気を出しています。
すぐ横には薬園八幡神社(やくおんはちまんじんじゃ)があり、参拝します。

この神社は、平城京の時代からある神社で、
東大寺領薬園荘の守り神とされています。
境内には「薬園」の名にふさわしく、「かりん」などの薬草が植えられています。

次に県道108号線を北へ右折し、紺屋川へ向かいます。
この川沿いには、江戸時代の街並みが残っています。

ここで川沿いに西に向かいます。
大和郡山は、金魚が名産で、金魚すくいの店が見えてきます。

近鉄の線路が見えてきます。
近鉄を渡らず北上すると郡山城公園があり、ここで一服します。

公園を歩いていくと踏切があり、近鉄の踏切を超えると郡山城が遠くに見えてきます。

まず大きな石垣があります。ここに鉄御門があった場所です。
ここで右折してしばらく堀に沿って歩いていくと、追手門があります。


ここから郡山城に入ります。無料です。

門のすぐ右手に城址会館があります。

 城址会館は、明治41年県立図書館として建てられました。木造建築物木造瓦葺き2階建ての明治建築の粋を集めた風格ある建物です。現在は、大和郡山市民会館になっており、市民が活用しています。

大和郡山城は、1580年に筒井順慶が築城しました。
豊臣秀長は、1585年に城主になり、その後、城主が変わり、
1724年に柳沢吉里が入城し、その後は柳沢氏が城主を務めました。
柳沢氏は、金魚や養蚕を持ち込み、郡山市を繁栄させました。
現在、大和郡山の金魚養殖は日本で最大の産地になっています。

郡山城は、1983年に梅林門、1984年にに追手隅櫓、1987年に追手向櫓がそれぞれ復元されています。

天守閣跡は、現在石垣修復工事と発掘調査のため入れません。
城跡散策道で内堀に沿って城を歩きます。
まず、馬場先門跡があります。


さらに進むと天守閣の石垣が見れるビューポイントがあるのでここで天守閣跡を写真に撮ります。
さらに進むと五拾間馬場跡があり、ここで休憩します。

さらに進み、中仕切門跡で一旦城を出て東に向かうと鳥居があり、竹林橋跡から城に再度入場します。

鳥居からしばらくすると柳澤神社があります。


柳澤神社は、本丸跡にあり、ここでは柳澤氏初代城主: 柳澤吉里の父「柳澤吉保」を祀っています。
参拝し、「柳沢文庫」へ向かいます。
柳沢文庫は、藩主の自筆の書跡をはじめ、書画など数万点以上にのぼる古文書類を収蔵しています。
残念ながらこの日は月曜日で休館日でした。

月曜日以外は公開されています。

城を出て、次に「やまと郡山城ホール」へ向かいます。
徒歩10分ほどで到着です。

やまと郡山城ホールは、2001年に建設された文化総合施設で、文化会館と武道場があります。
文化会館は、伝統ある大和郡山から、伝統を踏まえつつ新しい芸術を発信しています。
武道場は、武道を通じた心身の鍛練と健康育成のために、柔道場、剣道場、弓道場があります。

金魚で有名な大和郡山市では、全国金魚すくい選手権が毎年8月下旬に開催されます。
今年は8/23、24に市総合公園施設金魚スクエアで開催され、全国および海外から2000人ほどが参加します。


大和郡山城の改修は、2016年に完成します。
城は、2年後に訪れることをお薦めします。

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