今回は、京都御所の東にある新島襄旧邸宅、京都市歴史資料館を紹介します。
京都駅から市バスに乗り、河原町丸太町で下車し、寺町通を北上します。
100mほどで新島襄旧邸宅に到着です。
ここには、同志社大学を創設した新島襄の明治時代の旧邸宅、博物館の新島会館があります。
どちらも無料で入場できます。
新島会館は、毎日公開ですが、旧邸宅は、下記のように公開が限定されています。
通常公開は、毎週 祝日以外の火・木・土曜日10:00-16:00に公開されています。
旧邸周囲から建物内部を見学するだけで建物内部には入場できません。
大学のイベントで公開されない日もあるため、新島新館事務所に事前確認して
から訪問してください。
特別公開は、大学の行事がある下記の日に開催され、旧邸周囲及び建物内部
(母屋1階と附属屋)に入場できます。
これからの特別公開 :
2016年11月13日(ホームカミングデー)、11月29日(創立記念日)
2017年3月20日~22日(卒業式)
まず、新島会館に入ります。
新島八重が主人公となったNHK大河ドラマ「八重の桜」は、3年も前の放送のため、新島会館/新島襄旧邸宅は空いています。
1階は、新島襄と妻 新島八重が同志社大学を設立した当時の歴史が写真で順番に説明されています。
その奥には、新島襄の肖像画、同志社の大学ラグビーでの活躍絵画などが
展示されています。
2階には、教会のような会場があり、集会などに使用されています。
会館で同志社大学の歴史を理解してから、旧邸宅に向かいます。
旧邸宅の外観は、コロニアルスタイルの洋風木造2階建てです。
この邸宅は、建物の外側にべランダをめぐらした構造の建物です。
1985年に京都市指定有形文化財にも指定されています。
1階の台所、応接間、茶室、書斎、風呂、トイレが見れます。
2階は、残念ながら見れません。
明治時代始めの家ですが、外部は現代でも通用するオシャレな邸宅です。
内部は、応接間と書斎は豪華ですが、全体は質実剛健なたたずまいです。
新島八重が背が高かったため台所の流しは高く設定されています。
新島旧邸宅/新館の敷地の寺町通側には石碑もあります。
次に寺町通を20mほど北上して京都市歴史資料館に向かいます。
この資料館は、無料で利用できます。
まず、1階の資料展示室から入場します。
ここでは、京都の歴史を古文書、絵画などで展示説明しています。
展示室の奥にはビデオも鑑賞できます。
2階は、図書館になっていて京都の歴史書を多数保管しています。
新島襄旧邸宅を訪れ、明治維新の日本人の教育への熱意を味わってください。
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