今回は、早春の城下町を彩る奈良郡山市の「大和な雛まつり」でひな人形を鑑賞する旅を紹介します。
大阪からJR大和路線で奈良の郡山駅で下車します。
駅から西に向かって10分ほど歩いていくと旧川本邸に到着です。
「大和な雛まつり」は、4年前から開始され、今年で5回目です。
郡山市旧城下町一帯の寺社・町屋・店舗などの展示場所で雛人形を鑑賞できます。
2月20日(土)~3月6日(日)
開 催 場 所 大和郡山市 旧市街地周辺
2月下旬から3月上旬に大和郡山の旧市街地を中心に今も残る町家や商店街に様々な時代のお雛様が格子越しに見れます。
期間中は、盆梅展やコンサートなどのイベントも開催される。
普段は入れない古い町家の内部を住人の方たちが案内してます。
見どころは、下記です。
・旧川本邸:もと遊郭で木造三階建
・葉本邸:両替商の建物
旧川本邸では、階段に並べられた雛人形、流し雛人形などを見ることができかす。
階段に並べられた雛人形は、まず雛人形の数に驚きます。
雛人形も美しく見事です。
次に格子戸の前に並べられた雛人形は、格子戸とのコントラストが趣きがあります。
流し雛は、岩と川をあしらった川の上にイカダの上に雛人形を乗せ、川を下っている様子を表しており、風情があります。
次に葉本邸へ向かいます。
玄関から一歩入るとすぐに立派な屋形雛があります。
ここでは、葉本家の方が説明してくださいます。
こちらには、武士がいる家に武士の雛人形と姫の雛人形がいます。
郡山らしく金魚の雛人形もあります。
郡山市旧城下町一帯には、川本邸、葉本邸以外にも、寺社・町屋・店舗などに全部で134ケ所に雛人形を飾って展示しています。
登録有形文化財の町屋での展示やステンドグラスの雛の展示。
‟音のおもてなし”としてボランティアグループ‟雛祭り推進委員会”の企画により、
寺社・チャペルなどのどこかで郡山ゆかりのプロ・アマの演奏家によるミニコンサートや雛に関するいろいろな催しもあります。
ぜひ、大和郡山にお越しいただき、城下町、大和郡山の魅力を発見して下さい。
散歩しながら雛人形を鑑賞してください。
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